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鬼蜘蛛の網の片隅から › 新型コロナウイルス

2023年09月04日

新型コロナワクチン後遺症患者の会と民主的組織運営について

 「新型コロナワクチン後遺症患者の会」(以下、「患者の会」と言う)という組織がある。ワクチン薬害被害者による組織だが、関わっているのは患者だけではない。「地方患者の会」というのがあり、サポーターも募集している(ただし、このブログを書いた時点では募集を停止している)。

 2021年の末に設立されたようだが、2023年7月24日に記者会見を行っている。この記者会見の司会はジャーナリストの鳥集徹氏が務めている。また、鳥集氏はこの会に設立当初から関わっていると言われている。

 この会の目的は「・ワクチン後遺症の治療方法が確立されていない現状の改善を求めます。・ワクチン後遺症に伴う社会的補償、治療費等の救済を求めます。」とのことで、ワクチン接種の中止は謳っていない。

 さて、この患者の会を巡っては、会員の活動の制限が行われているのではないかという疑問が投げかけられた。はじめにこの件について取り上げたのは、医療統計情報通信研究所の藤川賢治さんだ。藤川さんは、この会のルールについて情報を得たためサポーター登録をしようとしたところ、ルールが表示されたという。ルールは以下。




 藤川さんは8月3日この事実をX(Twitter)で取り上げたところ、多くの人から疑問の声が上がった。これに対し、患者の会は8月8日に公式Xで「当会サポーター及び会員において、発足当初より個人の思想・活動に制限はございません。『患者の会』を名乗る場合には、団体としての方針に沿っていただけるように規約を設けております。今回、その規約に誤解を招く表現があり『個人の活動は自由』な旨について表記しました」との見解を表明した。

 「お願い(ルール)」と「規約」の関係がよく分からないし、会員とサポーターでルールや規約が同じかどうかも分からない。「患者の会」の見解には個人的には疑問が残るものの、とりあえずルールに問題があったことを認めたと理解した。上記画像のようなルールがあるのなら憲法の「思想・良心の自由」に抵触しかねないわけで、あってはならないことだと思う。

 このルール問題はこれで収まったかのように見えた。ところが、コロナワクチンの薬害被害者で「患者の会」の役員経験者(のちに辞任)であるガーベラさんが、8月29日にXで患者の会についての告発に踏み切った。ガーベラさんは、患者の会の個人の活動は制限していないという発信は嘘だと指摘している。告発の要旨は以下だ。

・幹部として東海(地方患者会のことと思われる)のオプチャ(オープンチャット)の管理を任されたが、数日で管理を外され患者会の管理となった。これによって、発言の制限が厳しくなった。このように行動を制限されたので幹部を降りた。
・幹部を降りてからもツイートの削除を迫られ自由にツイートできなかった。
・名古屋でのシンポジウムの際に、発言内容を指示されて自由な発言ができなかった。

 この告発に関し、患者の会や代表は公式Xなどで見解を明らかにしていない(9月4日現在)。患者の会側は、広報担当者がXで対応したが、ガーベラさんの個々の指摘に対して会の見解を表明するものではなく、患者の会の運営陣の主張とガーベラさんの主張が真逆に近いという回答だった。こうした対応にも批判があり、のちに広報担当者はアカウントを削除した。

 その後、9月4日になって、新たな告発者が現れた。その方は、患者の会にアドバイス側として参加したとのこと。その方によると、代表に不審な動きがあり、同調できないことや疑念があった。許容内容があまりにおかしいために代表に伝えた。しかし無駄だと思い離れたとのこと。代表が独善的であったとの告白だ。(9月7日注:この発言をした方は有志看護師の会にも関わっており、ここで言う代表が患者の会の代表のことなのか、有志看護師の会の代表のことなのか、記憶が錯綜しているとのこと。ただし、どちらの組織も似たような体質であったと記している)

 私は、民主的な組織運営体制になっていないことが、このような告発につながったのではないかと推測している。そこで、以下に組織運営について私見を述べたい。

 先にも引用したとおり、患者の会では「『患者の会』を名乗る場合には、団体としての方針に沿っていただけるように規約を設けております」とのことだ。この規約が曖昧ないしは分かりにくいために役員と会員の間で理解に食い違いが生じているのかもしれない。

 例えば、会員が薬害に関する学習会などを企画した際に、役員会に諮らずに「患者の会主催」としてしまうのはもちろん不適切だ。しかし、個人の活動は自由なのだから、個人として学習会を企画するのなら何ら問題はないし、それを役員に報告する義務もないと思う。またその学習会で自分が患者の会の会員であるという話をしても何ら問題はないと思う。

 別の例として、薬害に関する集会やシンポジウムなどに発言者として参加する場合のことを考えてみたい。その場合、主催者から会の事務局に参加依頼の連絡があるだろう。参加するかどうかを役員会に諮り、代表や役員が「会を代表する者」という立場で集会に出席して発言するのは何ら問題ない。しかし、役員や会員が役員会に諮らずに勝手に会の代表という立場で集会やシンポジウムに参加し発言をするのは不適切だ。ただ、「会」への依頼であれば、そんなことが起きるというのは考えにくい。

 こんなことはルールとして規定しなくても分かりそうなものだけれど、「患者の会を名乗る」ということについて役員と会員の間で認識の相違が生じているのなら、ルールで具体的に明文化すれば解決する話だろう。

 お二人の告発者の指摘からは、それ以外のことにおいても独裁的な運営がなされている可能性があると感じた。とすると、これは組織運営そのものに何等かの問題があるのかもしれない。

 組織といってもいろいろだが、民主的運営をしている組織の大半は規約があり、会の目的、組織体制や役員の選出方法、任期、活動方針などについて定めている。そして組織の最高意思決定機関は会員全員を対象とした総会である(ただし組織が巨大な場合は総代会などがそれに代わることがある)。

 もちろん設立時は初めに集まった人達で規約や役員、活動方針などを決めることになるが、その後は総会に諮って役員や活動内容などを決めていくことになる。規約の改正なども総会に諮られる。そして、役員はそこで決められた活動内容に従って会の運営にあたることになる。役員が会員より上で、何でも自由に決められるわけではない。役員同士で意見の相違があるのなら、役員会で話し合って解決することになる。

 こうした体制をとっていれば、もし役員が不適切な行動をとれば責任を問われることになるし、交代を求められるかもしれない。民主的な組織体制をとっておらず、役員が独裁的であれば、会員から不満の声が寄せられ、それでも改善されなければ告発に発展することもありうる。こういうトラブルを防ぐためにも、民主的な組織体制をつくっておくことが何よりも大事だと思うし、それができていないのなら危機管理意識がないとしか言いようがない。

 患者の会の規約が分からないので(ホームページの規約のページは部外者は閲覧できない)組織体制や運営がどのように行われているのか分からないが、もし民主的な組織になっていないのであれば、早急に改善をする必要があると思う。

 最後に一言。今回のコロナ騒動で明らかになったが、ワクチンや医薬品などには巨大な利権が絡んでいる。そして製薬会社はこれから様々なmRNA製剤を開発、販売しようという流れになっているようだ。医薬品が収益につながる医療業界や、薬害の責任追及をされたくない国や製薬会社にとって、被害者組織は何とかして口を封じたい対象に違いない。被害者組織がサポーター制度を設け外部の者が入り込める体制をとっていると、mRNA推進側が容易に入り込むことができるし、すでに入り込んでしまっている可能性すらある。推進側の人が会の役員に取り入って懐柔することで、無過失補償制度の創設など自分達に有利になるように誘導する可能性もある。サポーター制度を設けたり外部の者を安易に協力者に起用するというのは、危機管理意識が欠落しているとしか思えない。また、明確にワクチン中止を謳わない組織は、国や推進側にとって極めて好都合だろう。推進派に利用されるような組織になってしまえば、他の薬害被害者組織からも敬遠されることになると思う。これは極めて重大なことなので、警鐘を鳴らしておきたい。

 患者の会の方たちは体調が悪い中で頑張っているのだから批判は控えろという意見もある。確かに体調不良のなかで活動をするのは大変なことは分かる。しかし、組織体制の問題は会の信用や存続にも関わってくる話であり、場合によっては無過失補償制度の設立などに利用されかねず、そうなれば患者の会だけの問題では済まなくなる。体調を理由に看過することにはならないと私は考えている。

