さぽろぐ

  日記・一般  |  その他北海道

新規登録ログインヘルプ


鬼蜘蛛おばさんの疑問箱 › 大規模林道 › 広島の細見谷林道の建設中止が決定

2012年01月25日

広島の細見谷林道の建設中止が決定

 原発事故はいまだ継続中で、放射性物質の放出量は減るどころか増えたとの報道があった。八ッ場ダムも着工に向けて進んでいる。溜め息が出るようなニュースばかりが続いていたが、先日、広島県の大規模林道が中止になったというニュースがあった。久々の朗報だ。

 緑資源機構の廃止によって林道の事業主体は地方自治体へと移行し、北海道の大規模林道は全面的に中止された。しかし広島県では中止決定がされずに自然保護団体などが反対運動を展開し、住民訴訟も起こされていた。しかし、広島県議会は19日に厳しい財政事情などを理由に事業を中止することを決定した。

廿日市の細見谷林道建設:県、事業中止へ 環境保護団体は歓迎、地元戸惑い 厳しい財政事情で /広島(毎日新聞)

 5つの工区のうち細見谷と「庄原・三和区間」は工事をしておらず、貴重な自然が破壊されることなく中止となったことは歓迎したい。ただし、相変わらず中止の理由は財政難であり、自然破壊という観点はほとんどないようだ。この国の自治体の大半は、生物多様性の保全に消極的だし、判断基準が結局は「お金」というのなら何とも情けない。

 住民訴訟については、今年3月21日に判決が言い渡される予定だ。

細見谷渓畔林訴訟結審(細見谷に大規模林道はいらない)

 判決がどのようなものになるか分からないが、広島県は裁判を意識して判決が出される前に中止決定をしたのではなかろうか。まっとうな判決を期待したい。

 日本はこれから原発事故の補償で財政がひっ迫するのは目に見えている。無駄な公共事業などに税金を注いでいる時代ではないだろう。


  


あなたにおススメの記事


同じカテゴリー(大規模林道)の記事画像
北海道の決断は?
これが小動物の溺死防止策?
動物の生息地を分断する道路
貫通したけど、誰が使うの?
環境への配慮って何?
1キロで4億6千万円!
同じカテゴリー(大規模林道)の記事
 形式敗訴・実質勝訴の受益者賦課金裁判の意義 (2012-04-13 22:25)
 広島地裁が受益者賦課金の市による肩代わりを違法と認定 (2012-03-23 17:20)
 ようやく止まった北海道の大規模林道 (2009-11-13 14:47)
 受益地と受益者負担の謎 (2009-11-09 14:13)
 大規模林道中止か! (2009-10-09 21:38)
 費用対効果が出せない「山のみち」 (2009-08-05 17:07)

この記事へのコメント
おはようございます、お久しぶりです、朗報ですね
しかし自然を食い物にして何もうまれない...と
知りながら破壊していたと認めたようなものですね。
ばら撒くために増税している構図がよくみえます

税金は本当に万民が豊かになる為に
身近な自然を保全管理して災害から国民を守る為
だけにつかって貰いたいです
Posted by こると at 2012年01月26日 13:18
こると様

時代錯誤の大規模林道などもっと早く中止にすべきだったのですが、広島もようやく中止の判断をしました。林業ムラの抵抗が激しかったのか・・・。とにかく、こうした自然破壊+税金の無駄遣いの典型のような事業こそ、さっさと引き上げるべきですね。
Posted by 松田まゆみ at 2012年01月26日 16:34
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
広島の細見谷林道の建設中止が決定
    コメント(2)