鬼蜘蛛の網の片隅から
http://onigumo.sapolog.com
日頃感じている社会問題や自然環境、動植物のことなど、雑多なことを綴ります。蜘蛛は嫌われがちな生き物ですが、ブログ主は蜘蛛大好き人間です。
ja
松田まゆみ
2024-03-18T16:29:44+09:00
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コフタオビシャチホコ
http://onigumo.sapolog.com/e502328.html
全体的に茶色だが、二本の横線の間とそれ以外では色調がやや異なる。幼虫はヤナギ科のヤマナラシを食べるとされているが、同じポプラ属のドロノキは食べないのだろうか。前翅長は約15mm。シャチホコガ科。
2022年7月6日 北海道十勝地方
全体的に茶色だが、二本の横線の間とそれ以外では色調がやや異なる。幼虫はヤナギ科のヤマナラシを食べるとされているが、同じポプラ属のドロノキは食べないのだろうか。前翅長は約15mm。シャチホコガ科。
2022年7月6日 北海道十勝地方
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昆虫
松田まゆみ
2024-03-18T16:29:44+09:00
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クワゴモドキシャチホコ
http://onigumo.sapolog.com/e502306.html
前翅に黒褐色の三角形の斑紋があり、胸部背面は栗色の毛が生える。色彩に変異があるが、斑紋が特徴的で見分けやすい。幼虫はヤナギ科の植物を食べる。写真の個体は前翅長15mm。シャチホコガ科。
2022年7月21日 北海道十勝地方
前翅に黒褐色の三角形の斑紋があり、胸部背面は栗色の毛が生える。色彩に変異があるが、斑紋が特徴的で見分けやすい。幼虫はヤナギ科の植物を食べる。写真の個体は前翅長15mm。シャチホコガ科。
2022年7月21日 北海道十勝地方
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昆虫
松田まゆみ
2024-03-15T15:16:56+09:00
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セグロシャチホコ
http://onigumo.sapolog.com/e502300.html
枯葉のような色彩をしたシャチホコガで、雄は止まったときに腹端が翅からはみ出すが、雌ははみ出ない。幼虫はヤナギ科の植物を食べる。写真の個体は前翅長約13mm。シャチホコガ科。
雄 2022年8月5日 北海道十勝地方
枯葉のような色彩をしたシャチホコガで、雄は止まったときに腹端が翅からはみ出すが、雌ははみ出ない。幼虫はヤナギ科の植物を食べる。写真の個体は前翅長約13mm。シャチホコガ科。
雄 2022年8月5日 北海道十勝地方
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昆虫
松田まゆみ
2024-03-14T15:15:59+09:00
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ニセツマアカシャチホコ
http://onigumo.sapolog.com/e502287.html
ツマアカシャチホコに似るが、前翅の赤褐色斑の内側にある白線が太く明瞭で、後縁近くに黒紋がない。幼虫はヤナギ類を食べる。前翅長は15mm前後。シャチホコガ科。
2022年8月6日 北海道十勝地方
ツマアカシャチホコに似るが、前翅の赤褐色斑の内側にある白線が太く明瞭で、後縁近くに黒紋がない。幼虫はヤナギ類を食べる。前翅長は15mm前後。シャチホコガ科。
2022年8月6日 北海道十勝地方
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昆虫
松田まゆみ
2024-03-13T14:06:34+09:00
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ツマアカシャチホコ
http://onigumo.sapolog.com/e502283.html
シャチホコガの中では小型の種で、前翅の翅頂近くに赤褐色斑があり、後縁の近くには黒紋がある。似た種にニセツマアカシャチホコがいるが、ニセは黒紋がない。腹部先端を上に反らせて止まる。幼虫はヤナギ類を食べる。前翅長15mm。シャチホコガ科。
2022年6月27日 北海道十勝地方
シャチホコガの中では小型の種で、前翅の翅頂近くに赤褐色斑があり、後縁の近くには黒紋がある。似た種にニセツマアカシャチホコがいるが、ニセは黒紋がない。腹部先端を上に反らせて止まる。幼虫はヤナギ類を食べる。前翅長15mm。シャチホコガ科。
2022年6月27日 北海道十勝地方
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昆虫
