鬼蜘蛛の網の片隅から › 2024年02月
2024年02月29日
キホソスジナミシャク
白地に褐色のラインが3本並んだ独特の横線を持つナミシャク。写真だと大きさが分からないが、前翅長は10mmほどの小型の蛾。幼虫はツルアジサイを食べる。シャクガ科。
2022年8月6日 北海道十勝地方
2022年8月6日 北海道十勝地方
2024年02月28日
ミヤマアミメナミシャクまたはキアミメナミシャク
ミヤマアミメナミシャクもキアミメナミシャクこげ茶色の地色に複雑な網目模様がある洒落た蛾なのだが、両種は斑紋がそっくりで外見では区別できない。ミヤマアミメナミシャクの雄は後翅に褐色の斑紋があるとのことだが、静止していると後翅は隠れていて見えない。前翅長は17mm前後。シャクガ科。
2022年8月25日 北海道十勝地方
2022年8月25日 北海道十勝地方
2024年02月25日
ソトキナミシャク
色彩、斑紋はセキナミシャクに似るが、外横線は中央部で明瞭に曲がる。腹部先端を上に反らせた独特の止まり方をする。写真の個体は前翅長約13mm。シャクガ科。
2023年8月15日 北海道十勝地方
2023年8月15日 北海道十勝地方
2024年02月23日
2024年02月22日
キガシラオオナミシャク(北海道亜種)
キガシラという和名のように頭部から腹部にかけて黄色い部分があり、前翅の前縁も黄色い大型のシャクガ。翅を閉じ加減にして止まる傾向がある。本州産の食草はマタタビ科のサルナシやアジサイ科のイワガラミとのこと。北海道産もマタタビ科やアジサイ科の植物を食べているのだろうか。前翅長は27mmほど。シャクガ科。
2023年7月26日 北海道十勝地方
2023年7月24日 北海道十勝地方
2023年7月26日 北海道十勝地方
2023年7月24日 北海道十勝地方
2024年02月21日
オオネグロウスベニナミシャク?
ネグロウスベニナミシャクとオオネグロウスベニナミシャクは翅の表側の斑紋だけでは区別が困難で、前翅の裏側を見ないと同定できないという。しかし、この写真を撮ったときは裏側を確認していないので、どちらか断定できない。オオネグロウスベニナミシャクの幼虫はブナ科、ヤナギ科、カバノキ科の葉を食べるのに対し、ネグロウスベニナミシャクの幼虫はキク科のヨモギやオオヨモギを食べるとのこと。食草から推測すると、オオネグロウスベニナミシャクの可能性の方が高いと思われ、暫定的にオオネグロウスベニナミシャクとした。写真の個体の前翅長は23mmほど。シャクガ科。
2023年9月4日 北海道十勝地方
2023年9月4日 北海道十勝地方
2024年02月19日
ホソバナミシャク
汚白色の地に灰褐色の斑紋を持つナミシャクで、各翅には1つずつ黒点がある。幼虫はウコギ科のタラノキを食べる。写真の個体は前翅長16mm。シャクガ科。
2023年7月27日 北海道十勝地方
2023年7月27日 北海道十勝地方
2024年02月18日
2024年02月17日
ルリオビナミシャク
小型のナミシャクで、くすんだ緑または淡褐色の地色をしており、内横線と外横線の間は暗色をしている。幼虫はブナ科のコナラを食べるというが、当地にはコナラは分布していないのでミズナラを食べているのではないかと思われる。写真の個体は前翅長11mm。シャクガ科。
2023年7月22日 北海道十勝地方
2023年7月22日 北海道十勝地方
2024年02月16日
ウスキヒメシャク
ウスキクロテンヒメシャクに似るが、本種の方が小型。前翅、後翅ともに外縁に明瞭な黒点列がある。幼虫は枯葉や落葉を食べるとのこと。前翅長は約9mm。シャクガ科。
2023年8月9日 北海道十勝地方
2023年8月9日 北海道十勝地方