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2024年08月31日

健康の責任

 生きていれば人はしばしば失敗したり選択を誤ったりする。完璧な人などいないのだから、それは仕方がない。というより、人は失敗を繰り返しながら学んで成長するのだから、失敗を恐れてはならないと思う。失敗をしてしまったら、原状回復に努め、同じ過ちを繰り替えさないようにしていくしかない。

 物を壊してしまったなら修理したり買い替えたりすれば済むし、服を汚してしまったら洗うことでたいていの汚れは落ちる。しかし、原状回復ができない失敗もある。とりわけ、選択を間違えて健康を失ってしまったなら、状況によっては元に戻すのは容易ではないし、できないこともある。

 医薬品や治療方法によって健康を害したり病気を悪化させたりしてしまうことだってある。医原病などと言われているが、結構多いのではないかと思っている。明らかな医療過誤なら医師の責任が問われ賠償問題になることもあるだろうけれど、医師が良かれと思って処方した薬で病気になったとしても、医師が責任を問われることはない。

 コロナ騒動を通じてつくづく思うのだが、やはり自分の健康に関しては自分が責任を取らねばならない。ワクチン一つとっても、「医師が勧めたから」「厚労省が勧めたから」「周りの人たちが打つから」という理由で打つ選択をしたのなら、それは最終的には自分の健康について他人任せにしてしまったということに他ならない。

 もし、ワクチンで体調が悪化してしまったなら、誰もその責任を取ってくれない。ワクチンに関しては予防接種健康被害救済制度があるが、それはお金が支払われたり、障害年金を受給できるというだけで、元の体に戻してくれるわけではない。ワクチンを勧めた国に対して損害賠償訴訟を起こすこともできるが、勝ったとしても賠償金が支払われるだけだ。ワクチンを打った医師が責任を取って治療してくれるわけでもない。

 私がとても恐ろしいと思うのは、自分の健康に関することであっても、まるで他人事のように「皆が打つから」という理由でワクチンを打ってしまう人がいることだ。「皆が〇〇だから・・・」という思考は「皆が打つのだから、何かあっても何とかなるだろう」という安易な思考が透けてみえる。要は、危機管理意識がないのだ。自分の体は替えがきかない。薬害が生じたら、即、自分に跳ね返ってくる。コロナワクチンの薬害に苦しみ後悔している人は多いと思うが、体調不良から抜け出すためには様々な解毒を試してみるしかない。当然お金もかかる。そして、それが功を奏することもあるが、上手くいかないことだってあるだろう。

 これはワクチンだけの話ではない。癌の治療にしても、大半の医師は患者に標準治療(手術、放射線治療、抗がん剤)を勧め、患者も医師の勧めの通りの治療を受ける。しかし、それで本当にいいのだろうか?

 私は中村篤史医師のブログを読んで、癌の標準治療に大きな疑問を持った。こちらのブログの左上にある「検索」に「癌」と入力してみると様々な記事が出てくるが、これらを読めばとても標準治療を受ける気にはなれない。検診、健診も同じで、見つけなくてもいい病気を見つけて不要な治療をして健康を損ねることもある。

 今の時代は、健康に影響を与えるようなものが身の回りに溢れている。添加物や農薬まみれの食べ物ももちろんそうだけれど、化粧品やシャンプーなども化学物質だらけでそれらが皮膚から吸収されてしまう。Wi-Fiやスマホ、IHクッキングヒーター、電子レンジ、LEDライトなどからの電磁波にもさらされている。「皆が使っているから」という理由で何の疑問も持たずにこれらを利用しているというのは、やはり危機管理意識に欠けると思う。

 自分の健康の責任は自分で取るしかないし、替えが効かないということだけは常に意識していたい。



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