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鬼蜘蛛の網の片隅から › 原子力発電 › 水棺(冠水)というパフォーマンス

2011年05月13日

水棺(冠水)というパフォーマンス


 4日ほど調査で出かけていたのだが、帰りの車のNHKラジオのニュースで1号機のメルトダウンのことを知った。すでに燃料は全露出していて全部溶け落ちているというのだ。これはメルトダウンなのに、アナウンサーはなぜかメルトダウンとは言わない。ついでに、圧力容器の温度がそれほど高くないから、燃料はある程度冷却できている、という安心に結び付くコメントを必ず入れる。少し前には、1号機の燃料は70パーセントが溶融としていたのを55パーセントへと変更したが、これらの推測は何だったのだろう。こういう恐るべきニュースを、アナウンサーが大したニュースではないかのようにさりげなく語ることの方が怖い。

 東電は恐らく、圧力容器に水がほとんど溜まっていないなどということは以前から分かっていたのだろう。建屋の中に入って水位計を調整したことで水が溜まっていないことが分かったというが、ならば2号機や3号機の水位計だって全く当てにならない。これまでずっと、水位計が壊れている可能性の高いことを察知しながら、あたかも健全であるがごとくとぼけて意味のない水位を知らせ続けていたのだ。

 こうなると、温度計や圧力計の値も本当なのかと疑いたくなる。いずれにしても、東電の発表などとことん信用できないということが明らかになった。いつまでこういった隠蔽や情報操作を続けるつもりだろうか。

 東電は、溶融した燃料はまだ圧力容器の底にある可能性が高いと言っているようだが、小出裕章さんの見方は違う。

5月12日メルトダウンだが最悪シナリオ回避 小出裕章(小出裕章(京大助教)非公式まとめ)

 小出さんは、すでに圧力容器から格納容器の底に流れ落ちているだろうと推測している。そして、燃料が格納容器に落ちているなら、爆発しなかったので最悪の事態は避けられていると語っている。ただし、今後の冷却状況によっては格納容器の底が抜ける可能性もあるようだ。メルトダウンして格納容器の底が抜ける可能性については、以前、後藤政志さんも指摘していた。

 1号機は2号機や3号機よりも状態がマシだと言われていたのだ。その1号機ですら水がほとんど溜まっていないようだから、2号機や3号機とて状況はあまり変わらないのではないだろうか。すでにメルトダウンしている可能性も高いだろう。とにかく、格納容器の中が見られないし、計器類は壊れている可能性も高いのだから、実際にはどうなっていて今後どうなるのかまったくわからない。たとえ爆発的なことが起こらなくても、格納容器の底に穴が開いたなら、大量の放射性物質が漏れ出すことになる。

 さらに、3号機と4号機の燃料プールの問題もある。3号機はかなり損傷が激しいらしいのだが、東電はその実態を明らかにしない。

政府が非公開にした福島第一原発3号機の惨状写真極秘入手(NEWSポストセブン)

 3号機も4号機も燃料プールが破損していると思われるのだが、建屋が大破してむき出しになっている燃料プールで燃料棒が露出するようなことになれば、大変なことになるのは目に見えている。まだまだ安心していられる状況ではない。

 私は1号機の水棺などはじめから無理だろうと思っていたが、今回の発表でそれは確実となった。水棺などというのは結局「努力している」という姿勢を見せ、安心させるためのパフォーマンスに過ぎなかったということだろう。

 冷却水の循環システム設置は諦めていないようだが、圧力容器と格納容器に水がほとんど溜まらないのなら、いったいどうやって水を循環させるというのだろう? 建屋の地下に漏れて溜まった汚染水を格納容器に戻すなら、漏れ出す汚染水の濃度はどんどん上がっていって建屋には近寄れなくなるだろうし、汚染水を浄化して格納容器に戻すというシステムをつくるのは、容易なことではないだろう。現に、原子炉建屋の地下は放射線濃度が高くて入れないのだ。

 東電と政府の嘘が明るみになる度に、収束への道筋は遠のいていくようだ。大気中にも地下にも海にも放射性物質が垂れ流され続けているが、それがいつ収まるのか全くわからない。事実をきちんと語らない東電の説明は、国民が自ら状況を判断するための参考になるどころか、その逆だ。

