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鬼蜘蛛おばさんの疑問箱 › 共同出版・自費出版 › 文芸社のネット検索をめぐる不思議な現象

2009年08月01日

文芸社のネット検索をめぐる不思議な現象

 以前は「文芸社」あるいは文芸社の関連キーワードでネット検索すると、私がインターネット新聞JanJanに書いた記事がかなり上位にランクされました。また、日刊サイゾーの「仕組まれてた? 倒産した新風舎を“買った”文芸社の真の狙い」なども上位にありました。ところが、最近では「文芸社」の検索結果がガラリと変わっていて、文芸社の関連サイトや文芸社を勧めるようなサイトが上位にずらりと並んでいます。もちろんネット検索の順位が変わること自体は当たり前なのですが、文芸社の検索に限ってはその順位の変化がどうしても不自然としか思えません。

 不思議なのは、今年の7月に入ってから文芸社を評価したり、文芸社に誘導するような記事が複数書かれていて、それが比較的上位に検索されることです。どこの誰が書いているのか分からないブログ記事です。文芸社の商法を批判しているブログはたくさんありますが、これまで多くの人がアクセスしているはずの批判記事の順位が下がり、ごく最近書かれた文芸社に誘導するブログ記事の方が上位にランクされていたりするのです。この現象はどう考えても不自然です。

 文芸社は一年ほど前に、私がインターネット新聞JanJanに書いた記事を削除するようインターネット新聞社に要請しました。また、今年の2月には文芸社の関係者ではないかと推測される者が、具体的理由も示さずにブログ運営会社に22本もの記事の削除要請をするという言論封じ事件も発生しました。不都合な記事を強制的に削除させようという動きがあるなかで、批判的記事の検索順位が下がり、文芸社に誘導したり評価するような記事の順位が上がっているといえるでしょう。「文芸社の広告塔と化した読売新聞」にも書いたように、ウィキペディアの記事も不可解です。

 ネット時代の現代、多くの人がネット検索で情報を得るようになりました。そのような中で企業は自分の会社のサイトが上位にでてくるように、そして批判サイトが下位になるように工夫するのです。ネット対策ですね。「自費出版」と検索すると、自費出版社のサイトがうじゃうじゃ。上位にランクされるサイトにはいわゆる共同出版・協力出版を正当化しているものもあり、ゾッとします。一部の業界関係者によって、正しい情報や批判サイトが目につきにくいように操作されつつあるといえそうです。

 さて、このような状況であるからこそ、悪質出版商法について的確な指摘をしているサイトをもう一度ここで紹介しておきましょう。記事自体はちょっと古いのですが、今でも中身はそのまま通用します。

ちきりんさん、是非このブログの出版を!

出版社だけにおいしい商法の仕組みをとてもわかりやすく解説しています。

“自費出版詐欺”に引っかかる人の心情

 このブログ著者の「著者に多額のカネを払わせて本を出版し、万が一、大量に売れたら、その儲けも丸々出版社が独占するなどという契約は、出版に関してはそもそも常識的には成立しないのである」という主張は、まさに私が口を酸っぱくしていっていること。通常の商行為ではあり得ないやり方なのです。

 著者に出版費用の全額以上を出させる「印税方式」の出版商法は、セブンイレブンの本部がオーナーを騙して出店させ、優位な立場を利用してオーナーから搾取している構図とよく似ています。優越的地位の乱用に等しいやり方だと私は思います。


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この記事へのコメント
こんにちわ。松田様。

ホント、そういう光景って醜くて嫌になりますよね。

会社の宣伝をするためのネット工作自体は悪事でも何でもないのですが、この人達に限っては、まず世間と被害者に謝るのが先でしょうに。

もっとも、いくら美辞麗句を駆使して宣伝をして、お客候補を集めたところで、肝心の会社の中身が腐ったままでは、結局はお客候補には逃げられますよ。それとも、数の論理で「多く集めれば、必ず一定の割合で引っかかるカモがいる」とでも思ってるのでしょうか? だとしたら、もう最低の底です。

金に目が眩むと、もはや人を人とも思えなくなるのでしょうか。
自分達だって、大切な家族を養う為に仕事をしてて、今まさに自分が騙そうとしている相手も同じだと分からないのでしょうか。その相手から騙し取った何百万というお金は、もしここで騙されなければ家の頭金になったかもしれないし、子供を学校に遣れたかもしれない。あるいは、年老いた親の病気を治すために役立ったかもしれない。更に、それを騙しとられたゆえの不幸が降りかかるかもしれない。被害に遭った誰もがペンを武器にして立ち上がれるというわけではありません。最近は減った振り込め詐欺の被害者も、被害に遭ったばかりに家族に責められて居場所を失った人や、欝を発症して入院した人、さらには自殺した人までいるのです。新風舎の倒産の時も、もしかしたら似たような境遇に陥った人がいたかもしれません。私だって、松田様のブログに出会えなかったら、もっと落ち込んで、ヤケを起こしていたかもしれない。

やりきれないです。
いっそ、貨幣に価値なんかなくなればいいとすら思ってしまいます。実家、商売やってんですけどね(笑‥‥‥いきれない)
Posted by M at 2009年08月01日 14:26
M様

そうですねえ。「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」とでも思っているのか・・・。出版業というのはメディアの一員であり言論機関のはず。人を騙したり、欺いたり、情報操作したり、恫喝するなんてことはあるまじきこと。どうなっちゃっているのでしょうね、この国は。

せめて社員の方たちの良心を信じたいものです。
Posted by 松田まゆみ at 2009年08月01日 17:09
はじめて書き込みします。
たまに読ませていただいています。

「セブンイレブン」と同じという言葉が妙に説得力がありました。

でもどうやったら良心的な自費出版の会社に出会うことができるんでしょうね。
Posted by 札幌 at 2009年08月14日 14:08
札幌様

こんにちは。訪問ありがとうございます。

良心的な自費出版社を探すのが、なんだか大変な時代になってしまいました。

あくまでも私の意見なのですが・・・
大きな会社はどうしても維持経費が大きくなるので、上乗せする利益も多くなります。費用は印刷方法や部数、紙質、編集の有無や内容などによっても変わってきますから一概にはいえないのですが、できれば実際に会社を訪問して、自分のイメージにあった本をつくってもらえるかどうか見本を見せてもらうといいですね。

それから、良心的な出版社は強引に契約させようとはしません。契約をあせらせたり、原稿を褒め上げて一方的に販売を勧めるところは要注意でしょう。クレジットを勧めるところも。

売ることにはあまりこだわらないほうがいいと思います。どうしても売りたいなら、販売の方法と費用、売れない場合のリスク、これまでの実績などをきちんと説明してもらい、納得のうえで契約すべきです。

契約するときは、わからないことはよく聞いて、納得してから判を押してください。

自費出版を考えているのですか? 良心的な会社にめぐり合えるといいですね。
Posted by 松田まゆみ at 2009年08月14日 15:09
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