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2023年08月31日
クスサン
北海道では今年はクスサン(蛾)が大発生している。私のところでもクスサンが発生する時期になり、かなり目に付くようになった。クスサンは去年も見られたが、今年の方が数は遥かに多い。
クスサンは周期的に大発生することが知られている。前回は、2010年にクスサンが大発生した。その時の記事はこちら。
マスコミ報道によると、今年は札幌などの都市部でも大発生しているという。虫好きの私にとっては蛾が大発生しても何とも思わないけれど、蛾が嫌いな人にとっては不快なようだ。ただ、クスサンは人に害を与えるようなことはない。一時期大発生したところで、気持ち悪いとか駆除だと大騒ぎするのではなく、これも自然の摂理として受け止めるしかないと思う。
最近は街灯などもどんどんLEDに交換されてきており、街灯の周りで蛾が飛び交っているという光景もあまり見られなくなった。だからこそ、LEDではない街灯があるとそこに集中するのかもしれない。昆虫を寄せ付けないという点はLED照明の利点かもしれないが、電磁波のことを考えるとLEDに変えてしまうのも賛成できない。
クスサンは後翅に目玉模様を持っているが、止まっているときはこの目玉模様が隠れていることが多い。指でちょっと刺激すると後翅を広げて目玉模様を見せてくれる。色彩は個体によって変異がある。幼虫はヤナギ科、クルミ科、ブナ科、ニレ科、バラ科、ウダイカンバ、トチノキ、イチョウなど様々な広葉樹を食べる。前翅長は53~65mm。ヤママユガ科。

2023年8月31日 北海道十勝地方

2022年9月4日 北海道十勝地方
クスサンは周期的に大発生することが知られている。前回は、2010年にクスサンが大発生した。その時の記事はこちら。
マスコミ報道によると、今年は札幌などの都市部でも大発生しているという。虫好きの私にとっては蛾が大発生しても何とも思わないけれど、蛾が嫌いな人にとっては不快なようだ。ただ、クスサンは人に害を与えるようなことはない。一時期大発生したところで、気持ち悪いとか駆除だと大騒ぎするのではなく、これも自然の摂理として受け止めるしかないと思う。
最近は街灯などもどんどんLEDに交換されてきており、街灯の周りで蛾が飛び交っているという光景もあまり見られなくなった。だからこそ、LEDではない街灯があるとそこに集中するのかもしれない。昆虫を寄せ付けないという点はLED照明の利点かもしれないが、電磁波のことを考えるとLEDに変えてしまうのも賛成できない。
クスサンは後翅に目玉模様を持っているが、止まっているときはこの目玉模様が隠れていることが多い。指でちょっと刺激すると後翅を広げて目玉模様を見せてくれる。色彩は個体によって変異がある。幼虫はヤナギ科、クルミ科、ブナ科、ニレ科、バラ科、ウダイカンバ、トチノキ、イチョウなど様々な広葉樹を食べる。前翅長は53~65mm。ヤママユガ科。
2023年8月31日 北海道十勝地方
2022年9月4日 北海道十勝地方
Posted by 松田まゆみ at 21:15│Comments(0)
│昆虫
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