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鬼蜘蛛おばさんの疑問箱 › 環境問題 › グリーンピース職員の逮捕は人権侵害

2010年02月17日

グリーンピース職員の逮捕は人権侵害

 国連人権理事会の「恣意的拘禁に関するワーキンググループ」が、青森県の運送会社から鯨肉を持ち出たグリーンピース・ジャパンの職員二人の逮捕・拘留は、日本も採択している世界人権宣言に違反する人権侵害であるとして、日本政府に伝えていたそうです。鈴木さんの裁判でのスピーチによると、二人の逮捕のために公安警察38名、青森警察署37名、計75名もの警察官を動員していたとのこと。凶悪事件で逃走している人の逮捕ならわかりますが、逃走の恐れもない人たちに対してこんな大掛かりなことをしたのですから、不可解ですね。国連人権理事会が人権侵害とするのももっともでしょう。

国連人権理事会ワーキンググループ、日本政府に厳しい判断

 グリーンピース・ジャパンの鯨肉持ち出しに関する裁判は15日に初公判が開かれましたが、以下に報告が掲載されています。

鯨肉裁判初公判「土産」の矛盾と調査捕鯨の不正隠ぺいが明るみに

佐藤さんと鈴木さんの裁判でのスピーチ

星川淳事務局長の初公判雑感

 これらの一連の記事を読むと、グリーンピースが追求している鯨肉の横領疑惑を、捜査機関が必死に隠そうとしての逮捕であったことがよく分かります。初公判の尋問で、共同船舶の幹部が私用のための塩蔵鯨肉を作っていることを認めたとのことですが、今後の裁判の中で横領のシステムが明らかにされていくのではないでしょうか。

 マスコミは初公判のニュースは伝えましたが、その中身は国民の知りたいことが伝えられているとは思えない内容です。とりわけ、国連人権理事会の意見についてはろくに報じていないのではないでしょうか。なんとも不思議な国です。

 以下はヤメ蚊弁護士のこの裁判に関する記事です。ご参考まで。

グリーンピース「横領」鯨肉「窃盗」事件は最高裁基準によれば無罪~市民の知る権利を軽視してはならない



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Posted by 松田まゆみ at 15:55│Comments(3)環境問題
この記事へのコメント
鯨肉(クジラ)とグリーンピースの問題は、だんだんどっちもどっち?って気持ちになってきました。
なんだかどちらもムキになって引くに引けないって状態になってきたような。

日本における鯨肉ってどうなんでしょう?
未だに売っているようですが、私はまったく食べた事ないし、小さいころに食べた記憶ももうかすかなものです。
もう別に色々あるんだし、クジラを獲らなくたってと思う反面グリーンピースやシーシェパードのような欧米の対応を見ると、非常に不快感を覚えます。

一歩ずつ歩み寄るか、引くことは出来ないものでしょうかね。
Posted by BEM at 2010年02月18日 19:04
船団の幹部クラスの横領が事実であるなら、それは立派な犯罪です。
異常接近し船団の前をふさぐ行為。液体の入ったビンを投げ、障害物
を海に投げる行為。これらの暴力で自分の意見を通そうとする行為も
真っ当な犯罪で、まるでヤクザ社会に似ています。行き着くところは
クジラの為に人間を殺すまで止めないのでしょうか・・・。
Posted by 北の旅烏 at 2010年02月19日 16:06
BEM様

こんにちは。グリーンピースの事件とシーシェパードの件では、かなり状況が違うと私は思っています。シーシェパードは、明らかに暴力的な手段による妨害行為をしており、あのような過激なやり方は批判されるのは当然と思います。

グリーンピースの鯨肉持ち出し事件に関しては、船団の横領疑惑を告発するための手段としてとった証拠品の持ち出しが正当な行為として認められるか否かということです。日本では船団の横領疑惑は不問に付され、鯨肉の持ち出しばかりが「窃盗」だとして強調されていますが、国連人権理事会が人権侵害だとして非難しているということは、国際的な意識としては日本の捜査機関の対応がおかしいということです。私もそう思います。国連人権理事会の要請についてマスコミが記事にしないのもおかしいのではないでしょうか。


北の旅烏様

日本が船団の横領疑惑について追及しようとしないのは、本当におかしなことです。だいいち、調査なら捕獲して殺さなくてもやれることはあるはず。調査の名の下に商業捕鯨と同じようなことをやっていることが国際的な批判を浴びているのです。船員による横領疑惑こそきちんと解明しなければならないことですが、まるで「臭いものに蓋」という感じですね。

ただし、調査捕鯨にいくら疑惑や問題があるからといって、シーシェパードのやり方は、とても賛同できるものではありません。
Posted by 松田まゆみ at 2010年02月20日 11:20
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