 推進側に利用されることのないようしっかりとした組織づくりをしてほしいと思っている。

 なお、本記事で引用あるいは要旨として紹介した発言については、当事者に対する配慮からリンクはさせていない。ただし、スクリーンショットは保存している。事実と異なることなどがあれば、ご指摘いただきたい。


【9月8日追記】
 患者の会がガーベラさんの告発の件で公式見解を公表した。

SNS上で発信された当会に関する情報につきまして

 この見解を読んだガーベラさんは、Xで以下の投稿をした。

酷い…最低だ。
自分達がしたことは一切認めず、謝罪の言葉すらない。
全て私が悪いことになっている。
都合の悪いことに対しては説明すらない。
自分達がしたことは正しいこと。多くの人を暴言で傷つけておいて…
本当に悔しい。
これをほとんどの人が信じるのだと思うと、組織の恐ろしさが分かる


 ガーベラさんは、この見解に全く納得していないことが分かる。したがって、第三者である私は患者の会の見解をそのまま受け入れることはできない。この見解を読んでの感想を記しておきたい。

 冒頭に「Tさんのアカウントが誹謗中傷と共に晒され、集中的な非難が浴びせられることとなりました」とある。Tさんへの質問や批判的意見はあったが、私は誹謗中傷や集中的な非難があったとの認識はない。本当にそんなことがあったのだろうか? もちろん批判と誹謗中傷は違う。

 「相互の価値観の違いが認識の違いに繋がっていることをご理解頂き、元運営当人への非難は決して行わないでください。」とのことだ。そういう考えなら、なぜ代表や公式アカウントが直ぐにガーベラさんへの批判をしないよう注意喚起しなかったのだろう? 公式見解を待たなくてもできたはずだ。この告知があまりに遅いことで、ガーベラさんはすでに相当傷つけられてしまった。

 もう一点。価値観の違いや認識の違いがあったということなら、まずは役員が話し合うことで解決できたのではなかろうか? それがなかったためガーベラさんは告発に至ったのではないかと私は思っている。今回の見解の中にも、十分話し合いをしたという説明は一切ない。ここに問題があったのではないかと思えてならない。また、患者会のメンバーとスペースをすることが患者会の企画ととられることを懸念したのであれば、患者会の企画ではない旨発言してもらうことで済む話だと思う。

 また、「旧運営に関しましては、今後当会との関与をお断り申し上げます」とまで書いている。対話もせず一方的に「当会との関与をお断り申し上げます」という発言には驚愕する。



  


Posted by 松田まゆみ at 21:43Comments(0)政治・社会新型コロナウイルス

2023年08月26日

騙された者の責任

 コロナ騒動が始まってから3年半以上が、日本でワクチン接種が始まってから2年半以上が過ぎた。もはやこのワクチンなる名称の薬物が史上最悪の薬害を生じさせていることは疑いようがない。はっきり言っておきたい。mRNAコロナワクチンは人口を抑制するための生物兵器だ。だからこそ、打った国では超過死亡が増加し出生率が低下している。そして、打ってから体調不良を訴える人が続出している。なぜこんなことになっているのかと言えば、多くの人が騙されたからだ。加害者はワクチンに懐疑的な者を「反ワクチン」と揶揄し、「陰謀論はデマだから信じるな」と喧伝して騙したのだ。

 政府や行政が打つように勧めたから、かかりつけ医などの医師に勧められたから、マスコミが打ったほうがメリットが大きいと報道したから、職場で半ば強制されたから・・・そんな声が聞こえてきそうだ。しかし、ろくに治験もしておらず中長期的なリスクも分からない新薬を推奨すること自体が間違っている。しかも、日本ではコロナによる死者が非常に少なく恐ろしい感染症ではなかったし、イベルメクチンなどの既存薬が有効だった。つまり、打った人達は「騙された」のだ。

 無知ゆえに推奨して結果として薬害に加担した医師や著名人もいるだろうけれど、収入が増えるとばかりに接種した医師も多いだろう。医師会は、利権がらみで推奨したのではないかと思う。厚労省などは恐らくある程度の危険性は把握していただろう。製薬会社と国との契約に、製薬会社は健康被害に一切責任を持たないなどという事項があると言われているが、その時点でおかしいと警戒しなければならない。そして、製薬会社を巻き込んでこんな毒薬の接種を勧めてきた大元は世界経済フォーラムなどに集う人達だ。これは壮大な詐欺であり謀略だ。

 騙された者より騙した方が圧倒的に悪いというのはその通りだとしても、では騙された者には責任はないのだろうか? 私は決してそうは思わない。

 打たなかった人というのは様々で、高学歴の人もいればそうではない人もいる。決して知能や知識などの問題ではない。医療従事者でも打った人は多いから、医学的知識の差でもない。打たない選択をした人はどこかでおかしさを感じたから打たなかったのだ。最初の頃は恐ろしい伝染病が流行り始めたということで恐怖を感じるのは致し方ない。しかし、冷静に物事を見られる人なら、途中から尋常ならざる不可解さを感じたはずだ。

 多くの庶民にとっては聞いたこともないPCR検査が世界中で一斉に始まった。そして、症状がなくても検査で陽性になっただけで「感染」とされ、死亡時に陽性なら事故死であってもコロナ死とカウントされた。毎日陽性者数と死者数を報じるサイトが直ぐに立ち上がった。マスコミも毎日陽性者数と死者数を報じて不安を掻き立てた。そして、1年足らずでワクチンができ、国民に接種券が郵送されて打つように誘導された。接種券にはワクチンのロット番号まで記入されるようになっている。こんなことは今までなかった。さらに、「ワクチン・検査パッケージ」なる差別政策まで登場した。いわゆるワクチンパスポートは世界各国で適用された。そして死者がでようが薬害被害者が増えようが中止しようとしない。これらの一連の流れは、あたかも初めからすべて予定されていたかのように見える・・・。

 こうした動きに疑問を持った人達は、ネットで情報収集をした。そして一般の人でも情報収集し学ぶことで「おかしい」と悟ることができた。大半の人がネット環境にあるにも関わらず、それをせずにマスコミに煽られ打ってしまったのなら、打ってしまった人にも責任がある。

 しかも、日本ではワクチン接種は強制ではなかった。職場で打つように圧力をかけられた人もいただろうけれど、無理やり接種会場に連れていかれ、強引に同意書に署名させられたわけではない。最終的な判断は本人がしたはずだ。厳しいようだけれど、打った人の選択責任も確かにある。

 私たちは騙されたのだ。だから、まずそういう認識をしなければならない。そして、それと同時に騙された者の責任を果たさなければならないと思う。

 もちろん、騙された者の責任とは、こんな毒薬の接種を中止させ、これ以上の被害者を出さないように動くことだ。そして、二度と騙されないように主体性を持ち、恐怖に支配されないこと。まずは意思表示をし、まわりの人に危険性を伝える。医者なら打つのを止める。薬害被害者なら加害者を提訴することもできる。立場は違っても、一人ひとりできることがあるはずだ。

 海外ではすでに大多数の人がこのワクチンのおかしさに気づき、追加接種を拒否するようになっている。高齢者や医療従事者に6回も打たせ、さらに成人全員を対象に打たせようなどという国は日本しかない。ところが、多くの日本人はそんなことすら知らない。井の中の蛙だ。

 たとえ9月20日からの接種そのものを止めることができなくても、おかしさに気づいた人が声をあげることで、打つ人を減らすことはできる。

 そして、私は打たなかった人にも責任の一端はあると思っている。世界経済フォーラムに集うような人達、つまりお金と権力によって人々に毒薬を打たせたり、人々を管理・支配できるなどという思い上がった人間を作り出したのは、資本主義に他ならない。極端な富の偏在を作るシステムが資本主義であり、この壮大な詐欺を計画した大富豪を生み出したのは資本主義だ。その資本主義を支持あるいは容認してきた人達全員に責任があると思っている。つまり、接種・非接種に関係なく、経済成長と利便性を追い求めた私たち全員に責任がある。

  