松田まゆみ
2024-03-12T16:51:31+09:00
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クモの絵を描く楽しみ(原始的クモ類編)
http://onigumo.sapolog.com/e502279.html
今日は、少しずつ描いているクモの標本画(ケント紙に色鉛筆)のうち、原始的なクモ類の絵を紹介したい。といっても北海道在住の私はエゾトタテグモの他はキシノウエトタテグモとジグモしか標本を持ち合わせていないので、この3種のみ。いずれも地面に穴を掘って潜む。
【エゾトタテグモ】
上が雌、下が雄。カネコトタテグモ科。北海道の固有種。両開きの扉を持つ穴を地面に掘って日中は中に潜んでいるために人目につくことは少ないが、森林地帯を中心に低地から高山まで広く分布している。ピットフォールトラップには雄がよくかかるので、雄は夜間にかなり徘徊しているものと思われる。体長は雌が12~18mm、雄が10~14mm。
【キシノウエトタテグモ】
トタテグモ科。本州、四国、九州に分布。崖地などに片開きの扉をつけた横穴を掘り、中に潜む。腹部に淡色の縞模様があるのが特徴。体長は雌が10~15mm、雄が9~15mm。
【ジグモ】
ジグモ科。本州、四国、九州に分布。北海道では道南で記録があるが、人為的分布の可能性がある。樹木の根元などに穴を掘って糸で裏打ちした袋状の住居をつくるが、袋状の住居の上部は地上に出ており木の根元や塀などに付着させている。餌となる昆虫や小動物が袋部分に触れると、クモは袋越しに獲物に噛みつき住居の中に引きずり込んで食べる。体長は雌が12~20mm、雄が10~17mm。
今日は、少しずつ描いているクモの標本画(ケント紙に色鉛筆)のうち、原始的なクモ類の絵を紹介したい。といっても北海道在住の私はエゾトタテグモの他はキシノウエトタテグモとジグモしか標本を持ち合わせていないので、この3種のみ。いずれも地面に穴を掘って潜む。
【エゾトタテグモ】
上が雌、下が雄。カネコトタテグモ科。北海道の固有種。両開きの扉を持つ穴を地面に掘って日中は中に潜んでいるために人目につくことは少ないが、森林地帯を中心に低地から高山まで広く分布している。ピットフォールトラップには雄がよくかかるので、雄は夜間にかなり徘徊しているものと思われる。体長は雌が12~18mm、雄が10~14mm。
【キシノウエトタテグモ】
トタテグモ科。本州、四国、九州に分布。崖地などに片開きの扉をつけた横穴を掘り、中に潜む。腹部に淡色の縞模様があるのが特徴。体長は雌が10~15mm、雄が9~15mm。
【ジグモ】
ジグモ科。本州、四国、九州に分布。北海道では道南で記録があるが、人為的分布の可能性がある。樹木の根元などに穴を掘って糸で裏打ちした袋状の住居をつくるが、袋状の住居の上部は地上に出ており木の根元や塀などに付着させている。餌となる昆虫や小動物が袋部分に触れると、クモは袋越しに獲物に噛みつき住居の中に引きずり込んで食べる。体長は雌が12~20mm、雄が10~17mm。
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クモ
松田まゆみ
2024-03-11T20:41:54+09:00
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ソトシロオビナミシャク
http://onigumo.sapolog.com/e502268.html
小型のナミシャクで、下唇鬚が非常に長い。全体に茶色っぽいが、緑色を帯びた横帯がある。もっとも色彩はかなり個体変異があるようだ。幼虫はツツジやヒサカキなどの蕾や花を食べる。前翅長は約10mm。シャクガ科。
2022年9月21日 北海道十勝地方
小型のナミシャクで、下唇鬚が非常に長い。全体に茶色っぽいが、緑色を帯びた横帯がある。もっとも色彩はかなり個体変異があるようだ。幼虫はツツジやヒサカキなどの蕾や花を食べる。前翅長は約10mm。シャクガ科。
2022年9月21日 北海道十勝地方
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昆虫
松田まゆみ
2024-03-10T21:44:25+09:00
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クロスジアオナミシャク
http://onigumo.sapolog.com/e502252.html
緑色の翅を持つ小型のナミシャクだが、緑色が退色していることもある。翅には黒い横線が入り、前翅の前縁に近いところは太くなる。幼虫は広食性のようだ。前翅長は9mm前後。シャクガ科。
2023年7月24日 北海道十勝地方
緑色の翅を持つ小型のナミシャクだが、緑色が退色していることもある。翅には黒い横線が入り、前翅の前縁に近いところは太くなる。幼虫は広食性のようだ。前翅長は9mm前後。シャクガ科。
2023年7月24日 北海道十勝地方