 WSPEEDIの情報の一部がようやく公開されたそうだ。拡散予測と実際の汚染は同じではないが、爆発によって関東地方もかなり汚染された可能性がある。事前に公表していれば、多くの人が外出を控えたりマスクをするなどして被ばくを軽減できたのではなかろうか。スーパーコンピューターに高額な税金を投じておきながら、パニックを理由に予測を公表しないこの国は、完全に国民をないがしろにしている。

文科省ようやくWSPEEDI予測値(広域汚染状況)の一部を公表:東京もチェルノブイリ第三区分入りが濃厚に(中鬼と大鬼のふたりごと)


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Posted by 松田まゆみ at 22:58│Comments(12)原子力発電
この記事へのコメント
松田様

しばらく出張で不在にしておりました。イワン雲帝です。

私も1号機の状況が予想どおりでなかったというニュースは聞きました。東京電力には分かっていた事でしょう。ただし、東京電力は「燃料棒が溶けて圧力容器の下に貯まる状態をメルトダウンと定義するのであればメルトダウンです。圧力容器を溶かして燃料が下に突き抜ける状態をメルトダウンと定義するのであればメルトダウンではありません」と説明していたはずです。ですから「メルトダウン」の定義や、すでに圧力容器の外に溶けた燃料が落下したか否かという議論はあるかとも思いますが、とりあえずアナウンサーは軽々にメルトダウンと言ってはいけません。当たり前の事です。

燃料がどこにあろうとも最悪の事態を防ぐためには冷却は続けなければなりません。当初の水棺の計画で不十分であれば次の手を考える。当然です。とにかく、暴走する原子炉を止めなくてはなりません。
「水棺はパフォーマンス」などと野次馬的にあざ笑っていても、何にもなりません。

圧力容器に穴が開き、格納容器も水漏れが生じているのであれば、建屋の基礎や地盤中に漏れていると考えるのが当然でしょう。では次の手として漏れているところ探して塞ぐか、
建屋とその地盤を取り巻くように止水する(2重水棺とでも命名しますか)ことが必要になります。
たいへん困難な作業である事は分かります。予想以上に時間がかかるかもしれません。でも、しなくてはならない。みんな分かっています。

「収束への道筋は遠のいていくようだ」とおっしゃっていますが、どうも前後の文面から「最悪の事態になる事を期待している」と解釈されます。
「ノー天気な」な国民が「反原発」という考えを持つためには「もっと被害は大きい方がよい」と期待する気持ちは分かりますが。
Posted by イワン雲帝 at 2011年05月14日 00:47
イワン雲帝様

メルトダウンについての政府の説明は私は聞いていませんが、イワン雲帝さんのおっしゃるような説明をしていたのであれば、言い訳でしかないでしょう。燃料がすべて溶けて落ちてしまえばメルトダウンです。それは小出さんや後藤さんなどの説明からも明らかです。メルトダウンとはっきり言わなかったのは意図的としか思えません。

私が言いたいのは、政府はいつも速やかに事実を伝えないということです。可能性も含め事実を伝えなければ、国民は適切な判断ができません。政府の隠ぺいや嘘によって、被ばくを避けられた人まで被ばくしたのですよ。

水棺が事実上できない状態であることは、素人である私にも推測できました。東電も当然分かっていたはずです。ならば、できることを前提とした行程表だけではなく、できないときのことも考えた行程表をつくらなければなりません。ところが、東電も政府もまず「最悪の事態」を想定しないのです。

できない可能性が高いと分かっていながら、あたかも可能であるかのごとく説明して安心させ、これ以上隠せないという状況になってからはじめて事実を言うというのがこれまでの東電と政府の姿勢です。こういう欺き行為を批判しているのです。

