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鬼蜘蛛の網の片隅から › メディア › ジャーナリズムと客観報道

2008年11月18日

ジャーナリズムと客観報道

 札幌に行くと、たいてい本を買ってしまうのですが、今回は「ジャーナリズム崩壊」(上杉隆著、幻冬舎新書)を買って帰りの乗り物で読んでいました。

 主として日本特有の記者クラブの弊害について書かれているのですが、ニューヨーク・タイムズ記者の経験を通して、世界の目から見たら醜態ともいえる日本のジャーナリズムの現実を浮き彫りにしていて、なかなか読み応えがありました。もっとも上杉氏の意見に全面的に賛同するというわけではありませんが。

 この本の冒頭で、上杉氏は、日本の新聞は客観報道を装って偏向報道をしており、読者を欺くものであると喝破していますが、これは同感ですね。

 ニューヨーク・タイムズの場合は、事実のみを知らせるストレートニュースは通信社に委ね、新聞記者は取材によって事象を分析し独自の記事を書くことが求められているそうです。ところが日本の新聞はストレートニュースばかりで、分析したり批評する記事はごくわずかです。しかも、そのような記事は、コラムなどで外部の識者などに委ねていることが多いですね。私はかねてからこういう報道に疑問を抱いていました。

 また、日本の新聞は「両論併記」も好きですね。相対する見解の方を並べることにより、いかにも中立・客観性を装っていますが、「それじゃあ、新聞社としてはどちらを支持するの?」と聞きたくなってしまいます。新聞社が自社の見解も示さず、両論併記に委ねてしまうのは、責任放棄ではないでしょうか。

 一般市民の中にも「記事というのは事実のみを伝えればいい」と考えている人がいるようですが、そうでしょうか? 上杉氏は、海外では「単に、時事的な事象を報じるだけではなく、さらにもう一歩進んで解説や批評を加える活動を一般にジャーナリズムと呼んでいる」と記しています。また、「その役割をぎりぎりにまで絞った場合は、公権力に対する監視役としての仕事が期待される。つまり『第四の権力』とも別称される通り、三権(立法、行政、司法)に対する監視こそがジャーナリズムの役割ともいえる」としています。

 私も、その通りだと思います。つまり、マスコミは基本的に権力者と対する者、すなわち市民や弱者の視点で事象を分析したり解説する報道をすべきでしょう。

 JANJANの市民記者などでも記者自身の意見が強く出ている記事を嫌う人がいますが、市民記者であるがゆえに市民の目線で解説や批評を加えた記事を書くことこそ意味があると私は思います。

 ジャーナリストが個性を持った人間である以上、客観報道などできないというのはもっともなことです。新聞よりフリーのジャーナリストやライターが寄稿している雑誌の方がはるかに説得力があって面白いのは、解説や批評が加えられているからです。

 新聞やテレビなどのマスコミは、記者クラブを通じて流される警察や検察の情報をそのまま垂れ流しているのです。権力者側の偏った情報を検証することなくそのまま記事にしているマスコミは、どう考えても中立ではなく、客観報道でもないでしょう。それを棚に上げてマスコミ自身が中立だとか客観的などといっているのであれば、弊害でしかありません。

 記者クラブについては、以下の記事も参照してください。
記者クラブに浸かった軟弱ジャーナリズム


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Posted by 松田まゆみ at 15:13│Comments(21)メディア
この記事へのコメント
松田様

あまり書きたくないことですが。少し記事のタイトルと関係があると思いますため書きます。

以前にも書きましたが、私はこのブログ以外では松田さんと一切、やりとりしていません。また、これからもしません。

それは松田さんは市民記者であり、このブログでも、ジャンジャン記事でも自分の意見を主張しています。記事の内容も重要なものですし閲覧者も多いです。見る人に影響を与えます。実際、Mさんは、松田さんと私の対話によって文芸社との契約をやめる決断をしました。

ブログを見ている人は陰でのやりとりがないものだと思って見ているはずです。

しかし陰でやりとりがあれば。人と人が少しでも話せば、双方とも何らかの精神的影響が起こります。

私は松田さんと柴田晴廣氏が陰でメールや電話でやりとりしているとは思ってもいませんでした。

松田さんが、ピーマン頭氏に、種明かし、をした時、私はいささか、それまで八百長劇を見ていたのだと感じました。

もちろん言い寄ってきたのは柴田氏の方です。

そして実際、松田さんは柴田氏にそうとう影響を受けてしまいました。悪を善と確信し、そして善を悪と信じてしまうほど。

少なくとも私は松田さんとは、このブログ以外ではいっさい松田さんとコンタクトしないつもりです。

それは、陰でのやりとりは閲覧者に対し、八百長となる良くない行為だと思うからです。

内容の如何にかかわらず。

私はこのことは厳しく自分に課します。
Posted by α at 2008年11月23日 22:34
α様

柴田氏は、途中から私にメールをしてきましたが、それは自分を信用させるためだったのでしょう。そしてピーマン氏に文芸社との癒着疑惑を指摘されると電話をしてきて、あたかもピーマン氏がでたらめを言っているかのように振舞ったのです。