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昆虫
松田まゆみ
2024-03-08T20:19:43+09:00
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エゾチビナミシャク
http://onigumo.sapolog.com/e502241.html
小型のナミシャクでナカアオナミシャクに似ているというが、北海道にはナカアオナミシャクは分布しない。胸部と腹部は白く、腹部には褐色の独特の斑紋がある。写真の個体は前翅長9mm。シャクガ科。
2023年7月27日 北海道十勝地方
小型のナミシャクでナカアオナミシャクに似ているというが、北海道にはナカアオナミシャクは分布しない。胸部と腹部は白く、腹部には褐色の独特の斑紋がある。写真の個体は前翅長9mm。シャクガ科。
2023年7月27日 北海道十勝地方
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昆虫
松田まゆみ
2024-03-07T14:26:26+09:00
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ヒメカバスジナミシャク
http://onigumo.sapolog.com/e502236.html
前翅の外縁の中ほどに白い斑紋があるが、あまり目立たない個体もある。また、色彩の変異が大きい。前翅長は約11mm。シャクガ科。
2022年8月25日 北海道十勝地方
2022年8月25日 北海道十勝地方
前翅の外縁の中ほどに白い斑紋があるが、あまり目立たない個体もある。また、色彩の変異が大きい。前翅長は約11mm。シャクガ科。
2022年8月25日 北海道十勝地方
2022年8月25日 北海道十勝地方
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昆虫
松田まゆみ
2024-03-06T21:01:57+09:00
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日高山脈一帯の国立公園の名称に「十勝」を入れる愚
http://onigumo.sapolog.com/e502216.html
日高山脈襟裳国定公園が国立公園に昇格することになった。昇格にあたって面積が倍以上になる。この国立公園の名称について、2月22日に開催された環境省の中央環境審議会自然環境部会は「日高山脈襟裳十勝国立公園」とする環境省の原案を了承した。まだ確定ではないが、5月に予定されている審議会の答申を経て6月には確定する予定になっている。
この国立公園は日高山脈一帯を指定区域とし、南は襟裳まで伸びている。日高山脈は「十勝」と「日高」にまたがる山脈で、稜線の東側が十勝管内、西側が日高管内になる。また襟裳は日高管内に含まれる。
「十勝」は1市16町2村で構成される広域行政区の名称で、広大な地域を指す。この広大な地域のうち、この国立公園に含まれる「十勝」部分は山脈の東側と襟裳から続く広尾町のごく一部の海岸しかない。そして日高山脈の東側は「日高山脈」という固有名詞に内包されている。これら以外に「十勝」に含まれる地域はない。
日高山脈以外に「十勝」はほぼないわけで、この国立公園の名称に「十勝」を加える意味も理由も見いだせない。なぜこんなことになっているのかというと、「十勝」を入れるか入れないかについて複数の団体が要望をしてきたという経緯がある。
名称に「十勝」を入れることを要望してきたのは、十勝圏活性化推進期成会、日高町村会、十勝・日高地方の13市町村の首長だ。
他方で「十勝」を入れないように要望してきたのは十勝自然保護協会、北海道自然保護連合、北海道自然保護協会、北海道勤労者山岳連盟、日高町村議会議長会。
さらに、環境省が実施したパブリックコメントでは名称について14件の意見があり、いずれも「十勝を入れない」という意見だった。
このように意見が分かれる中で、環境省は中央環境審議会自然環境部会において、地元自治体の要望を尊重するとして「日高山脈襟裳十勝国立公園」という原案を提示した。しかも、この審議会にはオブザーバーとして地元自治体の二人が参加し、意見まで述べた。また委員には関係市町村の要望書のみが配布され、自然保護団体などからの要望書は配布されなかった。委員からは「十勝」を入れることに反対する意見も述べられたが、最終的に多数決で環境省の原案が了承される形になった。つまり、賛否両論がある中で「十勝」を入れる原案に誘導するような議事進行がなされたというのが実態だ。しかも、パブリックコメントで出された意見は反映されることもなかった。
環境省は、地元自治体の要望を尊重したいというが、「地元自治体の首長の意見=地元の人たちの意見」ではない。それに、国立公園なのだから、道民はもとより国民の意見を尊重するべきではないか。なぜ地元首長の意見を尊重するのかさっぱり分からない。
