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2008年02月18日

大樹海?

大樹海? 写真は、大雪山国立公園の三国峠の十勝側にある展望台からの写真です。

 中央の平らな部分はかつての爆裂火口で、その昔は湖があったといわれています。山のなかにこんなふうに盆地になっているところがあるのですね。そして、トドマツやエゾマツ、ダケカンバなどの森林が広がっています。

 こんな風に雄大な森林が広がっている光景を見渡せるところはそれほど多くはありません。

 でもこの大樹海、実は上からみるととんでもないことになっています。林道が網の目のように山奥まで張り巡らされ、裸地化した土場(丸太を積み上げたところ)が点々としているのです。樹海とは名ばかりのスカスカの森林になっているのです。

 森の中にはいると、直径が1メートルくらいの苔むして崩れかけたような切り株を見つけることができますが、かつてはそんな巨木があちこちにある鬱蒼とした森林だったのでしょう。今は細い木ばかりで、明るくなった林床にはササが生い茂っています。

 観光客の多くは、この広大な光景をみて原生林が広がっていると思うのでしょうけれど、原生林と呼べるような人の手の入っていない森林はほとんどありません。

 北海道には「日勝樹海ロード」とよばれる道路があるのですが、そこも樹海とは名ばかりのみすぼらしい森林しかありません。

 巨木の茂る、本当の樹海はどんな光景だったのでしょうか・・・。


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Posted by 松田まゆみ at 15:36│Comments(2)森林問題
この記事へのコメント
ご無沙汰してます(コメントは)
ブログ自体は毎日チェックしてますよ。

我々からすると、「大自然が残る」ってイメージの北海道ですが、
実態はそんな事になってますか?
(先日のラリーの件もしかり)

道の当局は「北海道」をどうしたいんでしょうか?

「自然」が魅力の北海道なのに、反対方向向いちゃって・・・
(恥ずかしながらまだ行った事はないんですけどね、北海道)

ジャガポックルは大好きです。
Posted by まっつん at 2008年02月18日 20:16
まっつん様

いつもご訪問ありがとうございます。
北海道の森林はどこもボロボロなんですよ。国立公園の中では国道沿いの森林はほとんど伐採されないのですが、ひとたび林道に入るとひどい状態です。

かつては当たり前に生息していたシマフクロウも、今は自然状態ではなかなか生きられなくなっています。人が巣箱をかけたり給餌することで何とか生きているのですが、繁殖しても幼鳥が棲める森がありません。ダムがあちこちに出来ているので、餌の魚が獲れるところも激減しています。

森林を管理している林野庁や北海道にも問題提起しているのですが、まだまだ営利目的の伐採が行われています。林野庁も北海道も、生物多様性の保全とか、森林の公益的機能を重視とか、お題目だけは唱えているのですけれどね。
Posted by 松田まゆみ at 2008年02月19日 09:05
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