Posted by 松田まゆみ at 17:07Comments(0)政治・社会新型コロナウイルス

2023年08月24日

二つの大罪

 政府はとうとう福島第一原発の汚染処理水を海に放出するようだ。海に汚染水を流すなどというのは決してやってはいけないことだが、漁業者や国民の反対を押し切って進めるらしい。

 先の記事でも触れたが、福島第一原発の港湾内外では今でも高濃度汚染された魚が採れている。その情報源が思い出せないでいたのだが、おしどりマコさんのサイトに詳しく書かれていた。

「ALPS処理水」海洋投棄に関係なく、現在進行形の福島県沖の魚のセシウム汚染を東電も国も解決できず

 最後のまとめの部分を引用しておきたい。

港湾内の魚のセシウム汚染、港湾外の魚のセシウム汚染は、ここ数年になぜか増加している。
しかし、その原因は解明されておらず、対策も不十分である。
「ALPS処理水」海洋投棄の前に、ここ数年続いている魚のセシウム汚染を解明し、
対策を取るべきではないだろうか?
それも出来ずして、「ALPS処理水」をコントロールしながら海洋投棄することは、
国や東京電力の能力的に可能なのだろうか?
また何か問題があってもなかなか公表されなかったり、うっかり失敗してしまったり、
という「いつもの」東京電力の対応が予想されるばかりである。


 恐らく今も福島第一原発からは汚染水が海に垂れ流しになっているのだ。そのコントロールすらできない状態で、さらに汚染水を海に流すという。そして、東京電力は、具体的な放出計画が策定できていないと認めている。つまり、どれくらいの量をいつまで流し続けるのかも分からない。とんでもない話だ。

 原子力資料情報室も、抗議の生命を公表した。

政府の汚染水放出決定に断固として抗議する

 福島第一原発の事故では大量の放射性物質が大気中に放出された。福島第一原発は太平洋側にあるので、その放射性物質の大半は偏西風に運ばれ海側に流れたのだ。このために内陸の汚染はチェルノブイリほどにはならなかったが(とはいえ、内陸も汚染された)、海を大量の放射性物質で汚染してしまった。その後、溶けた核燃料を冷却するために汚染水問題が発生した。ALPSで処理した水をタンクに溜め込んでいると言うものの、原発から発生する汚染水の一部は恐らく今も港湾内外に流れ出ている。そしてさらに汚染水を放出するという。

 生命の源である海を放射性物質で汚染するというのは、取り返しのつかない愚行だし、それがどれだけ罪深いのか、政府も東電もまるで分っていないようだ。こんなことは絶対に容認できない。

 さて、タイトルに二つの大罪と書いたが、もう一つの愚行は9月20日から始まるというXBB対応型のコロナワクチンだ。これについて村上康文氏が動画で警告を発している。

村上康文(東京理科大名誉教授)XBB対応型ワクチンは打ってはいけない

 このワクチンは人での臨床試験が行われていない。そして、既接種者が打つと抗原原罪で武漢蛾型抗体が誘導され、XBB変異型に対する中和抗体は誤差範囲で全く効果は期待できない。さらに既存抗体が中和できないためにフルに毒性を発揮するスパイクタンパクが全身にばらまかれるという。何度も打っている人にとっては、コロナに罹るだけで命が危うくなりかねない。

 コロナワクチンですでに史上最悪の薬害が発生しているが、XBB型を打てばさらに薬害が増え死者も増えるだろう。決して打ってはいけない。こんなものを打たせようとしている政府は、製薬会社の言いなりになり国民を実験台にしている。

 汚染水の海洋放出も、コロナワクチンも国民のことなど何一つ考えていない。というより国民を犠牲にしようとしている。平気でこんなことをする政府には、怒りしかない。そしてワクチン問題は野党も消極的だ。この国はすっかりおかしくなってしまった。

  

2023年07月30日

日本の医療の闇

 「日本の医療はどうもおかしい」ということは前からうすうす感じていたが、はっきりそう気づいたのは十数年前のことだったと思う。

 何がおかしいのかと言うと、医療機関に行くとすぐに薬を出すこと。私はインフルエンザで医療機関に行ったことがないが、それは寝ていれば治るから。しかし、冬に医療機関に行くとインフルエンザの患者で溢れていて、解熱剤やら風邪薬やらを処方されている。熱は体が病原体と闘っているわけだから薬で下げてはいけないはずなのに、なぜ解熱剤を出すのだろう? 風邪の特効薬はなく症状を少し緩和するだけなのに、なぜすぐに薬を出すのだろう? 素人ながらずっとそれを不思議に思っていた。北欧などではインフルエンザで病院に行く人はいないというが、当然だと思う。日本のインフル治療はどう考えてもおかしい。

 医療機関で行っている検査も疑問だらけだ(もちろん必要な検査はあるが)。尿路結石になった時、医師から「年に一度は腎臓のCT検査を受けるように」と言われた。しかし、CTを受けたところで結石がなくなるわけでもないし、被曝するだけで何の意味もない。身内が脳梗塞になったときも、定期的にMRIを撮るようにと言われた。これも同じで、電磁波を浴びるだけで何の意味もない。医師がこれらの検査をするように勧めるのは、検査で稼ぐのが目的だろうとピンときた。高額な検査機器を購入した以上、どんどん使って元を取らねばならない。

 日本は「検診」がとても盛んだ。学校や企業では毎年健康診断があるが、あれはどれほど意味があるのだろうか?とずっと思っていた。そもそも健康管理など基本的に個人が行うものではないか? 主婦や高齢者にも、自治体からひっきりなしに「検診」のお知らせがくる。しかし、網野皓之医師の「なぜ、村は集団検診をやめたか」という本を読んで、集団検診が意味がないことを知った。近藤誠医師も検診は否定していた。意味がないのに検診を推奨するというのは、「検診」が儲かるからに違いない。

 そして、医療に対する不信感の極めつけは今回のコロナ騒動。医療に関して全くの素人である私でも、治験の終わっていないワクチン、しかも全く新しいタイプで動物実験で成功していないmRNAワクチンを医師が当たり前のように勧めることに驚愕した。風邪にはワクチンはできないとずっと言われていたのに、なぜ医師がそんなに安易に得体のしれないワクチンを勧めるのか? そして、感染防止にもならず(逆に感染を拡大させる)死者や薬害を増やし続けているということが分かってきた今も、大半の医師がそれを認めようとしない。

 医師会もコロナワクチンには諸手を上げて賛成だった。産婦人科学会は妊婦への接種を推奨していた。日本小児科学会も子どもへの接種を推奨していた。医学系の学会が軒並み推奨したことで、「医者の言うことだから間違いないだろう」と接種を決めた人も多かったと思う。あまりの無責任さに、開いた口が塞がらなかった。

 結局、医師はどこを向いているかといえば、学会や製薬会社であり、お金儲けだ。ワクチン接種のバイトはかなり高額だったようで、コロナワクチンで大儲けした医師や看護師、医療機関はかなりいるだろう。日本の医療は、患者の利益のためにあるというより、医師や製薬会社の利益のためにあると言っても過言ではないと思った。もちろん、そうではない誠実な医師もいるけれど、そのような人達は圧倒的に少数者だ。

 コロナ騒動を体験して、日本の医療というのは科学ではなく、政治も絡んだ医者や製薬会社の利権の世界であり、患者の方を見ていない医師が大多数だと思い知った。

 考えてみれば、医療機関というのは患者がいるからこそ成り立っている。だから、医療機関が潤うことに飛びつくのは当たり前なのかもしれない。場合によっては意図的に患者をつくりだすことだってやりかねない。

 ただ、医療機関だけが悪いわけではなく、日本の医療制度の問題もある。宇沢弘文氏は「社会的共通資本」で指摘しているが、日本の保険点数制度では技術料に関する点数が極端に低くなっており、検査や投薬などで不足分を補うことになる。そのために、必要のない投薬や検査まで行われるのだろう。やはり医療は市場原理にゆだねるのではなく、社会的共通資本として管理・維持すべきだと思う。

 結局、医師の多くは医薬品や検査の害には目をつむり、学会の主張を鵜呑みにし、お金になることに飛びついてしまうということなのだろう。医療制度の改善も必要だけれど、私たち一人ひとりが詐欺的医療に騙されないよう賢くならなければならない。

