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鬼蜘蛛の網の片隅から › 環境問題 › 太陽光発電と環境産業

2009年02月03日

太陽光発電と環境産業

 政府は地球温暖化防止のために自然エネルギーの利用を進めようとしており、家庭での太陽光発電にも補助金を出すようになりました。地球温暖化、環境問題、化石燃料の枯渇…どれをとっても自然エネルギーの利用を進めていかなければならないのは自明です。

 で、わが家にもしつこく電話がありました。太陽電池のメーカーである京セラからです。でも、その勧誘はかなり驚きのものでした。なんだか設置者を錯誤させて契約させようとしているのではないか…とも受け取れかねないものです。JANJANにこの体験を投稿しました。

太陽光発電の勧誘と問題点

 まあ、メーカーにとっては契約さえとれればいいのでしょうけれど、環境問題にかこつけてこんな勧誘をやっていたならそのうち契約者からクレームがきて問題になるのではないでしょうか?

 私の記事の最後にリンクされている関連記事を読むと、補助金制度もいろいろ問題があるようです。まずは電力会社への売電価格の保証を優先すべきなのかもしれません。

 太陽光発電を広めていくのはもちろん非常に重要なことですが、どうもこの国の政策はあくまでも企業にやさしくしているようで、基本的な姿勢に問題がありそうです。


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Posted by 松田まゆみ at 13:47│Comments(2)環境問題
この記事へのコメント
横浜市は独自に「固定価格買い取り制度」のモデル事業を来年度から始めるそうです。町内会館の太陽光発電設備に限定ですが、設置コストを10年で回収できるように市が上乗せ助成します。この事業を通じて国に導入を働きかけるそうです。
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivjan0901808/
こうした動きが広がってくれることを願います。
Posted by フィードインタリフ at 2009年02月03日 22:59
フィードインタリフ様

お知らせありがとうございました。
確かに、今の補助金制度はおかしいですね。設置者に不公平になることなく一律に10年くらいでコストが回収できるようなシステムにすべきです。国として「固定価格買い取り制度」を導入すべきだと思います。
Posted by 松田まゆみ at 2009年02月04日 10:40
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