巨大なウスタケ

松田まゆみ

2008年08月03日 11:45




 先日、大雪山国立公園の皆伐地に調査に行ったときのことです。

 作業道の脇の林床に、巨大なキノコの一群を見つけました。とても大きなキノコでしたので近づいてみると、傘がそっくり返って漏斗型をしています。そして中央が深くくぼんだ傘には水がたまっているのです。

 キノコの傘といえば、たいていは雨傘のような形、あるいは平たい形ですね。傘がオチョコになっているキノコも時々ありますが、このキノコはその典型ともいえるでしょう。家に帰ってから調べると、どうやらウスタケのようです。

 漏斗状の傘を天に向けて雨乞いしているかのようなウスタケ、ちょっと面白かったので記念に撮影しました。

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