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2022年10月17日

マスク考

*今日のツイートより(一部修正あり)

マスクの繊維の隙間はウイルスより遥かに大きいから、ウイルスは容易に通り抜ける。ただし、一部のウイルスはマスクの繊維に引っかかるだろう。だから、マスクをしていれば放出するウイルス量が減って他人が吸入するウイルス量も減り、感染や重症化を減らせる、と考えている人は多いと思う。

しかし、RCT(ランダム化比較試験)でマスクの効果は実証されていない。マスク義務国(地域)と非義務国(地域)の比較でも、マスクが感染を防止するという結果は出ていないことが今回のコロナ騒動で分かった。ならば「マスクに感染予防効果がある」という説が間違っていると考えるべきだと思う、

たとえば、マスクの繊維が一部のウイルスを捕捉しても、人が呼吸や会話をするたびにマスクに付着したウイルスが空気中に放出されているかもしれない。コロナウイルスは空気中では3時間(日光が当たれば2分)で感染力がなくなるが、マスク外側では7日間も感染力を保っているそうだ。

マスクの外側には自分が放出したウイルス以外にも他人が放出したウイルスが付着するだろう。マスクはウイルスの寿命を延ばし、そのウイルスを自分で吸い込んだり空気中にふたたび放出したりしていると考えれば、マスクに感染予防効果がないというのも理解できる。

「マスクにウイルスが付着するから、マスクは感染予防に役立つ」という考え方は、単に「マスクがウイルスの一部を捕捉する」ということしか考えていないことになる。しかし、実際はそんな単純な話ではない。詳しくは以下のいしいじんぺいさんのブログを。
マスクは着用者からの感染を減らすか?

結局「マスクが感染予防効果がある」というのは単なる思い込みなのではないかと思う。そうであるなら、雑菌やウイルスまみれになった不潔なマスクを毎日しているのはリスクしかないだろう。マスクには飛沫の飛散や花粉などの吸入を防ぐ効果はあるだろうから全否定はしない。

しかし、マスクが感染予防に役立っていないのなら、基本的に不要であり、咳やくしゃみが出るときだけマスクをするなり、ハンカチなどで口と鼻を覆うくらいで十分だろう。思い込みでリスクのあるマスクを着け続けるほど馬鹿馬鹿しいことはない。しかもマスクは化学繊維であり石油製品。

不織布マスクを毎日つけ続けることは、マイクロプラスチックを体内に取り込んでしまうだけではなく、大量のプラスチック廃棄物を出していることになる。環境問題の側面から考えても有害だ。



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タグ :マスク

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Posted by 松田まゆみ at 21:48│Comments(0)新型コロナウイルス
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