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鬼蜘蛛の網の片隅から › 政治・社会 › 生田暉雄弁護士による最高裁の不正を追求する訴訟の呼びかけ

2011年06月05日

生田暉雄弁護士による最高裁の不正を追求する訴訟の呼びかけ


 日本の裁判について関心のある方なら、この国ではお上の意向を汲んだ判決を出す「ヒラメ裁判官」のことを知っていると思う。つまり、日本の裁判においては、「はじめに結論ありき」の判決を出そうとしかしない裁判官が多数いるのだ。これでは到底、公正な裁判にはならない。

 各地で行われてきた原発裁判も然り。住民側がいくら「原発は危険」と具体的な資料を提示して主張しても、国策である原子力発電にNOをつきつけられる裁判官は、この国にはほとんどいない。だから、どんなに原告が頑張っても原発訴訟は勝てなかったのだ。福島第一原子力発電の大事故で、裁判所の判断は不適切であったことが証明されたが、事故が起こらなければ裁判所の判断の誤りが証明できないなどということは異常だし、これでは何のために裁判をやるのか分からない。

 なぜこんなことがまかり通ってしまうのかといえば、それは最高裁が恣意的な人事を行うことで裁判官統制をしているからだ。その裏にあるのが最高裁の裏金だ。このままの状態が続くなら、日本国民は公正な裁判を受けることができず、永遠に泣き寝入りをしなければならない。

 この体制をなんとかしたいと闘っているのが生田暉雄弁護士だ。生田弁護士の起こした裁判については、「犯罪者に裁かれている日本国民」で紹介したが、その高裁判決が5月31日に言い渡された。判決は、予想通りの「棄却」だ。生田弁護士にしても、はじめから勝てるなどとは思っていない。しかし、それならなぜ勝ち目のない裁判をするのか・・・。

 その理由が、以下の三上さんの記事で説明されている。

最高裁をぶっとばせ!-生田弁護士の“隠し球”-(三上英次)

 つまり、次は国民一人ひとりが原告になって、「司法行政文書の開示請求訴訟」を起こそうというのが生田弁護士の提案だ。何万人もの人たちが原告となることが、最高裁の不正を追及する有効な方法だという。訴訟に参加したい方は、上記の記事より三上さんに連絡していただきたい。

 この生田弁護士が呼び掛けている集団訴訟については、以下の大高正二さんのホームページからリンクされている「違法・不正最高裁追求マニュアル」に詳しい。

【2011年6月1日ニュース】公文書公開拒否取り消し請求事件控訴棄却される


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Posted by 松田まゆみ at 14:51│Comments(10)政治・社会
この記事へのコメント
自分の戸籍(原本)が改竄されて この戸籍の副本の開示を行政に求めたが 一千万円の費用が掛かるいう
これを情報公開・個人情報保護委審査会に申立をしたら 公開に関する法律の適用が除外されているからと 不開示決定となった もし開示したら最高裁は総崩れになる。

司法・行政の真相解明義務を放棄
http://suihanmuzai.web.infoseek.co.jp/110628.jpg.html
Posted by 遂犯無罪 at 2011年06月28日 06:09
昨日、6月30日に、坪井隆作を提訴した口弁の三回期が、さいたま地裁で開かれた 三人の司法修習生と傍聴の二人の職員、先日の坪井の別事件での法廷と同じく閉鎖状態に、ふっとある疑惑が浮かんだ、原告としての坪井の送達先と、被告としての坪井の送達先が違う。
これは坪井のいうヤクザからの逃避とは思えない、もしかしたら坪井は生活保護者なのか、そうであれば諸々の事象も説明がつく、しかしそれが事実なら大変な事件である。

裁判長の許可を得て、坪井に被生活保護者か否か訊ねたが口篭り、閉廷後の法廷で再度に「もし坪井が生活保護者であれば大事件になる 事実はどうか」こんな問いをすれば、大騒ぎする坪井はだんまりであった。

事件は2007/06/05に朝霞市内で起きた、この8月前の2006/10に朝霞市から、さいたま市に住民票を移しているが、居住実態は不明で、籍は職権で抹消されていない、また坪井は異常に住民票に拘り、交付した行政や総務省に抗議、過剰な対応をしている、ここに真相が隠されている。

生活保護受給しつつ、別なシノギをすべくヤクザらしい発想は、東洋大傍の橋の下でBQで騒ぐ若者を狙い罠を張っていた、掛かった学生の3人の親は裁判官や外交官、この資産調べには共犯者がいる、TV・新聞報道で煽るか利用して、恐喝示談を迫り800万近くの大金をせしめた。

ここで止めればよいものを墓穴を掘った、残る女子大生からも強請ろうと執拗に恐喝、女性はこの脅迫から心的傷害を被り、示談金提示をしたが坪井は一蹴、決まっていた年収600万以上の就職口が、この事件での精神的後遺障害から反故になった、この落とし前を付けろと、間抜けな訴訟を提起した。

http://suihanmuzai.web.infoseek.co.jp/110701.jpg.html
Posted by 遂犯無罪 at 2011年07月02日 09:37
懲戒請求したら 老衰死寸前の男性との男女関係を捏造 実名報道で報復した大石康智弁護士

