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鬼蜘蛛の網の片隅から › 新型コロナウイルス › セルフEAT(Bスポット)を始めてみた

2022年09月08日

セルフEAT(Bスポット)を始めてみた

 コロナ騒動をきっかけに慢性上咽頭炎を知った。新型コロナが流行り始めて間もなくしてから後遺症が知られるようになった。コロナが治っても倦怠感や咳、息苦しさ、めまい、頭痛、脱毛やブレインフォグ(頭に霧がかかったようになり思考力が低下)、味覚・嗅覚の障害などの症状が続くという。症状が重いと寝たきりになる人もいるらしい。

 このコロナ後遺症に上咽頭炎が関係していることが分かってきている。上咽頭にはたくさんの免疫細胞があり、鼻から入った細菌やウイルスが最初に免疫と闘う場所だ。風邪をひくと喉に炎症を起こす(急性上咽頭炎)が、ストレスなどによって上咽頭の炎症が慢性化すると慢性上咽頭炎になる。のどの痛みや違和感、痰がからむ、後鼻漏、頭痛や肩こりなどの症状が出る。厄介なのは、自律神経が乱れたり、アトピー性皮膚炎やIgA腎症など上咽頭から離れた臓器にも炎症を生じさせることがあるという。

 私は今まで慢性上咽頭炎というのは知らなかったのだが、何となく喉がイガイガして痰が絡むことがあり、風邪をひくと鼻や喉の症状が長引くことが多かった。鼻炎だと思っていたのだが、これは慢性上咽頭炎なのだろうと気づいた。そういえば亡き母も、高齢になってから「喉ガラガラするようになって、若い頃のように歌を歌えなくなった」と言っていた。恐らく母も上咽頭炎だったのだろう。そして慢性上咽頭炎は放っておけば自然に治る、ということがないらしい。なかなか厄介だ。

 コロナウイルスは上咽頭に炎症を生じやすいウイルスだという。そしてコロナ後遺症の患者には慢性上咽頭炎の人が多いということも分かってきた。EAT(Bスポットとも言う)療法で上咽頭炎の治療をしたところコロナ後遺症が改善したとツイッターで呟いている人は多い。EATというのは、塩化亜鉛を含ませた綿棒を鼻や口から入れて上咽頭を擦過する治療法だ。ただし、上咽頭炎が重いと出血し非常に痛いという。しかも、この療法をやっている医療機関はあまり多くない。

 そんな時に知ったのがセルフEATの動画だった。



 そこで医療用の綿棒を買って試してみた。動画では綿棒に生理食塩水を付けているので、最初は生理食塩水でやってみた。最初の内は鼻の奥まで綿棒を突っ込むのも恐る恐るだったが、何回かやると慣れてくる。そして、案の定、痛みがあるし綿棒に血がついてきた。やはり間違いなく慢性上咽頭炎のようだ。

 生理食塩水でのセルフEATを6日ほど続けてみたが状態はほとんど変わらず「効いている」という感じがあまりしない。医療機関で使っているような塩化亜鉛でなければあまり効果がないのかもしれないと思ったが、塩化亜鉛は一般の人は手に入らない。ネットでセルフEATについて調べてみると、ルゴールを使っている人がけっこういることが分かった。そのほかにも「にがり」というのが出てきた。にがりには抗菌作用もあるらしい。にがりなら家にあるし歯磨きにも使っている。そこで、生理食塩水からにがりに変えてみた。

 にがりでのセルフEATは生理食塩水に比べるとかなり沁みて痛い。始めのうちは刺激が強くて涙が出てきた。しかし、数日続けているとほとんど出血しなくなった。そして一週間ほど続けたら、痛みも和らいできた。喉の奥の違和感はまだ消えないものの、鼻の通りも良くなってきた。私としてはそれなりに効果を感じている。

 ということで、しばらくにがりでセルフEATを続けてみたいと思っている。



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Posted by 松田まゆみ at 21:03│Comments(0)新型コロナウイルス
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