 では、私たちは健康を保つためにどうしたらいいのか? できる限り、薬や医療機関を遠ざける方がいいし、そのためにはやはり日々健康な生活(良質な食事や睡眠や運動)を心掛けることだと思う。そして、何よりも大事なのは、ストレスをためないでポジティブに生きること。過去のことに拘らず、分かりもしない未来のことで不安になるのでもなく、今を楽しく生きることだと思う。それでも病気になってしまったら、医師まかせにするのではなく、自分でどうすべきかを考え決断することも必要だ。自分の命なのだから。

 最後に、ワクチンに関して言えば、さまざまな体調不良や発達障害の原因になっているのではないかという疑念が持たれている。近年、子どもたちに打つワクチンの種類は急増している。しかし、ワクチンにはアジュバンドが入っていて免疫に影響を与える可能性があるという。打って何十年も経ってから、こんなことが分かってくるというのも恐ろしい。こうなると、ワクチンは本当に必要なのか?と考えざるを得ない。以下参照。

ASIA (mbiさんのブログ)

 人は長い進化の歴史の中で免疫を獲得してきた。自分の免疫に勝るものはないのかもしれない。ところが、コロナワクチンはその大事な免疫を破壊してしまうことが分かっている。人の生み出した科学技術などは自然に獲得した免疫に及ばないどころか、害を及ぼしかねない。人は自然の摂理に対してもっと謙虚にならなければならないだろう。
  

Posted by 松田まゆみ at 16:38Comments(0)政治・社会新型コロナウイルス

2023年07月08日

陰謀説支持・不支持での対立を憂える

【今日のツイートから】

 新聞に「子供のワクチン接種を見直す」意見広告を出した「株式会社ゆうネット」が、監修者である井上正康さんに対する見解を公表した。要は、井上さんの「陰謀論」と受け取れる言説が根拠のないものであり、「ゆうネット」および代表の堤さんは一切与しないという見解だ。https://jcovid.net/20230706report/

 井上さんのことに関しては全国有志医師の会でも議論になったようだが、どんな議論が交わされたのかは公表されていない。井上さんの主張への賛否は措いておくとして、まず、このような見解をきちんと公表したことは評価したい。噂で批判や誹謗中傷などが飛び交うのは望ましくないからだ。

 私は堤さんとは意見が異なり、コロナ騒動はワクチンを打たせるために意図的につくられたものであり、背景には地球上の人口を減らす目的があるという説を支持している。私は以前はいわゆる陰謀論は懐疑的で距離を置いていたが、コロナ騒動以降は考えを変えた。これは井上さんも同じだと思う。

 それにしても、「陰謀論」の根拠を示せというのはあまりにも無理筋な主張だと思う。私は、今回のコロナ騒動には洗脳手法が使われていると考えている。カルト宗教でも洗脳が用いられるが、外部の人はそれを見抜くことができる。カルト宗教に勧誘され洗脳されてしまうのは、一部の人たちだからだ。

 しかし、今回のコロナ騒動での洗脳は、マスコミを利用して世界中の人に対してなされた。だから「外部」から見るということが難しい。いわば、世界中の人がカルト宗教に勧誘され洗脳された状態だと言ってもいいだろう。ナチスに洗脳された人達が簡単には覚めなかったように、自覚ができないのだ。

 世界中の人を洗脳する巧みな計画を、一般の人がどうやって立証しろというのだろう? 状況証拠から総合的に判断するしかないのではなかろうか。私が計画的だと考えるのは、今回の騒動を俯瞰的に見たら、何らかの大きな力が働いていると考えなければ説明できないことが多々起きているからだ。

 例えば、子宮頸がんワクチンは重篤な副反応が多発したために国が推奨を取りやめた。これまでなら、何人も死者が出たような医薬品は中止に追い込まれた。しかし史上最悪の薬害をもたらしているmRNAワクチンは中止にならない。この異常事態は、国を越えた大きな力が働いていると考えるしかない。

 1992年にブラジルのリオデジャネイロで開催された地球サミットで「アジェンダ21」が採択されている。表向きには、「持続可能な開発のための目標と行動計画」だが、この計画には「人口削減をもくろむガイドラインも含まれている」という。https://tocana.jp/2017/03/post_12616_entry.html

 その目標は「2030年までに人口の95%の削減」と言われている。そして緊急使用許可だけで世界中で打たれたワクチンは史上最悪の薬害をもたらし、各国で超過死亡が増加している。さらに自己増殖型mRNAワクチンの開発が始まっている。非接種者まで接種者と同様にさせることが目的だとしか思えない。

 日本を除く多くの国では、もうコロナワクチンなどほとんど打ってはいない。今の接種率では2030年までに人口の95%を削減という目標達成は難しいだろう。だからこそ、自己増殖型ワクチンを開発しているのではなかろうか? ワクチンの目的が人口削減ならば、辻褄が合う。

 世界経済フォーラムの提唱するグレートリセットは「アジェンダ21」に基づいていると言えるだろう。これを「妄想だ」と言うなら、根拠は何なんだろう? 今回の世界で一斉に起きている薬害や不可解な動きは、堤さんの言うように、資本主義の利益追求や利権構造だけで説明できるものでは決してない。

 陰謀とはいっても、この計画を進めている人達は決して自分が悪いことをしているとは思っていない。彼らは、地球を守るという目的のもとに「正義」として人口削減計画を進めている。そして、それだけではなく、残った人達の徹底的な管理や支配を目論んでいるのだろう。それがグレートリセットだ。

 人口削減説を「陰謀論」だと一刀両断する人が大多数なことは分かっている。しかし、私は陰謀を支持するかしないかで人々が対立することをとても懸念している。陰謀を否定するのは自由だけれど、陰謀説も一つの考え方として尊重すべきではないか? 人は洗脳から目覚め考えを変えることがあるのだから。

 人口削減説が事実であった場合、陰謀説を否定した人達は後に自分の誤りを認めざるを得ないだろう。そういう可能性を考えれば、陰謀説を唱える人を否定してはいけない。ナチスに洗脳された人達は、自分が洗脳されていることに気づいていなかった。洗脳されている人には陰謀かどうかの判断ができない。

 全国有志医師の会のメンバーにも、陰謀説を支持する人としない人がいるだろう。しかし、陰謀説を支持する人を頭から否定したり、信用できないなどと決めつけたり、自分たちの運動の脚を引っ張ると考える人がいるのなら、とても残念だ。

 人は簡単に洗脳されるが、他方で洗脳から目覚めたり考えを変えることもできるのだから、陰謀説を支持するか否かで対立すべきではない。「陰謀論」だと一蹴する人は、是非、苫米地英人さんの「超国家権力の正体」を読んで欲しい。この本で考えが変わる人もいるに違いない。


  
タグ :陰謀論


Posted by 松田まゆみ at 16:23Comments(0)政治・社会新型コロナウイルス

2023年06月26日

世界経済フォーラムに警鐘を鳴らす「超国家権力の正体」

 苫米地英人著「超国家権力の正体 グレートリセットとは何か?」(ビジネス社)を読み終えた。発売前からベストセラー1位になっていた本であり、そのタイトルから多くの人が関心を寄せていたことが分かる。

 本書の帯には「ワクチン死、昆虫食、SDGsの大ウソ!」と大きく書かれているので、ワクチンや昆虫食などの背後にある超国家権力について解説した本だと思う人もいるかもしれないが、大半は超国家権力の歴史を読み解く内容になっている。1600年代初めのオランダ東インド会社によるインド洋での略奪と殺戮の歴史、戦国時代に日本にやってきた宣教師の狙い、奴隷資本主義、銀をめぐる争いなどの歴史を辿り、最後に現代の超国家権力である世界経済フォーラムの提唱するグレートリセットに言及している。グローバリストの歴史を辿ることで、世界経済フォーラムという超国家権力が何を目論み何を行おうとしているのか示唆し警鐘を鳴らす。本書を読み進めていけば、権力者というものがいかに支配的で残忍であったか、資本主義がいかに強欲なのか、宗教とは何なのかを思い知らされる。