私は、政府や東電は最悪の事態を想定してそれも知らせたうえで対策を提示するべきだと言っているのです。もし「水をかけ続けるしか術がない」という状態であるなら、そういう事実も言うべきではありませんか。その上で国民にもよい案がないか協力を求めればよいではありませんか。本当に「なす術がない」なら正直にそのことを認め、最悪の事態を覚悟することも場合によっては必要です。困難ならば、困難であることも正直に伝えるべきです。速やかに事実を知らせなければ被害の拡大につながりかねません。

原発事故は取り返しのつかないことになるからこそ原発に反対なのであり、最悪の事態を引き起こさないために反対しているのですよ。

「最悪の事態になる事を期待している」とか、「『もっと被害は大きい方がよい』と期待する」などという勝手な解釈は非常に心外であり不快です。言葉を慎んでください。
Posted by 松田まゆみ at 2011年05月14日 10:08
松田様

久しぶりに昨日の夜に帰ってきて、朝になってみると庭の桜が満開でした。桜を見るとやっと春が来たと感じますね。イワン雲帝です。

さて、昨日のコメントの最後4行は、わざと挑発的な文章にしました。「勝手な解釈は非常に心外であり不快です・・・・」。まさに予想どおりの反応が松田様から帰ってきました。うれしく思います。

では、あえて書かせていただきます。

私も職業柄、いわゆる「自然保護団体」の方のお話を聞く機会があります(決して多いとは言えませんが)。その中で気がつく事なのですが、皆さん主張は信念を持って立派な事を言うのですが、どうもその主張を多くの人に賛同してもらおうという、熱意はあっても技術が伴いません。
意見の対立する相手を罵倒すれば、自分の主張が広く賛同されると誤解されているようです。

ぶっちゃけた言い方をしてしまうと「宣伝が下手」なのです。

今回の「水棺というパフォーマンス」にもそれが現われています。

○ ○はダメ、××は嘘、計画どおりに行くはずがない、失敗する事は分かっていた・・・・・・、事故が起こる前、もしくは収束した後、であるのならば辛辣な評価をする事は大切ですし、それをしなくては同じ失敗を繰り返してしまいます。

ところが、事故は現在進行しており、対策に当たっている段階で、上記のような言い方を繰り返していると、「対策が失敗して、最悪の事態になる事を楽しみにしているみたいだ」ととらえられかねません。

「勝手な解釈」ではありません、そのようにとらえられかねない、と言うのが私の言いたかった事です。
Posted by イワン雲帝 at 2011年05月14日 11:08
NHKの東電発表垂れ流しは腹立たしい限りだ。
解説委員の水野や科学部記者の山崎は、東電の発表の危うさをわかっていただろうから、東電発表の問題点についてコメントしなければならなかったはずだ。当人はしたくとも、局がさせなかったということか。
こんななか、重要な情報を提供してくれる松田さんのブログはありがたい。
Posted by ハシブトガラス at 2011年05月14日 22:31
イワン雲帝様

ひとつ申し上げておきますが、このブログは私個人の意見を書いているものであり、自分の所属する自然保護団体の宣伝を目的としてはいません。プロフィールに所属団体を記していますが、それは筆者を特定できる情報を示すことで自分の発言に責任を持たせるためです。

また、私は読者に賛同してもらうためにブログで自分の意見を書いているわけでもありません。賛同していただけるならそれに越したことはありませんが、異なる意見があるのは当然であり、自分の意見を押し付けるつもりもありません。

意見が対立する相手を罵倒しているつもりももちろんなく、あくまでも嘘をいって騙したり、事実を隠ぺいして被害を拡大させるような行為を批判しているのです。人という利己的な動物が平和で精神的に豊かな社会を保っていくためには、批判精神は不可欠であると考えています。批判精神を失ってリーダーの言いなりになったり、無関心になってしまったら、権力者の思うままですから。自分の利益のために人を騙したり利用したりするような行為こそ批判しつづけなければ、平和(戦争がないという意味だけではありません)は保持できないと思っているからこそ批判的意見を書いているのです。

イワン雲帝さんは「事故が起こる前、もしくは収束した後、であるのならば辛辣な評価をする事は大切です・・・」とおっしゃいますが、事故が起こってしまった以上、収束した後では遅すぎです。最悪の事態を想定して対策を講じなければ、被害を拡大させるだけです。

