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2011年01月13日

ブログの楽しみ


 「人生を問う旅の記録『幻の旅路』」で紹介した大湾節子さんが、ブログを始められた。本の出版にまつわる話のほか、日本とはだいぶ違うロスアンジェルスの生活の一端がうかがえる。

『幻の旅路』大湾節子のブログ

 大湾さんの本は、ご自身の気持ちをとても率直に表現しているところが好感をもてるのだが、このブログもまた日々のできごとにまつわるご自身の気持ちなどが記されていて、彼女の人柄がよく伝わってくる。文章も、本と同じようにとても読みやすい。ブログで自分の気持ちを綴ることは、彼女にとてもよく合っているように思う。

 大湾さんはアメリカで写真展も開かれているアマチュア写真家だ。本に掲載されている写真がとても素晴らしいのだが、これらの写真がブログにも散りばめられている。本ではカラーの写真はグラビアとして前のほうにまとめて掲載されているが、掲載できなかったすばらしい写真が他にも大量にあると思うとても残念だ。とはいっても、カラーのグラビアは高額になるからこれは仕方ない。

 しかし、インターネットなら写真も存分に載せられるだろう。アナログのカメラの写真はフィルムをスキャンするという手間がかかるが、今後は写真のスキャンを手掛けていくらしい。彼女のすばらしい写真がブログで紹介されるのなら、とても楽しみだ。

 ブログの最初のページには、ある翻訳者の方による彼女の著書のレビューが紹介されているが、これがまたとてもいいので是非読んでいただきたい。

『幻の旅路』大湾節子ご紹介

 ブログを書いていると、コメントやトラックバックをしてくださった方などのブログを訪問するなど、他の方たちのブログを拝見する機会が増えていくものだ。そしてお気に入りのブログを見つけると、しばしば訪問することになる。社会問題について書いているブログ、ジャーナリストのブログ、日常を綴ったブログ、自然についてのブログ等々、実にさまざまなブログがあるが、大湾さんのように自分自身の体験に基づいたエッセイは、気軽に楽しく読めていい。ブログを読みながら、「そうだそうだ」と共感することも多い。

 それに対しつまらないと思うブログは、自分の行動を報告したり、食事などを写真で紹介している類のものだ。他人のプライベートな行動とか、自慢話とか、食べたものの写真を紹介されたところで、面白くも何ともない。継続して読みたいと思うブログは、自分の体験に基づいて意見がきちんと書きこまれているものだ。

 私がブログを開設したときはインターネットの知識もほとんどなく、説明を読みながら恐る恐る設定をしたものだが、慣れてしまえば意外と簡単で、これなら誰にでもできるだろうと実感した。退職などで時間ができた方は、ブログを書くのもボケ防止になるだろう。仕事を持っているときには立場上書きにくかったことも、自由になれば書きやすい。日本人には公の場で自分の意見をはっきりと言わない人が多いが、だからといって意見を持っていないというわけではないだろう。ブログをつかって自由に意見を発信してみたらどうだろうか。自分の意見や考えをまとめて書くという作業は、脳のためにもいいに違いない。


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Posted by 松田まゆみ at 21:10│Comments(0)雑記帳
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