 ワクチンや昆虫食、SDGsなどについては多くは語っていない。しかし、多くの人が陰謀論だと言っている人口削減も、こうしたグローバリストの歴史から見るなら何ら不思議ではない。世界経済フォーラムは、単なる企業の集合体に過ぎない。しかし、そのような組織がワクチン、昆虫食、SDGsを推奨し、ダボス会議に各国のリーダーを集めて自分達の「アジェンダ(実現目標)を押し付けている。そして各国政府はそれを自国の政策に反映させるという異様な事態になっている。この現実こそ、グローバル企業や世界の超富裕層(=超国家権力)が強大な力を持ち、世界中の国々を支配しようとしていることを示している。

 しかし、世界経済フォーラムの本当の目的に気づいている人はごく一部にすぎない。大半の国民はマスコミ等の洗脳によってそれに気づくこともなく、これらのアジェンダを疑問も持たず受け入れている。なぜ、世界経済フォーラムなどという組織がそれほどにまで強い力を持つようになったのか? なぜ、倫理のかけらもない非道な行為ができるのか? それは歴史を振り返ることで見えてくる。

 苫米地氏は、いわゆるディープステートなどといわれる勢力が世界を牛耳り、私利私欲のために世界の富をむさぼっている、という言説を否定し、お金のためというよりも神に忠誠を誓った人達が、善意でやっているという立場をとる。

 彼らが善意でこのようなことをやっているという見方については私も同意見だ。本書には地球温暖化のことは触れられていないが、私は人口削減の目的は、化石燃料を延命させつつ温暖化の進行を食い止めることや人口増による将来の食糧難回避があるのではないかと推測している(これについては「グレート・リセットと地球温暖化否定論」という記事で言及している)。ただ、世界経済フォーラムがアジェンダ達成のために温暖化を利用しているというのはその通りだと思う。人口を大幅に減らし人々に質素な生活を押し付けることができれば、これらの問題は大きく改善するだろう。そんなアジェンダを進めるためには、人々をコントロールして従わせなければならない。だからこそ、徹底した支配や管理のシステムを考えているのではなかろうか? 地球と人類のために自分達が世界の支配者となることこそ必要なのだと確信し、この馬鹿げたアジェンダを実行に移したのではないかと思えてならない。

 一般の人達にとっては人々を騙して医薬品で人口を減らそうなどというのは狂気であり許しがたい犯罪だ。だから、善良な人ほどそんなことはあり得ず陰謀論にすぎないと考えてしまう。しかし、西洋のグローバリストの歴史は、略奪と殺戮と支配の歴史でもある。そして略奪も殺戮も支配も、神が認めさえすれば罪ではなく「善」になってしまう。非人道的な残虐行為をも正当化してしまう神や宗教とは、いったい何なのだろう?

 ここで思い出したのは、中村篤史医師の以下のブログ記事だ。

J.ロスチャイルドからのメッセージ

 この記事には、ジェイコブ・ロスチャイルドの名で書き込まれたコメントが紹介されている。ロスチャイルド家といえば、大富豪であり各国の政治家や王室とも強い関わりを持つ家系だ。少し長いが、是非読んでいただきたい。以下に一部を引用する。

「このコロナ騒動は世界の財政、資源、生産、消費、汚染、過剰人口を管理/規制するためのものである。」

「巨大な権力と富を手に入れると、多くのものを支配下に置くことになる。この支配によって、自らの利益を保ち、また、拡大するわけだ。しかしこの支配を維持するには、とてつもなく重い責任が伴う。先ほど言ったように、環境汚染、紛争、搾取、人口過剰など、果てしなく続く解決困難な問題に対し、様々な決断をしなくてはならない。ジャック・アタリは、新世界秩序プロジェクトの忠実な弟子だ。このプロジェクトは、世界政府によって多くの物事を地球規模で支配することを目標にしている。その手段には、平等のための物質的平準化と世界人口の激減がどうしても必要となる。」

「あなたは、これらの問題を解決するために私たちが使っている方法に対して、懸念を表明している。あなたはそれを「全体主義」とか「共産主義」だと言っているが、我々にとっては、それらは「真実」「自由」「正義」といった類の抽象的な言葉に過ぎない。」

「バチカンのフランシス(ローマ法王)でさえ、パンデミックが必要であったことを知っている。」

「私たちの計画については、すでに国連や世界経済フォーラムで表明されているわけだが、・・・」

「とにかくこのワクチンは、人間の行動をコントロールするためにこれまでに考案された方法のなかで、最も画一的で協調的な心理的武器なのだ。」


 このメッセージがジェイコブ・ロスチャイルド本人によるものかどうかは分からない。しかし、世界経済フォーラムはおおよそこのような考え方で動いているのではなかろうか。つまり、彼らは善意や正義でこのアジェンダを実行しているのであり、神もそれを認めていると言っているのだ。まさに、苫米地氏が指摘している通りだ。

 そして何よりも恐ろしいのは、世界経済フォーラムの企みに気づいた人達が懸命にこのアジェンダに警鐘を鳴らしているというのに、大半の日本人が「陰謀論」などと片付けて見向きもしないことだ。ワクチンを推奨してきた野党も、これだけ薬害が明らかになってもワクチンの危険性についてほとんど追及しない。

 私は、とてつもない貧富の差を生みだし、資源を浪費し、環境を破壊した資本主義は終焉を迎えるしかないし、いかに定常経済にソフトランディングさせるかが21世紀の人類の課題だと思っていた。しかし、待ち受けていたのはそんな生易しいものではなかった。ほんの一握りのグローバリストによる人類の支配や管理であり人口削減だ。私が生きているうちに、まさかこんな大それたことが起きるとは思ってもいなかった。強欲な資本主義によって巨額の富を手にした権力者たちが、人類を滅ぼそうとしているようにしか見えない。彼らにとっては、自分達こそ神によって選ばれた存在だと認識しているのだろうし、自分達と自分達の生活を支える一部の人(奴隷)だけが生き残れればいいと思っているのではなかろうか? 人が自然の一員であり、自然の摂理から逸脱してはならないという考え方が全くないのは、キリスト教の影響なのだろうか?

 では、こんな狂った現実を目の当たりにして私たちができることは何なのか? 苫米地氏は「自然権」と「革命権」の行使だという。具体的には、世界経済フォーラムのアジェンダに反対している議員を応援し投票するということ。これは誰にでもできる。

 ただし、それ以前に、世界経済フォーラムの企てを広める必要がある。そのためにも、この苫米地氏の本が多くの人に読まれることが望まれる。本書は史実に基づいた考察であり、荒唐無稽な陰謀論などでは決してない。

 一市民にあとは何ができるだろうか? この危うい状況を変えていくためには、強大な勢力に目を向けざるを得ない。「コロナ騒動と洗脳」という記事にも書いたように、グレートリセットを進める人達は洗脳を利用しているのだから、恐怖や快楽に捉われず洗脳されないようにすることも大事だろう。

 巨額の富と権力を持った人達は、自分達は何でもできると思い上がっている。資本主義の失敗と限界を認め定常経済へ方向転換するという思考をせず、資本主義によって生じた様々な問題を、人口削減と人々の管理・支配で解決するという信じがたい愚行に出た。彼らはお金にものを言わせてマスコミも政治家も大企業も操っているし、人々を洗脳することで自分達の意のままにしようとしている。これに対抗できるのは、やはり私たち一人ひとりの認識と強い意思と行動でしかない。
  


Posted by 松田まゆみ at 16:39Comments(0)政治・社会新型コロナウイルス

2023年06月09日

コロナ騒動と洗脳

 コロナ騒動が始まってから3年以上、mRNAワクチンが始まってから2年以上が経った。この騒動、私はどう考えても「洗脳」だと思っている。

 先日、脳科学者の苫米地英人著「洗脳護身術」という本を読んだ。この本は2003年に出版されているので、20年前の本ということになる。洗脳・脱洗脳の理論と技術を具体的に解説した本だが、具体的なことは本書に譲りここでは触れない。