懲戒請求した相手の弁護士が、報復的に虚偽の刑事告発をしたことによって「誤認逮捕」され、「日弁連」の管理責任を問う民事訴訟を係争中の女性の事件
http://suihanmuzai.web.infoseek.co.jp/110627.jpg.html
Posted by 遂犯無罪 at 2011年07月03日 09:17
同姓同名が同じ住所地 そして住所がすり替わり資産を乗っ取られた
柏市戸籍改竄事件 告発状
http://suihanmuzai.web.infoseek.co.jp/110705.jpg.html
 
Posted by 遂犯無罪 at 2011年07月06日 04:48
江田法務大臣に要請した指揮権発動要請書を同封いたします。

法の及ばぬ犯罪が公然と行われ、その目的を完成させるために、裁判所を手段として使っているとすれば、それは法律家・法の権力者のみが可能である。
司法としてもっともあってはならない行為であり、その違法性は強大なものであるばかりか、国家権力の中枢の腐敗である。
http://www.ootakasyouji.com/pdf/kasiwasigiwaku/20110823sikiken.pdf
Posted by 遂犯無罪 at 2011年08月26日 07:43
刑事裁判と民事裁判の違いすら判らない者の本人訴訟が、近時に増えて裁判の効率など、本人訴訟の弊害が問題化されている。

原告が裁判を提起する理由は”事件の真相が知りたい” この一念で多くの「事実確認請求訴訟」を提起した、この場合の訴額は160万円(印紙代1万3千円)であるが、受理はされるものの、民事訴訟法第140条(口頭弁論を経ない訴えの却下)で却下判決となる、印紙だけパクられて終わりだ。
行政訴訟のように賠償金が目的でない故に、訴額のない訴訟をしたいが、”訴えの利益”がないとして、**弁護士他など数件が、門前払いとなっている。
民事訴訟において、訴訟物の対価(審判の対象・訴訟の客体)を伴わない訴状は、殆どが却下となる、私人間の訴訟には、訴えの利益が前提となる。
http://suihanmuzai.web.infoseek.co.jp/110831.jpg.html
Posted by 遂犯無罪 at 2011年08月31日 10:32
真実を話せば殺されてしまう日本の政権が変わったことで生田先生にお話し委任することができました。


初控訴審で結審に騒然・文書提出命令は棄却
http://suihanmuzai.web.infoseek.co.jp/110901.jpg.html
Posted by 遂犯無罪 at 2011年08月31日 16:51
遂犯無罪様

なかなか複雑かつ重大な事件のようにお見受けしておりましたが、状況がいまひとつ呑み込めなかったこともありコメントは差し控えておりました。頑張ってください。
Posted by 松田まゆみ at 2011年08月31日 20:31
初めまして、香川在住のポッキーと申します、この国の司法の腐敗に怒り心頭です、一番初めに高知の白バイ事件から、冤罪で植草氏の知られざる真実を知り、小沢氏の冤罪を知り、鈴木氏、三井氏、佐藤氏、仙波氏、故人黒木氏の腐った権力者に対する抗議の一連をPCで本で勉強しました、友人に一生懸命説明しても、なかなか分かってもらえませんが、この国の司法が政治がマスコミが手を組んで正義心を胸に戦おうとするものを潰してきました、一主婦の私が気が付いたのです、もっともっと国民は事実を知って立ち上がらなければならないですよね。拡散の為に、阿修羅の掲示板のシールを車に張って、日刊ゲンダイや、週刊ポストを片手に話をしてますが、大きなうねりとなってほしいいです。地元で、デモは難しいので、大阪東京に行って参加してます。松田さんは北海道にお住まいなんですね、松山千春さんのコンサートで、鈴木宗雄は無罪だーと、こえ掛けたらそうなんだと、語ってくれました、千春さんはわかってくれてますね。原発も一刻も早く停止させたい、山本太郎窪塚洋介を応援してます、若者が立ち上がってくれるのはうれしい限りです。
Posted by ぽっきー at 2011年10月16日 16:23
ぽっきー様

高知白バイ事件も信じがたい事件です。知られていない冤罪で苦しんでいる人たちはおそらく沢山いることでしょう。これほどの人権侵害もなかなかありません

また、刑事訴訟だけでなく行政を相手にした民事訴訟でも、多くの裁判長が行政側に有利な判決を出します。これなども司法の腐敗です。昨日記事にした「えりもの森裁判」の判決もそうでした。国が国策として推進してきた原発関連の訴訟もそうですね。

http://onigumo.kitaguni.tv/e1846765.html

ですから司法そのものを改革していかないと、裁判がほとんど意味のない形式的なものになりかねません。こうした現実を何とかしたいと奮闘している生田弁護士には頭が下がる思いです。
Posted by 松田まゆみ at 2011年10月16日 20:01
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