鬼蜘蛛の網の片隅から
2024年03月29日
カバイロモクメシャチホコ
和名の通り、木目のような斑紋をした樺色のシャチホコガ。前翅の外縁は黒く縁どられ、内側に淡色の線がある。幼虫はサクラ類やズミなどバラ科植物を食べる。前翅長は30mmほど。シャチホコガ科。
2022年7月30日 北海道十勝地方
2022年7月30日 北海道十勝地方
2024年03月27日
ハガタエグリシャチホコ
褐色、赤褐色、黒色が複雑で派手な斑紋を織りなし、目を引くシャチホコガ。初めて見たときは、その奇異な斑紋にちょっと興奮した。幼虫は広食性で、カバノキ科やクルミ科の樹木やシナノキなどの葉を食べる。前翅長は20mm前後。シャチホコガ科。
2023年7月24日 北海道十勝地方
2023年7月24日 北海道十勝地方
2024年03月25日
シロスジエグリシャチホコ
茶色に黒いラインの入るシャチホコガだが、前翅の外縁が白っぽくなっていてよく目立つ。幼虫の食餌植物はカエデ類。前翅長約20mm。シャチホコガ科。
2022年7月8日 北海道十勝地方
2022年7月8日 北海道十勝地方
2024年03月23日
ギンモンシャチホコ
全体的に茶色いが、前翅の基部に銀色の斑が並ぶシャチホコガ。写真では斑紋は白くなってしまうが、実際には銀色をしている。幼虫の食餌植物はニレ科のハルニレやオヒョウなど。前翅長は20mm前後。シャチホコガ科。
2022年7月24日 北海道十勝地方
2022年7月24日 北海道十勝地方
2024年03月22日
モンキシロシャチホコ
純白の翅に「く」の字型をした橙褐色の斑紋が映える美しいシャチホコガ。幼虫の食餌植物はカバノキ科のシラカンバ、ダケカンバ、バラ科のナナカマド、アズキナシなど。前翅長は16mmほど。シャチホコガ科。
2022年6月28日 北海道十勝地方
2022年6月28日 北海道十勝地方
2024年03月20日
エゾエグリシャチホコ
全体的に茶色のシャチホコガ。エグリシャシホコの仲間は同定が難しい。本種はエグリシャシホコに似るが、エゾエグリシャチホコは外横線の外側の白線が翅頂に達するのに対し、エグリシャシホコは前縁に達する。ということで、写真のものはエゾエグリシャチホコと同定。幼虫は広食性で、ブナ科、アオイ科(シナノキ)、バラ科、ムクロジ科(トチノキ)などの植物を食べる。写真の個体は前翅長25mm。シャチホコガ科。
2021年8月5日 北海道十勝地方
2021年8月5日 北海道十勝地方
2024年03月18日
コフタオビシャチホコ
全体的に茶色だが、二本の横線の間とそれ以外では色調がやや異なる。幼虫はヤナギ科のヤマナラシを食べるとされているが、同じポプラ属のドロノキは食べないのだろうか。前翅長は約15mm。シャチホコガ科。
2022年7月6日 北海道十勝地方
2022年7月6日 北海道十勝地方
2024年03月15日
クワゴモドキシャチホコ
前翅に黒褐色の三角形の斑紋があり、胸部背面は栗色の毛が生える。色彩に変異があるが、斑紋が特徴的で見分けやすい。幼虫はヤナギ科の植物を食べる。写真の個体は前翅長15mm。シャチホコガ科。
2022年7月21日 北海道十勝地方
2022年7月21日 北海道十勝地方
2024年03月14日
セグロシャチホコ
枯葉のような色彩をしたシャチホコガで、雄は止まったときに腹端が翅からはみ出すが、雌ははみ出ない。幼虫はヤナギ科の植物を食べる。写真の個体は前翅長約13mm。シャチホコガ科。
雄 2022年8月5日 北海道十勝地方
雄 2022年8月5日 北海道十勝地方
2024年03月13日
ニセツマアカシャチホコ
ツマアカシャチホコに似るが、前翅の赤褐色斑の内側にある白線が太く明瞭で、後縁近くに黒紋がない。幼虫はヤナギ類を食べる。前翅長は15mm前後。シャチホコガ科。
2022年8月6日 北海道十勝地方
2022年8月6日 北海道十勝地方