「十勝」を入れるように要望していた地元自治体の首長の目的が何かといえば、「十勝」の知名度を高めて観光につなげたい、ということでしかない。しかし、名称に十勝を入れることで観光客が増えるとはとても思えないし、そもそもそんな発想自体が「卑しい」と思えてならない。そんな自分勝手な首長らの意見をそのまま原案に取り入れてしまう環境省も見識が問われる。
国立公園の名称はその地域を端的に表すものであるべきだし、短い名称に越したことはない。観光客にとっても短い方が覚えやすいし分かりやすい。むしろ、実態に合わない「十勝」を加えることで、多くの人が混乱するだろう。
はっきり言っておきたい。意味不明の「十勝」を入れた名称など迷惑だ。みっともないし、恥でしかない。
なお、十勝自然保護協会は今回の審議会の進行が極めて公平性を欠くものであったとして、環境省に質問および要望書を提出し、再審議を求めている。
日高山脈襟裳国定公園の国立公園化に伴う名称について環境省に質問および要望書を送付
日高山脈襟裳国定公園が国立公園に昇格することになった。昇格にあたって面積が倍以上になる。この国立公園の名称について、2月22日に開催された環境省の中央環境審議会自然環境部会は「日高山脈襟裳十勝国立公園」とする環境省の原案を了承した。まだ確定ではないが、5月に予定されている審議会の答申を経て6月には確定する予定になっている。
この国立公園は日高山脈一帯を指定区域とし、南は襟裳まで伸びている。日高山脈は「十勝」と「日高」にまたがる山脈で、稜線の東側が十勝管内、西側が日高管内になる。また襟裳は日高管内に含まれる。
「十勝」は1市16町2村で構成される広域行政区の名称で、広大な地域を指す。この広大な地域のうち、この国立公園に含まれる「十勝」部分は山脈の東側と襟裳から続く広尾町のごく一部の海岸しかない。そして日高山脈の東側は「日高山脈」という固有名詞に内包されている。これら以外に「十勝」に含まれる地域はない。
日高山脈以外に「十勝」はほぼないわけで、この国立公園の名称に「十勝」を加える意味も理由も見いだせない。なぜこんなことになっているのかというと、「十勝」を入れるか入れないかについて複数の団体が要望をしてきたという経緯がある。
名称に「十勝」を入れることを要望してきたのは、十勝圏活性化推進期成会、日高町村会、十勝・日高地方の13市町村の首長だ。
他方で「十勝」を入れないように要望してきたのは十勝自然保護協会、北海道自然保護連合、北海道自然保護協会、北海道勤労者山岳連盟、日高町村議会議長会。
さらに、環境省が実施したパブリックコメントでは名称について14件の意見があり、いずれも「十勝を入れない」という意見だった。
このように意見が分かれる中で、環境省は中央環境審議会自然環境部会において、地元自治体の要望を尊重するとして「日高山脈襟裳十勝国立公園」という原案を提示した。しかも、この審議会にはオブザーバーとして地元自治体の二人が参加し、意見まで述べた。また委員には関係市町村の要望書のみが配布され、自然保護団体などからの要望書は配布されなかった。委員からは「十勝」を入れることに反対する意見も述べられたが、最終的に多数決で環境省の原案が了承される形になった。つまり、賛否両論がある中で「十勝」を入れる原案に誘導するような議事進行がなされたというのが実態だ。しかも、パブリックコメントで出された意見は反映されることもなかった。
環境省は、地元自治体の要望を尊重したいというが、「地元自治体の首長の意見=地元の人たちの意見」ではない。それに、国立公園なのだから、道民はもとより国民の意見を尊重するべきではないか。なぜ地元首長の意見を尊重するのかさっぱり分からない。
「十勝」を入れるように要望していた地元自治体の首長の目的が何かといえば、「十勝」の知名度を高めて観光につなげたい、ということでしかない。しかし、名称に十勝を入れることで観光客が増えるとはとても思えないし、そもそもそんな発想自体が「卑しい」と思えてならない。そんな自分勝手な首長らの意見をそのまま原案に取り入れてしまう環境省も見識が問われる。
国立公園の名称はその地域を端的に表すものであるべきだし、短い名称に越したことはない。観光客にとっても短い方が覚えやすいし分かりやすい。むしろ、実態に合わない「十勝」を加えることで、多くの人が混乱するだろう。
はっきり言っておきたい。意味不明の「十勝」を入れた名称など迷惑だ。みっともないし、恥でしかない。
なお、十勝自然保護協会は今回の審議会の進行が極めて公平性を欠くものであったとして、環境省に質問および要望書を提出し、再審議を求めている。
日高山脈襟裳国定公園の国立公園化に伴う名称について環境省に質問および要望書を送付
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自然保護
松田まゆみ
2024-03-03T14:53:54+09:00
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キホソスジナミシャク
http://onigumo.sapolog.com/e502197.html
