鬼蜘蛛の網の片隅から › その他 › 作品ブログのお知らせ
2009年01月02日
作品ブログのお知らせ
作品ブログといっても、私の作品ではありません。
自費出版した父、松田白(きよし)の遺稿集「山の挽歌」をブログで公開することにしました。こちらのブログは、時間のあるときに随時更新していきたいと思います。新聞の連載小説のようになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
松田白遺稿集 「山の挽歌」
私の父は、若い頃はいわゆる文学青年だったようで詩の同人誌などにも参加していたそうです。若い頃から山登りを趣味とし、山行の随想なども書いていたようですが、残念ながら手元に残っているものはその一部です。文章を書くのが好きでありながら、ほとんどの作品は発表されることがありませんでした。そこで、遺品の中から出てきた作品をまとめたのが「山の挽歌」です。
ここに収められている随想は、青春時代から晩年まで数限りなく歩いた山行のほんの片鱗でしかありません。しかし、わずか数十年の間にすっかり姿を変えてしまったこの国の自然や人々の日常を、作品の隅々から感じとることができます。
人は、山や自然に身をおくことで心の安らぎを得、また人との交流の中に生きることの喜びや希望を見出すのではないでしょうか。しかし、そんな心の拠りどころとなる自然はすさみ、人々のつながりはとぎれとぎれになってきています。
慌しく、またすさんだ時代にありながら、こんな豊かな自然とのどかな時代があったことに思いを寄せ、本当に大切なものは何かを考えるきっかけとしていただければ幸いです。
自費出版した父、松田白(きよし)の遺稿集「山の挽歌」をブログで公開することにしました。こちらのブログは、時間のあるときに随時更新していきたいと思います。新聞の連載小説のようになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
松田白遺稿集 「山の挽歌」
私の父は、若い頃はいわゆる文学青年だったようで詩の同人誌などにも参加していたそうです。若い頃から山登りを趣味とし、山行の随想なども書いていたようですが、残念ながら手元に残っているものはその一部です。文章を書くのが好きでありながら、ほとんどの作品は発表されることがありませんでした。そこで、遺品の中から出てきた作品をまとめたのが「山の挽歌」です。
ここに収められている随想は、青春時代から晩年まで数限りなく歩いた山行のほんの片鱗でしかありません。しかし、わずか数十年の間にすっかり姿を変えてしまったこの国の自然や人々の日常を、作品の隅々から感じとることができます。
人は、山や自然に身をおくことで心の安らぎを得、また人との交流の中に生きることの喜びや希望を見出すのではないでしょうか。しかし、そんな心の拠りどころとなる自然はすさみ、人々のつながりはとぎれとぎれになってきています。
慌しく、またすさんだ時代にありながら、こんな豊かな自然とのどかな時代があったことに思いを寄せ、本当に大切なものは何かを考えるきっかけとしていただければ幸いです。
Posted by 松田まゆみ at 11:03│Comments(0)
│その他
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。