私は、こういう態度をとり続ける東電や政府にはすでに全くといっていいほど期待はしていません。彼らは恐らく決して最悪の事態など公表しないでしょう。もはや原発事故に対しては個人個人が判断して行動するしかありません。ですから、せめて一人でも多くの人が東電や政府の騙しの構図を見抜き、とりわけ何の罪も責任もない子どもたちや若者を守るために自分自身で適切な対応をして欲しいと願い、問題点を指摘したり情報の提供をしているのです。

「対策が失敗して、最悪の事態になる事を楽しみにしているみたいだ」と捉えてしまう方がいるのであれば大変残念ですが、継続してブログを読んでくださっている方にはそのような誤解をされる方は少ないと思っています。
Posted by 松田まゆみ at 2011年05月14日 22:50
一番問題なのは政府、保安院、東電の隠蔽体質ですね。
3月12日には当時保安院の責任者として説明してくれていた中村氏が福島第一原発1号機で原子炉の心臓部が損なわれる「炉心溶融が進んでいる可能性がある」と発表しました。
ところが政府はこれに驚き中村氏を引っ込めてしまったのです。
そんな隠蔽をしている暇があるのならこの時にきちんとした対策をとらなければいけなかった。
何の対策もとらずただ時間稼ぎに隠蔽する。
根本的に政府、保安院、東電は間違っているのです。
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819595E3E0E2E39C8DE3E0E2E1E0E2E3E3958AE3E2E2E2
福島第1原発「炉心溶融が進んでいる可能性」 保安院
Posted by 透明 at 2011年05月15日 01:24
3月12日のことはよく覚えていないのですが、この時点ですでに炉心溶融が進んでいることは把握していたわけですね。この隠ぺい体質には辟易とします。何も信じられなくなります。
Posted by 松田まゆみ at 2011年05月15日 16:35
 いつもごくろうさまです。
 最後にリンクしてある、中鬼と大鬼のふたりごとサイトの「東京もチェルノ第三区分入り」は、過剰反応というより反原発プロパガンダと見られかねません。
 原発ダイアリーでも、今朝はこのことを鬼の首でも取ったように取りあげてます。
 「3月15日問題」が一人歩きしてます。

 ・スピーディーの公表をしてない問題
 ・3月15日のデータが(チェルノ第三区分に該当する)異常数値である問題

 これは大問題で、厳しく指弾すべきです。
 しかし、この問題が一人歩きし、「東京は終わった」かにコメントして騒ぎを煽るような行為を反原発掲示板というところで見かけ、俺は激しく噛みついたものです。
 データの表示のしかたが、最新をなんで上にしないのかと突っ込んだこともある(返事はなし)(笑)原子力資料情報室ですが、ここで毎日の放射線量測定値を、室内、屋外などの別に公表してますが、そこでの3月15日の値は飛び抜けて高くなってます。
 しかし、その後は下がって、屋内よりは上ですが(それがどのくらい不健康かは俺は知りませんが)(知りたくもないが)(苦笑)、5月のベントの時もそれほどでないみたいだし、屋内とおなじ値の時もあります。
 拡散される放射線の種類でちがうのでしょうか。
 また、放射線は民間でもいろんなところで測ってます。
 空を飛ぶ飛行機を見て安心材料にしている人もいます。「政府もマスコミも信じられないが、企業の欲だけは信じられる。航空会社が機体を被曝させるようなことはしないはず」というのがその方の言い分です。
 ま、そのうちには海外から着陸拒否が出るのでしょうが……

 イワン雲帝さん。以前には「雷帝」と書いて失礼しました(謝)。
 家は自衛隊のヘリの通過地点なのか、3月11日以来爆音がひっきりなしです。それがいつにも増して多いと「すわ、一大事か」とテレビの方に目が向きます。
 テレビは棄てるばかりの小型を、NHKに合わせて音なしで点けっぱなしてあるのも、福島の異変をいち早く聴き取るためです。

