日本人は放射能汚染を自覚して行動しなければならない

松田まゆみ

2011年11月13日 16:48

 木下黄太さんのブログに、矢ヶ崎克馬さんと五十嵐敬喜さんのレクチャーの内容が転載されている。是非お読みいただきたい。

きのうの文京区民センターでのシンポジウムについて

 首都圏の人たちは全員被ばくしているのであり、福島の人たちはもっと被ばくしている。そして、この国では内部被ばくの危険性が隠されている。ECRRによると、内部被ばくは外部被ばくの600倍の影響があるとしているのだから、かなり深刻な問題だ。尿に含まれている量の最低150倍のセシウムが体内にあると考えられるそうだ。また、高齢者が放射線の影響をあまり受けないという主張が誤りであるとの指摘をされている。子どもはもちろんのこと、大人だって危険だ。

 これを読むと、日本の原発の危機管理がいかに杜撰であり、大事故に対して適切な対応がほとんどできていなかったことがよくわかる。さらに、今に至って内部被ばくの危険性を伝えず、ゆるゆるの食品の暫定基準値もそのままだ。これほど酷い国もなかなかないだろう。

 署名TVでは、放射能瓦礫の受け入れ反対や子どもたちを被ばくから守るための署名が複数行われている。何もできないとあきらめないで、一人ひとりがこういう活動に参加していくことが大事だと思う。

大阪府がれき受け入れ反対の署名
http://www.shomei.tv/project-1866.html

緊急署名 瓦礫受け入れやめて@大阪
http://www.shomei.tv/project-1865.html

『子どもたちを放射能から守る署名』
http://www.shomei.tv/project-1863.html

 そういえば先日紹介したAVAAの署名は短期間で10万を超える署名が集まった。このサイトでは署名をするとメールが届き、署名の呼びかけを拡散しやすいシステムになっている。インターネットの利便性をうまく活用すれば、署名も効果的に集めることができる。こういうシステムは見習うべきだろう。

http://www.avaaz.org/jp/save_the_fukushima_children_1/?tta

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