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鬼蜘蛛の網の片隅から › 原子力発電 › バンダジェフスキー講演会主催団体には納税義務がある(追記有)

2013年07月31日

バンダジェフスキー講演会主催団体には納税義務がある(追記有)

 昨日の記事(さぽろぐ版)のコメントで「ひで」さんからバンダジェフスキー氏の講演会の経理に関して以下のコメントが寄せられた。

 税理士に聞いて来ました。
 (一応、私も経営者なので念のため)

 税務上の非課税団体は、審査と登録が必要である。
 (宗教法人、NPO、財団法人、等)

 上記、財団法人でないのに、「財団」の名称を使うことは
 詐称になる(刑法)。

 非課税で登録された団体以外は、全て税務申告が
(所得税・消費税、その他の通常の法人・個人と同等が)
 必要であること。

 現状は、無申告の可能性があること。
 注意しても、申告しない場合は、明らかに脱税であること。

 所轄の税務署(世田谷税務署?)に、匿名でも告発できるが、
 実名の告発なら、真面目に調べてくれること。


 「放射能防御プロジェクト」が主催した2012年のバンダジェフスキー講演会はかなりの収入があり、利益を得ている可能性が高い。また、「放射能防御プロジェクト」は非課税団体として登録していない可能性が高い。たとえ非課税団体であっても、収益事業を行っていれば、法人税がかかる(ただし一般の法人より税率が低い)。

 法人格のない任意団体(人格のない社団)であっても、収益事業を行っていれば法人税がかかる。したがって、主催団体は法人税を支払う必要があるようだ。

任意団体の法人税および消費税について(Yahoo知恵袋)

 もし、その利益が個人のものになっていれば(そもそもそれは私的流用であり不正だと思うが)、所得税の確定申告が必要だろう。

 「バンダジェフスキー講演プロジェクト」が主催した2013年講演会もかなりの収益があったと思われる。「バンダジェフスキー講演プロジェクト」の会計担当者であるY氏は、市民団体というより「財団」のような組織だと私には理解できない説明をしていたが、いずれにしても収益事業に対しては法人税がかかる。

 ただし、消費税については売上額(利益ではなく収入)が1000万円以上の場合に納税義務があるそうなので、バンダジェフスキー氏の講演会およびDVD販売に関してはおそらく納税義務はないだろう。

消費税の納税義務が免除される事業者(免税事業者) (税金対策と節税対策ガイド)

 ということで、木下黄太氏には主催団体に納税義務があることを忠告しておきたい。

 ところで、木下氏のブログ記事に対して、林久義氏が誹謗中傷であり名誉毀損であるとして削除と謝罪を求めている。

「木下黄太」への警告文(「木下黄太のネットカルト」を考えます)

 これに対する木下氏の返事は以下。

林久義氏からメールがきたので、簡単に返信いたしました。 (木下黄太のブログ)

 相変わらず、まったく反論になっていない。木下氏は続いて以下の記事もアップした。

意味不明な欲望の発露を抑えられない″宗教家″林久義氏について。博士講演DVD編集は今週スタート。 (木下黄太のブログ)

 「宗教家」と書いているが、職業や宗教は木下氏とのトラブルとは何の関係もないだろう。

 林氏の「『木下黄太』への警告文」を読んだが、この記事は事実経緯を具体的に説明しているし証拠も開示しているので信ぴょう性が高い。また林氏が(乳酸菌の)商品購入者の実名公表に対してとった非公開の処置は常識的で賢明だと思う。そのような方をグループから強制退会させた木下氏はきわめて独裁的だ。

 林氏の主張は筋が通っている。それを木下氏は「意味不明な欲望の発露」などというが、それこそ意味不明である。


【8月1日追記1】
 ひでさんから、以下の訂正のコメントが寄せられた。

 「財団」については、法改正が4~5年前に行われ、
昔の「財団法人」は、「公益財団法人」と成った様ですね。

詳しくは
http://ja.wikipedia.org/wiki/一般社団法人及び一般財団法人に関する法律 」

 よって、「財団」という名称は、今は、皆が使えます。
 この件を訂正します。


 また、そのあと以下のコメントが寄せられた。

税理士は、課税の一般論「特別な場合以外は所得は課税」を言い、
 この「特別な場合(非課税の場合)」の例示をしている訳ですから、
 一般論として間違っては いない。

