さぽろぐ

日記・一般  |その他北海道

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2023年05月27日

ヒメコブガ

 ナミコブガに似るが、外横線の湾曲の具合からヒメコブガと同定した。前翅長9mm。コブガ科コブガ亜科。コブガ亜科は地味なものが多い。


2023年5月23日 北海道十勝地方
  
タグ :ヒメコブガ


Posted by 松田まゆみ at 20:17Comments(0)昆虫

2023年05月23日

シロトラカミキリ

 桜の樹皮にいたシロトラカミキリ。普通種とのことだが、形といい斑紋といいカミキリムシはやはり格好いいと思う。5~6月に出現し、大きさは10~12mmほどの小型のカミキリ。幼虫はブナ科やケヤマハンノキなどの広葉樹の枯木を食べる。


2023年5月18日 北海道十勝地方
  


Posted by 松田まゆみ at 16:54Comments(0)昆虫

2023年05月22日

カシワキリガ

 春に出現するカシワキリガ。カギモンヤガとよく似ているが、良く見ると斑紋がちょっと違う。黒い斑紋が特徴的だが、この黒斑が出ない個体もいるという。幼虫はブナ科やバラ科などの広葉樹の葉を食べる。前翅長16mm。写真の個体は触角が櫛毛状なので雄。


2023年5月16日 北海道十勝地方
  


Posted by 松田まゆみ at 20:06Comments(0)昆虫

2023年05月21日

ミスジツマキリエダシャク

 このガの写真を撮ったとき、色や斑紋がとても特徴的なのですぐに種名が分かるだろうと思った。ところが、家に帰って「北海道の蝶と蛾」を何度めくっても該当するものがない。ネットで検索してようやくたどり着いたのがミスジツマキリエダシャクだった。なぜ「北海道の蝶と蛾」で分からなかったのかというと、色彩や斑紋にかなり変異があり、本に出ている個体はかなり色彩の淡いタイプだったからだ。確かに、本には「帯状の斑紋があらわれるなど、色彩斑紋の変異は著しい」と注意書きが書かれている。
 春から出現するガで、幼虫の食草はマツ科やヒノキ科などの針葉樹。前翅長は19mm。シャクガ科エダシャク亜科。



2023年5月16日 北海道十勝地方
  


Posted by 松田まゆみ at 17:15Comments(0)昆虫

2023年05月20日

エゾベニヒラタムシ

 朽木の上を赤い甲虫が歩いているのが目に入った。上翅がとても鮮やかな赤色をしているエゾベニヒラタムシだった。「ヒラタムシ」という名の通り、体はかなり平べったい。樹皮の下に潜んでいるために、扁平な体つきをしているのだろう。上翅は光沢がない。体長は15mm。


2023年5月17日 北海道十勝地方
  


Posted by 松田まゆみ at 20:20Comments(0)昆虫

2023年05月19日

ハンノトビスジエダシャク

 春に発生するハンノトビスジエダシャク。地味なシャクガだが、3本の横線は前翅の前縁で太く明瞭になっている。また腹部背面の中央付近にある黒色斑も特徴的。幼虫はハンノキやシラカンバなどカバノキ科の植物を食べる。前翅長13mm。


2023年5月15日 北海道十勝地方
  


Posted by 松田まゆみ at 16:41Comments(0)昆虫

2023年05月18日

ヤスジシャチホコ

 春から姿を見せるヤスジシャチホコ。「ヤスジ(八条}」という和名のように、上翅には8本ほどの条があり、縞模様が印象的なシャチホコガ。幼虫はハリギリを食べる。前翅長20mm。


2023年5月15日 北海道十勝地方
  


Posted by 松田まゆみ at 15:20Comments(0)昆虫

2023年05月17日

ルリモンエダシャク

 春に現れるエダシャクの一種。二重の内横線がくっきりとよく目立ち、腹部背面にも黒い帯があるために繋がって見える。写真の個体は触角が櫛毛状になっているので雄。前翅長18mm。シャクガ科エダシャク亜科。


2023年5月15日 北海道十勝地方
  


Posted by 松田まゆみ at 20:13Comments(0)昆虫

2023年04月27日

クジャクチョウ

 当地では春先に飛び始めるタテハチョウで最も多く目にするのはエルタテハだが、次はクジャクチョウ。赤褐色の地にクジャクの羽の模様を思わせる目玉模様がある美麗な蝶。ただし、翅の裏側は黒褐色をしており、地面などで翅を閉じて止まっていると見つけるのが難しい。北海道では平地から山地まで広く分布するが、本州だと高原に行かないと見られない。

 東京に住んでいた子どもの頃、夏休みによく信州の霧ヶ峰に行ったのだが、広大な草原には東京では見られないクジャクチョウやヒョウモンチョウが沢山いて心がときめいた。そしてこの美麗な蝶は夏休みの昆虫標本に彩を添えた。

 やはり高原に行かないと見られないキベリタテハは花には止まらない上に俊敏で、子どもが採集するのは難しい。しかし、クジャクチョウは花によく止まるので子どもでも簡単に採集することができた。

 北海道では平地の庭先などでも見られる普通種だが、この蝶を見るたびに子どもの頃に高原で追いかけたことを思い出す。



2023年4月25日 北海道十勝地方
  


Posted by 松田まゆみ at 17:05Comments(0)昆虫

2023年04月25日

キベリハバビロオオキノコ

 今日は黒くて艶のある小さな甲虫が目に入った。近づいてよく見ると上翅の肩が赤く、その赤は外縁に沿って翅端まで続いている。キベリハバビロオオキノコだと思う。春に出現するキノコムシとのこと。体長は3.5mmほど。


2023年4月25日 北海道十勝地方
  


Posted by 松田まゆみ at 16:58Comments(0)昆虫