 洗脳というと、カルト宗教などがやっていることだとしか思わない人も多いかもしれない。カルトのように自分の利益のために洗脳技術を使っていれば「洗脳」だが、「自分のため」という条件を外せば、従来宗教も洗脳と切り離すことはできない。催眠や占いなども洗脳の手法を使っているので注意が必要だ。そして、人は誰でも洗脳されてしまうそうだ。

 苫米地氏は「洗脳」は技術であり、それ自体は悪でも善でもなく中立なものだという。「教育」は、本人の利益のために行われるのであれば洗脳ではないが、権力者の一方的な利益のために行われたなら洗脳になりかねない。また、権力者やマスコミがある事柄を「善」だとして国民に植え付けたならどうだろう? 戦争も「善」だとして正当化されかねない。だからこそ、私たちは洗脳されないよう技術(洗脳護身術)を身に着けることや自己脱洗脳が大事だという。

 苫米地氏は「二十世紀までの洗脳は、情報を遮断して一つの価値を前とすることで実現されてきた。ベルリンの壁崩壊前の東ドイツでは、家に電話を引くのに、申し込んでから二十年以上かかったそうである。二十一世紀の洗脳は、情報の遮断ではなく、大量の情報の操作として実現されていくだろう」と述べている。

 今回のコロナ騒動を振り返ってみるなら、コロナワクチンの危険を伝える動画の削除など情報の遮断もあったが、主として「大量の情報の操作」によって、権力者による洗脳が行われたと私は考えている。20年前の苫米地氏の推測はみごとに的中したと思う。

 洗脳には「恐怖心」や「快楽」が利用される。コロナ騒動では、人々の恐怖心が最大限に利用された。多くの人は病気や死に対する恐怖心を持っている。だから、マスコミを利用して人を死に至らしめるかもしれない恐ろしい感染症が世界中に広がっていると騒ぎ立てることで、人々は恐怖にかられて藁にも縋る思いになる。この3年間、毎日マスコミで感染者数(実際にはPCR検査による陽性者数)、重症者数、死者数を報道し、後遺症が大変だとか医療崩壊だと騒ぎ立てた。これで人々はすっかりコロナへの恐怖心を刷り込まれ、国民の大半が集団催眠状態になってしまった。

 コロナに怯え、政府や感染症の専門家と言われる人達や医師などの主張を鵜呑みにする。その結果、消毒、マスク、外出制限などの政策をあたり前のように受け入れてしまう。日頃人権意識の高い人たちさえ、人権侵害や差別的な対策を疑いもせずに受け入れた。ワクチンも、恐怖にかられた人たちは皆飛びついた。十分な治験がなされておらず中長期的なリスクが分からない上、動物実験でも成功したことのない人類初の遺伝子ワクチンであるというのに・・・。

 このような人達が多数になると、「さほど怖い感染症ではない」、「これは陰謀ではないか?」と考えている少数派を叩き始める。あるいはマスク警察などという人も出てくる。皆、同調してしまうのだ。ただでさえ同調圧力の強い日本社会では、この傾向が強くなる。おそらく、この同調にはホメオスタシスも関係しているのだろう。ホメオスタシスというのは、呼吸や心拍のように、体が正常な状態を維持するための機能のことをいう。このホメオスタシスは物理空間だけではなく情報空間や精神世界にも作用するために、人々の間で同調が生じるという。そして、洗脳はこれを利用しているそうだ。「コロナは怖い」「ワクチンは効果がある」と信じる人が多ければ、それに同調してしまう。

 マスコミはコロナ騒動の初期から、「デマや陰謀論に気を付けろ」と警鐘を鳴らしていた。そして識者を含め多くの人がこれにならい、ワクチンを打たない人に「反ワクチン」「陰謀論者」というレッテル貼りをした。これも情報操作であり洗脳だろう。つまり、学歴が高く自分は陰謀論などには嵌らないという自信がある人も、「恐怖心+マスコミや医師によるワクチン推奨キャンペーン+陰謀論否定キャンペーン」で簡単に洗脳されてしまったと私は見ている。

 苫米地氏の本に、以下の記述がある。

 ちなみに、ホメオスタシスが同調するまでの期間が長ければ非洗脳かといわれれば、そうではない。社会的に人口の大半をコントロールするのに数年かかっても、洗脳と判断されるケースがある。ヒトラー下のドイツ国民は、思想レベルまで、ホメオスタシス同調が引き起こされていたと見るべきだし、文化大革命下の中国も同様である。行動制御などの認知行動療法的手法の補助で、国民が強い変性意識状態になる。つまり国を挙げての集団催眠下にあったことにより、このホメオスタシス同調が強度にひきおこされたと見るべきだろう。そして、戦前の日本もこのパターンであったと考えるのが自然であった。(229ページ)


 私たちはナチスによるホロコーストについて学んだはずだ。戦争に突き進んだ戦前の日本のことも学んでいる。それにも関わらず、心の中に潜む恐怖心を利用すれば、人はいとも簡単に洗脳されてしまうのだ。そして、ひとたび洗脳されてしまうとそこから目を覚ますのはとても難しい。それを今、目の当たりにしている。

 アフリカでは多くの国がワクチンに懐疑的でほとんどワクチンを打たなかったのでコロナ騒動など起きなかったし、欧米ではワクチンのおかしさに気づいて今はワクチンを打つ人などほとんどいない。ところが日本では5類になって陽性者数や死者数の報道をしなくなっても人々はコロナを恐れ、いつまでもマスクを外さないし、6回目のワクチンを打つ高齢者や医療従事者もいる。未だに多くの人が洗脳から覚めていないのだ。

 ワクチンを打たなかった人というのは、恐らく恐怖にかられずにこの騒動を冷静に見ていた人、mRNAワクチンについて情報収集をすることで何かおかしいと感じた人だろう。もちろんマスコミによる情報収集ではなく、SNSなどを利用しての情報収集だ。そして集団催眠にかからず、同調もしなかった。恐怖心を克服し、マスコミや専門家の言うことを鵜呑みにせず、他人に同調せず、自分で情報の裏を読み解くことができれば簡単には洗脳されない(ただし叩かれる)。

 私の場合は、2020年の春にオーストラリア在住のJ SatoさんによるBCG仮説を知って、コロナへの恐怖心がなくなった。そしてひとたび恐怖心が消え冷静になると、この騒動のおかしさがはっきりと見えてきた。人権侵害や差別だらけの感染対策、任意と言いながら半強制のようなワクチン接種、ワクチン接種後の体調不良や死亡の情報を報じないマスコミ、接種後死亡が2000人を超えても中止しない政府。人工ウイルス疑惑もある。おかしいことだらけだ。しかし、洗脳されてしまった人達はこのおかしさが見えない。何と恐ろしいことかと思った。

 私たちは誰もが何らかの「思い込み」を持っている。それは親による躾であったり学校での教育であったり、様々だろう。そうした思い込みは洗脳の定義には当てはまらないが、苫米地氏は広い意味での洗脳だという。だからこそ、自己脱洗脳で思い込みを取り払うことが自己解放につながるという。

 コロナ騒動を皮切りに、情報戦、認知戦が本格的に始まった。私は、世界経済フォーラムが洗脳手法を使って人々を操作しようとしているのではないかと懸念している。コロナ騒動はその序章であり、コロナ騒動を仕掛けた人達は今後もあの手この手で洗脳手法を用いるだろう。世界経済フォーラムの「何も持たないで幸せになる」というメッセージこそ警戒せねばならないと思っている。恐怖だけではなく、彼らの言う「幸せ」という快楽に騙されてはならない。

 何と言う時代になったのかと気が重くなるが、この時代を生き抜くことができるのは、洗脳について知り、恐怖や快楽に捉われず、他人に同調もせず、自己脱洗脳ができる人なのかもしれない。

  


Posted by 松田まゆみ at 17:22Comments(0)政治・社会新型コロナウイルス

2023年04月30日

グレート・リセットと地球温暖化否定論

 コロナワクチンを打ち始めてから突然亡くなる人が増え、体調を崩す人が増え、超過死亡が増えた。そして、次々とその危険性が明らかになっている。最近になって、ワクチンに細菌由来のDNAが混入していることが確認された。ワクチンによってスパイクタンパクを延々と作り続ける遺伝子組み換え人間になってしまう可能性がある。また、ファイザーのワクチンには細胞を癌化させる配列があったという。ワクチンによって癌になりかねない。さらに、抗生物質耐性のコードが含まれていたことも分かった。つまり、抗生物質が効かないことになりかねない。