 次に、具体論として、該当「講演会(興行業)」が、課税対象になる、
 道筋は「1つ」ではない。法人(人格のない社団等も、法人とみなして)
 になるか、個人になるか、これは税務署が決めることだが、
 次の3つのページが参考になると思う。

http://hosoka.com/index.php?zinnkakunonaisyadanntou
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shohi/6121.htm
http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/tsutatsu/kihon/hojin/15/15_01_01.htm

 なお、納税の義務は、憲法(30条)の内容であるから、胸を張って
 「申告・支払い」を行って頂きたい。


【8月1日追記2】
 hirokiさんから、仲間内だからといって不正を隠ぺいしていたなら、原子力ムラと同じになってしまうという主旨のコメントが寄せられた(さぽろぐ版)。私の思っていることを的確に表現されていたので、コメントの一部を以下に紹介したい。

同じ目標(脱原発,被曝反対)なのだから、講演会会計のことは黙ってろ、足を引っ張るなという人がいます。
しかしそれはすでに「組織の論理」であり、そういった組織の論理を優先していては原子力ムラと同じ構造になっていきます。
そしてそれでは何も成し得ません。



【関連記事】
マスコミが伝えない奇形の事実(追記あり)
木下黄太氏の見識を問う
木下黄太氏への公開書簡
説明責任を放棄して恫喝する木下黄太氏
2013年バンダジェフスキー講演会の収支も闇の中(追記あり)
木下黄太氏への反論
実感した木下黄太氏の「ネットカルト」 



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この記事へのコメント
 「財団」については、法改正が4~5年前に行われ、
昔の「財団法人」は、「公益財団法人」と成った様ですね。

詳しくは
「 http://ja.wikipedia.org/wiki/一般社団法人及び一般財団法人に関する法律 」

 よって、「財団」という名称は、今は、皆が使えます。
 この件を訂正します。
Posted by ひで at 2013年07月31日 18:15
松田さんの指摘はとても重要なことだと思っています。

松田さんはこのことを指摘しても何の利益にもならず、きつい思いをするだけ(すでにしている)なのに、おかしいと思ったことに声を上げている。
それに対して、同じ目標(脱原発,被曝反対)なのだから、講演会会計のことは黙ってろ、足を引っ張るなという人がいます。
しかしそれはすでに「組織の論理」であり、そういった組織の論理を優先していては原子力ムラと同じ構造になっていきます。
そしてそれでは何も成し得ません。
向こうの方が圧倒的に強く大きい組織なのですから。
所詮、劣化版、ミニ原子力ムラとなるだけです。

この件に限ったことではないのですが、

・一人ひとりが感じて考えて主張行動すること。
・おかしいと感じたことに対してはおかしいと声を上げること。
・それぞれの意見や主張に対して脅し・恫喝まがいのことはしないこと。
・誰か一人が特別に偉くて儲かる仕組みにならないようにすること。

などが脱原発、被曝阻止といった大きな運動を存続していく上で大切だと私は思っています。
Posted by hiroki at 2013年07月31日 21:21
ひでさん

訂正、了解しました。

本文(ひでさんのコメントの転載部分)の「税務上の非課税団体は、審査と登録が必要である。
 (宗教法人、NPO、財団法人、等)」という文章に消し線を入れたほうがよいでしょうか?
Posted by 松田まゆみ松田まゆみ at 2013年07月31日 22:20
hirokiさん

>しかしそれはすでに「組織の論理」であり、そういった組織の論理を優先していては原子力ムラと同じ構造になっていきます。

私も同じように思って懸念しています。おかしいと思うことをおかしいと言ってこなかった人が多いからこそ、今の原発大国日本があると思うのです。

脱原発運動をしている人たちが原子力ムラと同じようになったなら、それは健全な市民活動ではなくなってしまいます。
Posted by 松田まゆみ松田まゆみ at 2013年07月31日 22:32
 ブログ本文は、訂正しないで下さい。
 コメント欄で、可能な限り訂正します。

 税理士は、課税の一般論「特別な場合以外は所得は課税」を言い、
 この「特別な場合(非課税の場合)」の例示をしている訳ですから、
 一般論として間違っては いない。

 次に、具体論として、該当「講演会(興行業)」が、課税対象になる、
 道筋は「1つ」ではない。法人(人格のない社団等も、法人とみなして)
 になるか、個人になるか、これは税務署が決めることだが、
 次の3つのページが参考になると思う。

「 http://hosoka.com/index.php?zinnkakunonaisyadanntou 」
「 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shohi/6121.htm 」
「 http://www.nta.go.jp/shiraberu/zeiho-kaishaku/tsutatsu/kihon/hojin/15/15_01_01.htm 」

