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鬼蜘蛛おばさんの疑問箱 › 環境問題 › 大雪山の冴えない紅葉

2013年09月29日

大雪山の冴えない紅葉

 大雪山では18日に雪が降り、旭岳や黒岳などが雪化粧した。9月も中旬を過ぎると、山は紅葉の季節だ。ハイマツの緑がナナカマドの赤やウラシマツヅジの深紅に彩られる。それに白い雪と青空が重なると、紅葉がひときわ鮮やかになる。

 そんな景色を期待していたわけではないが、たまたま初冠雪の翌日の19日に黒岳に登った。天気はいいし、秋の空気は澄んでいて気温は寒いくらいだ。ロープーウェイ、リフトと乗り継いで山頂に向かったが、山の斜面は「どうしたのだろう?」と思うほど冴えない色だ。




 ナナカマドの赤が物足りない色をしている。よくよく見ると、葉がほとんどついていない木が多く、赤く見える部分の大半は実の色だった。葉はすでに落ちてしまったのだろうか。




 紅葉の時期の山頂からの光景は、本来ならそれは色鮮やかなのだが、白い雪と青空が重なっても冴えない色合いだった。今年の紅葉はハズレである。







 紅葉の色鮮やかさは年によってずいぶん違う。原因は冷え込み具合にあるのだろう。秋になってぐっと冷え込む日が続くようになると、紅葉が鮮やかになるのだ。ところが、近年は美しい紅葉が見られる年がめっきり減ってしまったように思えてならない。たしか去年もそれほどきれいではなかった。

 考えてみれば、最近は9月になっても冷え込むことが少なくなった。以前なら8月下旬から長袖を着こみ、9月にもなれば朝晩はストーブを焚くほど冷え込んだ。ところが、最近は9月でも半袖を着ていられる日が確実に増えた。ピリッとした空気の冷え込みを感じる日もめっきり少なくなった。あきらかに温暖化している。

 これでは紅葉がきれいになるわけがない。山がきれいに色づかないのは、地球温暖化の影響もあるのではなかろうか。

 つい先日、IPCCの第5次報告書が公表された。

温暖化、原因は「人」IPCC、6年ぶり報告書(朝日新聞)

IPCC:報告書 猛暑・台風、脅威に 対策遅れ、科学界が警鐘(毎日新聞)

 今回の報告書では、温暖化の原因が人為起源である可能性が95%以上としている。確かに日本では毎年のように猛暑となり熱中症で亡くなる方も増える一方だ。集中豪雨なども頻発した。今まであまり聞かなかった竜巻も、今年はずいぶん起きた。明らかに地球がおかしくなってきている。

 世界最悪の原発事故を起こした日本は原発を運転する資格などないし、そもそも原発は「海あたため装置」でもある。かといっていつまでも火力発電に頼っていることにもならない。原発はもとより、火発にも頼らないで済むよう対策を講じていかなければならないのだが、温暖化対策が立ち遅れてしまっていることが何とも気がかりだ。




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Posted by 松田まゆみ at 15:58│Comments(0)環境問題
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