白地に褐色のラインが3本並んだ独特の横線を持つナミシャク。写真だと大きさが分からないが、前翅長は10mmほどの小型の蛾。幼虫はツルアジサイを食べる。シャクガ科。
2022年8月6日 北海道十勝地方
白地に褐色のラインが3本並んだ独特の横線を持つナミシャク。写真だと大きさが分からないが、前翅長は10mmほどの小型の蛾。幼虫はツルアジサイを食べる。シャクガ科。
2022年8月6日 北海道十勝地方
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昆虫
松田まゆみ
2024-02-29T21:33:04+09:00
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ミヤマアミメナミシャクまたはキアミメナミシャク
http://onigumo.sapolog.com/e502190.html
ミヤマアミメナミシャクもキアミメナミシャクこげ茶色の地色に複雑な網目模様がある洒落た蛾なのだが、両種は斑紋がそっくりで外見では区別できない。ミヤマアミメナミシャクの雄は後翅に褐色の斑紋があるとのことだが、静止していると後翅は隠れていて見えない。前翅長は17mm前後。シャクガ科。
2022年8月25日 北海道十勝地方
ミヤマアミメナミシャクもキアミメナミシャクこげ茶色の地色に複雑な網目模様がある洒落た蛾なのだが、両種は斑紋がそっくりで外見では区別できない。ミヤマアミメナミシャクの雄は後翅に褐色の斑紋があるとのことだが、静止していると後翅は隠れていて見えない。前翅長は17mm前後。シャクガ科。
2022年8月25日 北海道十勝地方
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昆虫
松田まゆみ
2024-02-28T21:53:49+09:00
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ソトキナミシャク
http://onigumo.sapolog.com/e502174.html
色彩、斑紋はセキナミシャクに似るが、外横線は中央部で明瞭に曲がる。腹部先端を上に反らせた独特の止まり方をする。写真の個体は前翅長約13mm。シャクガ科。
2023年8月15日 北海道十勝地方
色彩、斑紋はセキナミシャクに似るが、外横線は中央部で明瞭に曲がる。腹部先端を上に反らせた独特の止まり方をする。写真の個体は前翅長約13mm。シャクガ科。
2023年8月15日 北海道十勝地方
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昆虫
松田まゆみ
2024-02-25T16:33:14+09:00
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ヒメハガタナミシャク
http://onigumo.sapolog.com/e502160.html
ヒメハガタナミシャクは日本では北海道にのみ分布する寒地性の蛾。この仲間は似ているものが多くて同定が難しい。前翅長は約14mm。シャクガ科。
2022年7月31日 北海道十勝地方
ヒメハガタナミシャクは日本では北海道にのみ分布する寒地性の蛾。この仲間は似ているものが多くて同定が難しい。前翅長は約14mm。シャクガ科。
2022年7月31日 北海道十勝地方
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昆虫
松田まゆみ
2024-02-23T16:45:20+09:00
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キガシラオオナミシャク(北海道亜種)
http://onigumo.sapolog.com/e502154.html
キガシラという和名のように頭部から腹部にかけて黄色い部分があり、前翅の前縁も黄色い大型のシャクガ。翅を閉じ加減にして止まる傾向がある。本州産の食草はマタタビ科のサルナシやアジサイ科のイワガラミとのこと。北海道産もマタタビ科やアジサイ科の植物を食べているのだろうか。前翅長は27mmほど。シャクガ科。
2023年7月26日 北海道十勝地方
2023年7月24日 北海道十勝地方
キガシラという和名のように頭部から腹部にかけて黄色い部分があり、前翅の前縁も黄色い大型のシャクガ。翅を閉じ加減にして止まる傾向がある。本州産の食草はマタタビ科のサルナシやアジサイ科のイワガラミとのこと。北海道産もマタタビ科やアジサイ科の植物を食べているのだろうか。前翅長は27mmほど。シャクガ科。
2023年7月26日 北海道十勝地方
2023年7月24日 北海道十勝地方
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昆虫
松田まゆみ
2024-02-22T17:07:37+09:00
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オオネグロウスベニナミシャク?