 なお、納税の義務は、憲法(30条)の内容であるから、胸を張って
 「申告・支払い」を行って頂きたい。
Posted by ひで at 2013年07月31日 23:19
松田さん、お返事ありがとうございます。
もう一点書かせて下さい。

「批判するなら講演会を自分で主催してみろ」
「これ以上追求したら講演会やDVD販売がなくなるぞ」
という意見の人もいます。

しかしそれはすでに
「原発を停止したら停電するぞ、電気代が高くなるぞ、経済が停滞するぞ」
と脅しをかける原子力ムラと同じ、批判の封じ込めだと感じます。

決してこちらがお願いして原発で発電してもらっているわけではありません。
そしてコストがどうなのか本当のところを知りたいのです。
だから電力会社の不透明な会計(総括原価方式)を止めることが必要なのです。

それと今回の件は似ていると感じます。
一方的に講演会を主催する苦労を取り上げて、
「批判するなら講演会を自分で主催してみろ」
という問題ではないのです。
脱原発、被曝反対側でも、その運動で特定の人たちが権威・権力者となって暴走しないようにチェックすることがとても大切であり、その要(かなめ)が「お金」です。

また、勘違いしている方が多く居るようですが、講演会収入はわずかなものではないようです(感じ方は人によるでしょうが)。
私は林氏のサイトやこちらのblogを見て驚きました。
Posted by hiroki at 2013年08月01日 13:00
hirokiさん
コメントありがとうございます。

>「批判するなら講演会を自分で主催してみろ」
>「これ以上追求したら講演会やDVD販売がなくなるぞ」

「バンダジェフスキー博士を呼べる人はほかにいない」などという意見もあるようですね。hidekiさんも指摘されているように、このような意見は論点のすり替えです。

そして木下さんの反論もほとんど論点のすり替えです。林さんのことも、林さんのサイト自体が誹謗中傷だ、という理由で人格否定のような発言をしています。

>脱原発、被曝反対側でも、その運動で特定の人たちが権威・権力者となって暴走しないようにチェックすることがとても大切であり、その要(かなめ)が「お金」です。

その通りで、たとえ脱原発であっても暴走しないようにしなければなりません。林さんはグループの民主的運営に尽力されてこられたのに、グループから追い出されてしまったようです。ご自身の経験から、何よりも暴走を止めようとしているのが林さんだと思います。

>また、勘違いしている方が多く居るようですが、講演会収入はわずかなものではないようです(感じ方は人によるでしょうが)。

私もいままで専門家セミナーの参加費の高さに気づきませんでしたが、林さんのサイトを見て驚きました。「講演会ビジネス」と批判されても仕方ない状況です。

今年の講演会ですが、専門家セミナーに200人参加したとすると参加費だけで400万円。木下氏のブログでは全部で2500人を動員したと書いてありますから、一般講演会の参加者が2300人で前売り1200円で計算しても276万円。一般講演会では資料を3000円で売っていて良く売れていたそうです。仮に1000部売ったとして300万円。DVDの販売も1枚2千円予定で現時点で500人近い申し込みがあるそうなので、それだけでも100万円。ざっと計算したら1000万円を超えました。消費税課税対象ですね! 経費にいくらかかったのか分かりませんが、数百万円の利益は出ているでしょう。大金です。
Posted by 松田まゆみ松田まゆみ at 2013年08月01日 15:25
hirokiさん

上記コメントで、間違ってhidekiさんと書いてしまいました。お詫びして訂正します。
Posted by 松田まゆみ松田まゆみ at 2013年08月01日 16:26
十勝自然保護協会(http://city.hokkai.or.jp/~kagami/)には
収支報告が一切記載無いみたいなのですが(財源確保として
振込先の記載は有りますが)、こちらの団体の収支は
どの様になっているのでしょうか?
Posted by 通りすがり at 2013年08月01日 21:39
通りすがりさん

主な収入は会員の会費とカンパです。会員には総会で会計報告をしています。また収益事業はしていません。講演会なども大半は参加費無料ですので、講師謝金や交通費、会場費などは持ち出しです。会計監査も受けています。

バンダジェフスキー氏の講演会の会計では私的流用疑惑があるからこそ説明を求めているのですよ。他の市民団体の会計の開示とは別問題です。
Posted by 松田まゆみ松田まゆみ at 2013年08月01日 22:57
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