> 「対策が失敗して、最悪の事態になる事を楽しみにしているみたいだ」

 じつは俺もそう思ったことあります。
 そればかりか、福島をさしおいて東京もダメかと覚悟した時、自棄っぱちに「ザマを見ろ」とも思ったものです。
 しかし、原発だ、反原発だと、今はそんな段階じゃないよ。原発は停まるだろう。しかし、それまで日本が保つかだ。浜岡は停めてもすぐには安全じゃないし、他のほとんどの原発も一触即発の欠陥になってると思う。
Posted by 本間康二 at 2011年05月17日 10:20
本間康二様

SPEEDIのデータはあくまでも「予測値」であり、実際の値ではありません。ただ、シミュレーションはそれほど的外れなものでもありませんし、実測値においては、東京でもホットスポットといって高濃度(といっても福島近辺よりだいぶ低いですが)の地点が点在的にあることも分かっています。

私も原子力資料情報室の放射線のデータをときどきチェックしていますので、新宿の情報室の事務所では平常値よりやや高い程度であるという認識をしています。しかし、ホットスポットで子どもが長時間外遊びをするのは控えるべきだと思います。東京でも場所によっては高いところもあるという事実を認識していることが大事だと私は思います。

今日の記事にも書きましたが、今後、高濃度の放射性物質が大量に放出されるようなことがあり、そのとき首都圏が風下になっていれば、また3月15日のようなことにもなりかねないのです。そういうことがなければ幸いですが、まだ何が起こるかわかりません。

これから夏にかけては北からの風より、南からの風が多くなります。ですから、北海道だって安心はしていられません。そういう場合に備えて予測システムであるWSPEEDIは事前に公開すべきという意味でWSPEEDIのことにも触れました。
Posted by 松田まゆみ at 2011年05月17日 17:03
> WSPEEDIは事前に公開すべきという意味でWSPEEDIのことにも触れました。

 理解しております。
 で、俺も、それが一人歩きして、こんな例もと指摘した次第です。

 「福島メルトダウン」よくぞリンクしてくれました。
 俺も原発関連お薦めを設定した際に固定リンクとしてひろく紹介してます。
 彼も、さいごのほうで書いてます。東京被曝という情況になっても、大部分は逃げることはできないだろうと。その冷徹な見方に共感しました。
 といって、警告を発し、子どもたちを守るのは大人の責務です。

 週刊誌ががんばってるようです。
 ネットゲリラの情報から、明日発売のサンデー毎日の表紙画像をさっきアップしました。
 アメリカのGEを製造物責任法でうったえるとか!
 日々、とんでもないことが官邸周辺では進行してます。東電の命運が尽きようとしているのか……!
Posted by 本間康二 at 2011年05月18日 01:07
地上18mなんてところで計測しているデータなど意味があるのか?
「東京都内の環境放射線測定結果 当センターによくいただく質問例」
Q6. 現在ホームページで公開されているデータを計測している場所はどのような場所でしょうか?
A6. 環境放射能に関しては当センターの建物の屋上(地上18m)に設置されたモニタリングポストで計測を行なっております。
 降下物の放射性物質も同じく当センターの屋上(地上21m)に設置された大型水盤を設置して収集し、ゲルマニウム半導体検出器を使用して計測しております。
ftp.jaist.ac.jp/pub/emergency/monitoring.tokyo-eiken.go.jp/monitoring/FAQ.html
空間線量だけしか考えていないと「下がったプロパガンダ」に騙される。
千葉県にある日本分析センター敷地内における放射性核種の蓄積量
www.jcac.or.jp/lib/senryo_lib/tikuseki.pdf
Posted by 透明 at 2011年05月18日 04:11
本間康二様

「福島原発メルトダウン」は本間さんもリンクされていたのですね。今は、いろいろな情報から冷静に判断することが大切だと思います。おっしゃる通り、逃げたくても逃げられない人が大半というのが現実でしょう。だからこそ、原発はなんとしてでも廃止しなければならないと思います。


透明様

いつも情報をありがとうございます。
事故が起こっていないときならまだしも、事故が起こって放射性物質が拡散しているときに地上18メートルで計測していたのでは、意味ありませんね。呆れます。
Posted by 松田まゆみ at 2011年05月18日 22:57
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