http://onigumo.sapolog.com/e499979.html
ネグロウスベニナミシャクとオオネグロウスベニナミシャクは翅の表側の斑紋だけでは区別が困難で、前翅の裏側を見ないと同定できないという。しかし、この写真を撮ったときは裏側を確認していないので、どちらか断定できない。オオネグロウスベニナミシャクの幼虫はブナ科、ヤナギ科、カバノキ科の葉を食べるのに対し、ネグロウスベニナミシャクの幼虫はキク科のヨモギやオオヨモギを食べるとのこと。食草から推測すると、オオネグロウスベニナミシャクの可能性の方が高いと思われ、暫定的にオオネグロウスベニナミシャクとした。写真の個体の前翅長は23mmほど。シャクガ科。
2023年9月4日 北海道十勝地方
ネグロウスベニナミシャクとオオネグロウスベニナミシャクは翅の表側の斑紋だけでは区別が困難で、前翅の裏側を見ないと同定できないという。しかし、この写真を撮ったときは裏側を確認していないので、どちらか断定できない。オオネグロウスベニナミシャクの幼虫はブナ科、ヤナギ科、カバノキ科の葉を食べるのに対し、ネグロウスベニナミシャクの幼虫はキク科のヨモギやオオヨモギを食べるとのこと。食草から推測すると、オオネグロウスベニナミシャクの可能性の方が高いと思われ、暫定的にオオネグロウスベニナミシャクとした。写真の個体の前翅長は23mmほど。シャクガ科。
2023年9月4日 北海道十勝地方
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昆虫
松田まゆみ
2024-02-21T16:49:35+09:00
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ホソバナミシャク
http://onigumo.sapolog.com/e499968.html
汚白色の地に灰褐色の斑紋を持つナミシャクで、各翅には1つずつ黒点がある。幼虫はウコギ科のタラノキを食べる。写真の個体は前翅長16mm。シャクガ科。
2023年7月27日 北海道十勝地方
汚白色の地に灰褐色の斑紋を持つナミシャクで、各翅には1つずつ黒点がある。幼虫はウコギ科のタラノキを食べる。写真の個体は前翅長16mm。シャクガ科。
2023年7月27日 北海道十勝地方
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昆虫
松田まゆみ
2024-02-19T16:16:00+09:00
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シロオビクロナミシャク
http://onigumo.sapolog.com/e499964.html
黒地に白い帯が入るコントラストの美しい小型のナミシャクで、昼行性。前翅長は12mm前後。シャクガ科。
2020年7月30日 北海道十勝地方
黒地に白い帯が入るコントラストの美しい小型のナミシャクで、昼行性。前翅長は12mm前後。シャクガ科。
2020年7月30日 北海道十勝地方
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昆虫
松田まゆみ
2024-02-18T20:44:54+09:00
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ルリオビナミシャク
http://onigumo.sapolog.com/e499952.html
小型のナミシャクで、くすんだ緑または淡褐色の地色をしており、内横線と外横線の間は暗色をしている。幼虫はブナ科のコナラを食べるというが、当地にはコナラは分布していないのでミズナラを食べているのではないかと思われる。写真の個体は前翅長11mm。シャクガ科。
2023年7月22日 北海道十勝地方
小型のナミシャクで、くすんだ緑または淡褐色の地色をしており、内横線と外横線の間は暗色をしている。幼虫はブナ科のコナラを食べるというが、当地にはコナラは分布していないのでミズナラを食べているのではないかと思われる。写真の個体は前翅長11mm。シャクガ科。
2023年7月22日 北海道十勝地方
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昆虫
松田まゆみ
2024-02-17T14:58:46+09:00