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2011年08月12日

クンちゃんブログの削除に乗り出した文芸社

 少し前に「批判ブログの削除に必死な幻冬舎ルネッサンス」という記事を書いたが、今度は文芸社の話し。

 昨日、元文芸社社員である「クンちゃん」のブログを覗いたところ、なんだか様子が変だ。どうやらクンちゃんの内部告発に対し、文芸社が我慢ならなくなってブログ運営会社のgooに削除要請をしたようだ。なんと姑息なことか。

非緊急速報・文芸社、クンちゃんブログ削除をgooに要求! クンちゃん屈服の気配!?

 とはいっても、そこはさすがのクンちゃん。なんと削除要請のあった記事を再度アップしてしまった。とにかく証拠となる書類をちゃんとアップしている記事なのに、一体なにが名誉毀損だというのだろう。クンちゃんも通算No18の記事の「追記」で以下のように書いている。

 こうまでして、文芸社を防衛しようとしたクンちゃんが、いま何故、これらを公表するのか。

 それは、これほどまでに度を超した人物が、実質的にこの会社を動かしている実態を明らかにすることがひとつ。
 それから、役所はすべて(これは行政から、司法から、捜査機関に至るまで)同様であるが、
 いったん落着させた事案を再びいじくりまわすことはない。
 検察には、たとえば不起訴事案を「再起」するという処分があるが、そんな措置は簡単にはできない。
 裁判の「再審」もしかりであることは誰でも承知している。
 行政も同じである。いい加減な措置であろうと、いったん終結させた事案を再び問題にすれば、多くの人間の責任が問われる。
 したがって、この問題をいま公表したところで、ふたたび蒸し返しにはならないと知っているからである。それを証明づけるため
 に、担当官の名刺記載のアドレスに、このブログを送信しておいた。
 つまり公益目的に公共の利益に関する事実を書いているのだから、名誉毀損に該当しないのは明らかだ。それにここに書かれた不法行為が罪に問われることもまずない。gooが通報者に言われたままに削除要請をしているのであれば、見識を問われるというものだ。

 クンちゃんは削除要請に応じないと思うが、gooの対応が見ものだ。ちなみに、ブログの削除要請に関して以前私が書いた記事をここに紹介しておこう。

削除要請とブログ運営会社の姿勢

 ここではブログ運営会社から名誉毀損を理由として削除要請の通知を受けた有田芳生さんと山口貴士弁護士の事例を紹介している。お二人とも名誉毀損は不当であるとして記事の削除を拒否したのだが、ブログ運営会社は強制的な削除はしていない。記事を書いた本人が認めてもいないのに、裁判所でもないブログ運営会社が勝手に名誉毀損だと決めつけて強制削除してしまったのなら、権利の濫用ではないだろうか。だから、ブログ運営会社も削除することはできないのだ。

 誰が見ても明らかな誹謗中傷を書いているのならともかく、名誉毀損か否かで当事者同士の見解が食い違っているのなら、その最終判断は裁判などといった法的判断に任せるべきなのだ。

 だから、ブログ運営会社に削除を要請する方も姑息だし、通知があったからといってすぐに利用規約を持ち出して削除要請を求める運営会社もどうかと思う。それに通報者の名前を通知しないというのもおかしな話だ。

 こんなことがあったので、削除要請のあったクンちゃんの記事をもう一度読み直してみた。文芸社の内情が赤裸々に語られているのだが、これは単に知られたくないだけの話だろう。文芸社だって、これとよく似た真実を追求する本を出版しているではないか。そのことは以下の記事にちゃんと書いてある。

本屋に並ぶ「私家版」、その光と影

 この記事には触れられていないが、「命の雫」(島袋勉著、文芸社刊)という本は自衛隊の「訓練」という名の暴行によって亡くなった若き自衛隊員の父親の手記だ。

 このような本を出版している一方で、自社の内実を書いたブログ記事は誹謗中傷だといって削除を求めるのは矛盾している。社員の不法行為を暴かれたくないなら、不法行為とは無縁の会社を目指せばいいではないか。クンちゃんだって、それを望んで書いているのだ。

    


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この記事へのコメント
いわゆるSLAPP訴訟の一歩手前状態ですかね。
オリコン裁判で有名な烏賀陽 弘道氏に相談されたらいかがでしょうか?
Posted by バクロン at 2011年08月12日 17:38
バクロン様

もし文芸社がクンちゃんを提訴するようなことがあれば、確かにスラップ訴訟といえるでしょうね。

バクロンさんも、ぜひクンちゃんのブログにアドバイスのコメントを書いてあげてください。
Posted by 松田まゆみ at 2011年08月13日 10:25
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