 なぜワクチンにこんなものが入っているのか不可解すぎるが、意図的になされたと考えればすべて合点がいく。やはりmRNAワクチンは生物兵器であり、人口を減らすことを目的につくられたのではないか? 私も、この人口削減説に肯定的だ。

 人口削減説を主張する人達は、一部のグローバリストや世界経済フォーラムに関わる人達などが意図的にパンデミックをつくりだし、ワクチンによる人口削減を計画し実行したと考えている。そして、ウクライナ戦争を扇動している人やコオロギ食など昆虫食を進めているのも同じ人達だと。要は、世界経済フォーラムの提唱するグレート・リセット(人口を減らし、残った人達を徹底的に管理・支配するという計画)の実現のためにこれらが計画され実行に移されていると考えている。ここまでは私もそうなのだろうと思う。

 ところが、このように考える人達の多くが、巷に流布される地球温暖化懐疑論・否定論を持ち出して「地球温暖化はデマであり詐欺だ」と主張するようになった。海外でも日本でも。しかし、私はそういう主張には賛同できない。

 私は、ブログで温暖化問題に関する記事も書いてきた。以下参照。

温暖化問題に関する記事

 温暖化問題に関心を持って情報収集し、何が正しいのかを自分なりに考えた結果、やはり現在の地球温暖化は化石燃料由来の二酸化炭素が主な原因だという主張に賛同せざるを得ない。ワクチン反対派の人たちが持ち出す「太陽活動による温暖化」「地球は氷期に向かって寒冷化している」「二酸化炭素は温暖化の原因ではない」などという主張は、気候学者によって以前から科学的に間違いだと指摘されている。

 以前、ブログに書いたことだが、人間活動による二酸化炭素の放出速度は火山活動による二酸化炭素の放出速度の約300倍にもなるという指摘もある。化石燃料による二酸化炭素の温室効果はかなり大きいのだろう。

 もし温暖化がデマであるというのなら、IPCCの報告書に関わっている多数の科学者が買収されていたり、利権が絡んでいることになるだろう。しかし、そういう話は聞いたことがない。逆に、温暖化懐疑論や否定論の流布は、化石燃料企業が関わっているという論文があり、明らかに利権が絡んでいる。新自由主義などを主張する人達も温暖化対策が経済活動に影響するために懐疑論に加担している。

温暖化懐疑論とぼちぼちつきあう(江守正多 論座)

 コロナワクチンに反対する人達が、地球温暖化はグレート・リセットを実現するために計画されたデマだと主張する理由は何なのだろう? たぶん、世界経済フォーラムはグレート・リセットに向けて様々な詐欺を仕掛けているから、温暖化も同じように嘘だろうという思考なのだろう。しかし、そのような考え方は科学ではない。

 ワクチン反対派による温暖化対策への批判はもっともだと思う。温暖化対策には全くならない電気自動車の普及とか、自然破壊をしての太陽光パネルや風車の設置など、本末転倒な温暖化対策は多い。なぜ、こんなことになるのかと言えば、国による補助金が大きいのだろう。補助金や利権構造によって、企業が温暖化対策に飛びつくのだ。そして一度動き出した事業は簡単には止まらない。資本主義社会ではどうしてもこういうことが起きる。これは温暖化対策に限ったことではなく、いわゆる無駄な公共事業なども同じ構図がある。意味のない、あるいは逆効果の温暖化対策が進められているからといって、温暖化がデマだという理由にはならない。

 正直言って、これまで多くの気候学者によって否定されてきた温暖化懐疑論・否定論が、今頃になってワクチンに反対する人達によって支持されることに驚きを禁じ得ない。彼ら、彼女らは、これまで環境問題や温暖化問題に関してどこまで調べ学んできたのだろうか?

 私は、地球上の人口は増えすぎたと思っているし、このまま増え続けたなら間違いなく環境問題(地球温暖化を含む)は悪化し、食料が不足し、化石燃料も枯渇ないしは高騰し、多くの人が生命を脅かされるだろうと思っている。地球が有限である以上、当然予想されることだ。なぜここまで人口が増え続けたのかといえば、その大きな要因は安い化石燃料を湯水のように使って資本主義による経済成長を求め続けたからだ。もし、地球の人口が今の1/10くらいだったら、地球への負荷は大きく減少し、食料問題もエネルギー問題もほぼ解決するだろう。

 しかし、だからといって人々を騙し医薬品を利用して人口を減らすなどということは明らかに殺人であり、決して許されることではない。しかも、一部の人が残りの人を徹底的に管理・支配する世界統一政府など独裁そのものであり、このような発想は狂っているとしか思えない。

 ではどうしたらいいのか? 資本主義を止めて定常経済にする。そして斎藤幸平さんの主張する脱成長コミュニズムへと変えていくことが何よりも必要だと思う。自然エネルギーの普及にしても、競争を排した協力的なコミュニティ社会なら、利権などが入り込んではこないだろう。

 また、食料自給率を上げることも必須だろう。篠原信さんは著書「そのとき、日本は何人養える?」で、化石燃料が枯渇したり高騰して手に入らないと日本では3000万人くらいしか養えないと試算している。日本の適正人口はおそらくそのくらいではなかろうか。時間はかかるかもしれないが、定常経済の下で食料自給率100%を目指せば、自ずと適正人口になっていくと思う。

 グレート・リセットに反対する人達が、温暖化懐疑論を妄信し、化石燃料に頼ったり環境問題を軽視するのは非常に危険な発想だと危惧している。
  


Posted by 松田まゆみ at 21:28Comments(0)新型コロナウイルス

2023年04月22日

コロナワクチンへのDNA混入疑惑問題

 テレビや新聞しか見ていない人の大半は知らないと思うが、ツイッターなどではファイザーやモデルナなどのmRNAワクチンにスパイクタンパクDNAが混入しているという疑惑が持ち上がっていて大問題になっている。これについては、Kevin Mckernan博士がブログで報告をしたものが元になっており、荒川央博士が4月5日にご自身のブログでそのことについて紹介し、「コロナワクチンにスパイク遺伝子を含むDNAの混入があるのならば、それは大スキャンダルです」と警鐘を鳴らした。

RNAコロナワクチンにDNAが混入している?

 すると、この記事に対し東京大学の新田剛博士から疑義が出された。その新田さんへの返事の記事がこちら。

新田剛先生への返答: RNAコロナワクチンへのDNA混入スキャンダルについて

 さらにこの問題に対し、荒川央博士と村上康文博士の対談が公開された。その紹介がこちらの記事。対談の書き起こしもリンクされている。

コロナワクチンDNA混入疑惑についての村上康文先生との緊急対談

 このDNA混入疑惑が事実であれば大問題だ。ただ、この問題、かなり専門的なことなので一般の人にはなかなか分かりにくい。私もどう紹介したらいいのか迷っていたら、ナカムラクリニックの中村篤史医師がとても分かりやすく解説している。一般の方は是非こちらを先に読まれることをお勧めしたい。

コロナワクチンの作り方

 ワクチンに使うmRNAを作るために、大腸菌を利用する。大腸菌の遺伝子にスパイクタンパクのDNAを挿入し、それを鋳型としてRNAを作る。しかしそうやって作られたmRNAには鋳型として使われた大腸菌由来のDNAが大量に残っているので、酵素を用いてDNAを分解、除去しなければならない。もしワクチンにこのDNAが残ったままだと、人のゲノムにDNAが取り込まれスパイクタンパクを作り続けることになりかねない。

 ところが、Kevin Mckernan博士が実権したところ、この大腸菌由来のDNA(環状と直鎖状の両方)がワクチンに大量に残っていたのだという。これではワクチンを接種した人は遺伝子組み換え人間になりかねない。染色体DNAに取り込まれてしまえば、子どもにも遺伝するかもしれない。

 さらに問題なのは、ファイザー製のワクチンには、発癌遺伝子を持っているウイルス由来のプロモーター配列が入っていたという。その配列が人のゲノムに入ってしまうと、癌を発生しやすくしてしまう。実際にコロナワクチンを打つようになってから、いわゆるターボ癌と言われる急速に進行する癌が増えていると多くの医師が証言している。なぜ、こんなものがワクチンに入っているのか?

