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鬼蜘蛛おばさんの疑問箱 › 環境問題 › 銭函海岸の風力発電計画を考える(その9)

2010年06月25日

銭函海岸の風力発電計画を考える(その9)

 日本風力開発は去る6月20日に、札幌市の手稲区民センターで住民説明会を開きました。風車建設予定地から最も近い場所にある山口団地の住民など約200人が出席したとのことですが、団地以外の住民を入場させなかったそうです。住民の方たちからは、低周波音による健康被害や自然破壊などについての意見が相次いで出されたとのこと。つまり、住民の多くはこの計画に反対であったり、日本風力開発の説明に納得していないのです。この説明会のことは以下の北方ジャーナルの記事に詳しく書かれています。

【小樽市銭函風力発電計画】札幌で初の住民説明会

 この記事によると、日本風力開発は「風車からは人体に影響を与える低周波音は観測されていない」など、まるで健康被害などないかのように説明しています。さらに風力エネルギー研究所の担当者は、風車の低周波音に関するネット情報はすべて正しくない、観測されていないと説明したとか。これは虚偽説明といえるのではないでしょうか。多くの報告事例があるのにこんな説明を平然とするとは、信じがたいことです。

 で、驚いたのは、日本風力開発はその説明会の翌日である21日に「新エネルギー導入促進協議会(NEPC)に補助金の申請をしていたとのこと。結局住民への説明会は単に「説明をした」というアリバイづくりだったのでしょうか。

 また、北海道新聞の報道によると、日本風力開発は7月に環境影響評調査書をまとめ、11月から設計に入る方針を示したそうです。住民の意見を無視し、あくまでも強行姿勢を貫くつもりでしょうか。

 写真は、5月に道南にイソコモリグモ調査に出かけた際に撮影した風車です。すぐ近くに行ったら風車がすごい音を出しているんですね。遠くから見ているだけではわかりませんが、この音にはゾッとしました。とてもこんな風車の近くには住みたくありません。






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Posted by 松田まゆみ at 10:23│Comments(2)環境問題
この記事へのコメント
おはようございます. 低振動、低周波は
軽自動車が橋を通過しただけでも発生するというのが常識です.
そこに人が住んでいたら 健康を害するなんてあたりまえ!
風車は この程度の規模ではすまされない.

風車はプロペラと支柱の振動が大きく 近くに人が住んでいれば
地面からも 可聴音外の 低振動に悩まされることになります

市民をまもるべき市長は なに考えてるんでしょう?
隣の市民は 知ったこっちゃない...なんて市長が道内に
棲息しているとしたら 政治をやめてお金儲けの会社へ
転職することをお奨めしたいですね.
Posted by plastic.tears at 2010年06月27日 12:22
plastic.tears様

こんにちは。

「風車はプロペラと支柱の振動が大きく」というのは、実際に風車のすぐ近くに行ってみて実感しました。プロペラは風の抵抗を大きく受け、軋んですごい音を出していましたから。風車から離れれば音は聞こえなくなりますが、耳には聞こえないだけで低周波音が出ているだろうということは想像に難くありません。

市長さん、しっかりしてほしいですね。
Posted by 松田まゆみ at 2010年06月27日 13:57
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