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鬼蜘蛛おばさんの疑問箱 › 光市事件 › 福田君の尋問で見えてくる出版差し止め裁判の本質

2011年12月05日

福田君の尋問で見えてくる出版差し止め裁判の本質


 光市母子殺害事件のことは、すっかり忘れ去られてしまった感がある。しかし、「福田君を殺して何になる」(増田美智子著、インシデンツ刊)の出版をめぐり、福田君の弁護士らが出版差し止め裁判を起こしたことを記憶している人は多いだろう。

 マスコミではほとんど取り上げられていないようだが、訴えられた寺澤さんらは弁護士による嫌がらせ裁判だとして、福田君の弁護団に損害賠償を求めて反訴した。このために広島地裁で二つの裁判が合併審理されている。そして、この10月には福田君の尋問が行われた。

 この尋問に関しては以下のtogetterのまとめをお読みいただければ流れが分かると思う。

人権派弁護士として評価の高い?光市母子殺害事件の安田好弘氏は、無能で嘘つきなのか?【インシデンツ出版差し止め裁判】

 この裁判に関しては私もブログで何回も取り上げてきたが、早い話し、福田君の意思は蚊帳の外に置かれ、弁護団の意思で起こされたとしか考えられないものだ。寺澤さんが主張しているように、弁護団による嫌がらせ裁判といっても過言ではないだろう。

 予想されたことだが、やはり弁護団は福田君の尋問にあたって答弁を覚えさせられたらしい。福田君は弁護士らの言うことを聞くしかない弱い立場だから、弁護団の言いなりになるしかない。弁護士の人質になっているに等しい状態だ。弁護団はそれを利用して弁護団のストーリーに沿った答弁を覚えさせたのだろう。そして覚えさせた答えを引き出すように誘導尋問したものと推測される。

 だから、福田君は弁護士から答えを用意されていなかった質問をされると、答えに窮してしまうのだ。弁護団の都合で裁判に引っ張り出され、こんなお芝居のような尋問を受ける福田君は本当に気の毒だ。弁護団も提訴した以上は引き返せないのでこういう手法を取るしかないのだろうが、後ろめたくないのだろうか。

 さらに呆れたことに、安田好弘弁護士は寺澤さんが起こした裁判の当事者なのに、尋問に応じないと逃げ回っているとのこと。

http://twitter.com/#!/Yu_TERASAWA/status/143545240970739712

 こういう姿勢を知ると、本当に幻滅だ。福田君を尋問しておきながら、自分が尋問されるのを避けるとは恥ずかしくないのだろうか。出版差し止めの裁判は、まさに弁護団の保身が目的だったとしか思えない。

 以下は先日、私がこのことに関してつぶやいた連続ツイートだ。

http://twitter.com/#!/onigumoobasan/status/142133115228389376
「福田君を殺して何になる」の出版を巡り、光市母子殺害事件の弁護団と版元の寺澤有さん@Yu_TERASAWAと増田美智子さんが裁判で争っているが、この裁判については光市母子殺害事件の弁護団が嘘をついているという寺澤さんの主張を全面的に支持する。出版差し止めの経緯を見れば明らかだ。

http://twitter.com/#!/onigumoobasan/status/142133180714061825
(続き)私はかつては安田好弘弁護士らの活動を支持してきたが、今回の出版差し止めはとても賛同できない。たとえ被告人の利益になるとしても嘘をついてジャーナリストを提訴するなどということは人としてやってはならないことだと思う。ジャーナリストの人権も尊重してこそ人権派弁護士だ。

http://twitter.com/#!/onigumoobasan/status/142133258317086721
(続き)福田君の証人尋問では弁護団が福田君に回答を教え込んだと推測されるが、そんなことこそ福田君を精神的に追い詰めることになるのではなかろうか。福田君が気の毒だ。あの裁判はとても被告人の利益になるとは思えないし、弁護団の印象も悪くしてしまった。

http://twitter.com/#!/onigumoobasan/status/142133328974327809
(続き)安田弁護士らを支持している人たちは、事実を見ようとせずに安田弁護士を盲信していまいか? 過去の安田弁護士らの活動を全面否定はしないが、しかし、ジャーナリストを嘘つき呼ばわりして提訴した弁護団の方たちは、やましさは感じていないのだろうか? 真意を知りたい。

http://twitter.com/#!/onigumoobasan/status/142133398020952064
私は信頼している人、尊敬している人、世話になっている人だからという理由で、その人の意見に同調することはしない。誰の意見であろうと、支持するか否かは自分で決める。たとえ自分と同じ意見の人が誰もいなくても、他人に同調しようとは思わない



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Posted by 松田まゆみ at 22:47│Comments(0)光市事件
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