 ワクチンを打ち始めてから薬害で苦しむ人や超過死亡が増え続けている。その原因として今回のDNA混入疑惑や癌化ウイルスのプロモーター配列の挿入が考えられるのではなかろうか? ところが政府もマスコミも超過死亡とワクチンとの関係について報じようとはしない。DNA混入という疑惑も報じない。それどころか、日本は未だに子どもにまでワクチンを打たせ、高齢者や医療従事者向けに6回目のワクチンを始めるという。世界ではもうコロナワクチンなどほとんど打つ人はいないというのに。そして、mRNAの工場が日本にも建設されている。

 なぜこんなことになっているのか? ワクチンを勧める人はいったい何をしたいのか? 一人ひとりが疑問を持ちこの得体のしれないワクチンを拒否し声をあげなければ、私たちはワクチン漬けにされかねない。場合によってはスパイクタンパクを作りつづける遺伝子組み換え人間にされるし、さまざまな病気が多発し寿命も縮んでいくだろう。反ワクチンとか陰謀論などと言っている場合ではない。

  

Posted by 松田まゆみ at 21:26Comments(0)新型コロナウイルス

2023年03月27日

陰謀論という陰謀

 私は正直いって、3年前まではいわゆる「陰謀論」と言われているものにかなり懐疑的だった。しかし、コロナ騒動を通じて考えが変わった。

 コロナワクチンの接種に関して、最も疑問に思ったのはコロナの流行が始まってたった1年足らずでワクチンがつくられ接種が開始されたことだ。ワクチン開発は通常10年近くかかるとされている。健康な人に打つ医薬品は十分な治験によって安全性が確認されなければならない。流行が始まってたった1年でつくられたワクチンは、中長期のリスクが全く分かっていない。それに、mRNAワクチンはこれまで動物実験では一度も成功していない代物だ。警戒するのが当然だという認識だった。

 そして免疫学と分子生物学がご専門である荒川央さんのブログを知ってから、コロナワクチンが危険であるという指摘は科学的にも間違いないと理解した。

 コロナ騒動が始まった2020年、日本ではコロナの被害は大きくはなく、ワクチンなど必要がない状況だった。過去の薬害の歴史を考えるなら、治験も終わっていないワクチンが緊急使用許可だとか特例承認によって世界中で推奨されることもおかしい。ところが政府もマスコミもこぞってコロナが怖い感染症だと煽り、マスクの着用とワクチン接種を勧めた。そして同時に「ネット上の陰謀論に気を付けろ」「ワクチンに関しては厚労省のサイトを見るように」という報道があちこちで見られた。ワクチンに懐疑的な者は陰謀論者であり、国こそ正しい情報を発信しているというわけだ。

 日本には「神真都(やまと)Q」と言われる団体があり、当初からコロナワクチンに反対してデモなどの活動をしていた。ウィキペディアによると「陰謀論者によって構成される日本の反ワクチン団体」「アメリカの極右が展開している陰謀論・政治運動であるQアノンの日本支部を自称するが、オカルトやスピリチュアルが基盤にあるとされる」と書かれている。さらに、「人々は光と闇の銀河戦争から逃げ延びた悪い宇宙人によって構成されるディープステートに支配されており、解放されなければならない」などと主張しているらしい。「宇宙人」などと出てくるところからしても、「カルト宗教もどき」だと私も思う。

 しかし、この団体のワクチンの危険性に関する主張についてはデマと断定できない。荒川さんのような科学的見地から危険性を指摘している研究者の意見とも重なるのであり、「怪しい団体の主張=非科学的でデタラメ」と決めつけることにはならない。ところがこの団体が「ワクチンに反対している」という事実によって、「ワクチンに反対する人は陰謀論者」という印象操作が行われたと私は考えている。

 ツイッターでコロナワクチンに懐疑的な意見を書くと、すぐに「反ワクチン」「陰謀論者」と罵られた。フェイスブックではワクチンに関することを書けば、注意書きが出て厚労省のサイトに誘導するようになった。YouTubeでもワクチンに批判的な内容のものはすぐに削除されるようになった。明らかに言論統制だし、今までこんなことはなかった。

 マスコミやSNSを利用した情報操作や印象操作が功を奏したのか、日本では大多数の人が「陰謀論」を忌避してワクチンに懐疑的な人を叩き、何の疑問も持たずにワクチンを接種し、追加接種まで受けてしまった。その結果はどうだったのか?

 結論から言えば、ワクチンの危険性を指摘していた人の言っていた通りになった。荒川さんが2020年6月に書かれたコロナワクチンの危険性はすべてその通りになっている。つまり、今まで「陰謀論」と言われていたことが正しかった。「陰謀論」だと批判した人達は、謝罪訂正しなければならない事態だ。

 日本ではすでにワクチン接種後に亡くなった人が2000人以上になっている。もちろんこれは国が認めた人数であり、実際にはとんでもない数の人達がワクチンによって亡くなっていると推測される。というのも、ワクチンを開始してからの超過死亡が物凄いことになっているからだ。以下の記事を参照していただければ、どれほど異常なことが起きているのか分かると思う。

人口動態統計 2023年1月/異常は続く,どこまでも

 こんな異常なことが起きているのにマスコミが報じないので、自分で情報収集しない人は何も知らない。「ワクチン後遺症」と言われる薬害が大量に生じているのに、これもほとんど報じられない。明らかに政府もマスコミも事実を隠蔽している。

 結局、コロナ騒動から3年経って分かったのは、コロナワクチンは感染や重症化を防ぐどころか、感染を拡大させて様々な病気を誘発する毒だった。陰謀論と言われていたことは陰謀論ではなかった。私は悪意があるものによってこのワクチンが開発され、人々は騙されて打ってしまったと考えている。「反ワクチン」「陰謀論」という言葉こそ、人々を騙し洗脳するのに使われたのではないか?

 「陰謀論」という言葉はCIAが世界に広めたという説がある。以下参照。

CIAが「陰謀論」を世界に広めた? ケネディ暗殺、壮大な世論誘導工作を実行

 これが事実であるなら、本当の陰謀を隠すために「陰謀論」という言葉が意図的に使われているということになる。陰謀を暴く人に対して「陰謀論者」というレッテルを貼ることで大衆は洗脳され、一部の権力者の企てをデマだと信じ込ませることができる。つまり、「陰謀論」というレッテル貼りこそ「陰謀」なのではないか? コロナ騒動を振り返ってみるなら、まさにこの通りになっているように思える。

 オウム真理教や統一教会のようなカルト宗教による洗脳には鋭く反応するジャーナリストや識者の大半が、コロナワクチンの危険性を見抜けず、懐疑的あるいは否定的な人達を一斉に「陰謀論者」だと非難した。彼らは「自分は洗脳などされない」と思っているのだろうけれど、私の目から見たら、彼らこそ洗脳され無意識のうちに利用されたのではないかと思えてならない。

 私はYouTubeで削除されてしまう情報こそが真実ではないかと考えている。生物兵器も以前は信じていなかったけれど、今ではあのワクチンこそ生物兵器ではないかと思うし、コロナウイルスもおそらくワクチンを打たせるためにつくられた人工ウイルスだろう。科学的見地からそう主張する科学者は何人もいる。

 「人口削減」などと口にしただけで「陰謀論」という言葉を投げかけられそうだけれど、実際に超過死亡が激増し、出生率も大きく下がっている。コロナワクチン以降、接種国で人口が減っているのは事実だ。「人口削減」を陰謀論だと一蹴することの方が私は危ういと思う。ウクライナの戦争も、コオロギ食もおそらくグレートリセット(日本ではムーンショット計画)に向けた一連の動きだと思う。

 ナチスによるユダヤ人の虐殺を私たちは深く反省したはずだ。しかし、人々は再び見事に同じ過ちを犯してしまっているように見える。コロナ騒動を皮切りに、世界中で情報戦、認知戦という戦争が繰り広げられている。
  
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Posted by 松田まゆみ at 15:36Comments(0)新型コロナウイルス