今から考えると、まさに詐欺師の手口ですね。

多くの人は、基本的に人を信用したいと思うものです。そういう人の心理につけ込むのが詐欺師の常套手段です。一度あいてを信頼させてしまったら、巧みに自分の方にリードしていくのですね。

柴田氏の件では、騙されないような判断力をつけることがいかに難しいかを実感しました。オレオレ詐欺で騙された弁護士さんもいるくらいですから、誰もが騙されてしまう世の中といえます。

尾崎氏のもとに集まった人たちも、彼を信じたのでしょうね。

私は、直接のメールのやりとりが不適切だとか卑怯だとは考えていません。実際に、「オーナーへメッセージ」からお礼や質問をいただいた方も何人かいます。しかし、柴田氏のような卑劣な人がいることを考えるなら、場合によっては注意が必要なことは確かです。

αさんがご自分で書いているように、私はαさんやMさんが誰なのかわかりません。しかし、これまでのコメントからも、人を利用したり騙したりするような方ではないと信じています。
Posted by 松田まゆみ at 2008年11月24日 10:26
松田様

私は法律に詳しくはありません。

私は柴田晴廣氏を詐欺、錯誤行為、精神的被害などの理由で訴えて彼を法廷に立たせれば文芸社の疑惑の解明も出来るのではないかと思っています。

疑惑の全部が解明されなくても、文芸社に関して非常に大きな多くの事実が明らかにされると思っています。
Posted by α at 2008年11月24日 17:57
松田様

私が松田さんを利用しようと考えている疑惑を少し持たれたようですが、私が松田さんをどのように利用しようと思っているという疑惑をもたれたのですか?
Posted by α at 2008年11月24日 20:41
α様

私はαさんに疑惑を抱いたことはまったくないのですけれど、そんな風に感じられましたか?

αさんもMさんも、私に直接メールをされていませんので、お名前もどのような立場の方なのかも私にはわかりません。でも、今までのコメントの内容から疑惑が感じられるような方ではありません。ですから、まったく疑ってはいないのですよ。

コメントでお名前や立場を公できる方はむしろ少数派でしょう。それぞれ理由があるのでしょうから、匿名でコメントされることについてはどうこういうつもりは全くありません。

ただ、コメントではお名前を明らかにできなくても、直接メールをくださる方もいらっしゃいます。直接質問をしたいという方や情報提供をして下さる方もいるのです。ですから、私は直接メールをくださる方も歓迎ですし、それを卑怯だなどとは決して思っていません。

もっともごく一部ですが、名前を明らかにしていても柴田氏のような疑わしい人物や、メールでクモの質問をしてきた藤原氏のような怪しい人物もいます。騙そうというような意図をもってメールをする人物がいるのも、私が共同出版の批判などをしているからでしょう。何とか私の口を封じたいということなんでしょうね。

私が批判的なことを書かなければ、そんな人もいないのでしょう。もっとも意図をもって接近してくる人は、いつかは怪しいことがバレてしまうものです。
Posted by 松田まゆみ at 2008年11月24日 22:45
松田様

どうも釈然としないものを感じます。そして、言葉が遊んでいます。言葉は相手の使った言葉を変えずに使うべきだと思います。

私は松田さんと違って論戦や自分の意見を主張するのは嫌いな人間です。

少なくとも私は疑惑を持たれていると感じます。

考えられるのは、私が文芸社や悪質な自費出版・共同出版系以外の自費出版の人間で同業他社の批判だとの疑惑ではないかと思います。

それ以外にも思うところはありますが、松田さんとけんかしたくはないので言いません。
Posted by α at 2008年11月24日 23:11
大変もうしわけありませんが、率直に言ってしまえば松田さんは言われたくないことを私に言われたので感情的に不快になってしまったのだと私は思っています。
Posted by α at 2008年11月25日 00:03
上記発言失礼しました。

よく読んでみると私の思い違いだったかもしれません。

ネットでは文字だけですので思いの齟齬が生じやすいと思います。そのため顔文字がよく使われているわけです。

物事すべてTPOで変わります。

私はがこの記事の最初のコメントで言いたかったのは松田さんに対する批判や一般論ではなく、私の身の潔白を証明しておきたかった、ということです。

松田さんはIPアドレスをよく調べますから、私が同一人物であること、そしてそれ以上の何かも、とっくの昔に知っているはずです。

ちなみに私はピーマンだのナスだのと言われようと、いちいち腹を立てるような人間ではありません。

私は頭をさげるのに吝かではありません。謝れと言われればいくらでも謝ります。

また本心を言えば私は松田さんの性格がちょっと、どころか相当おそろしいです。
Posted by α at 2008年11月25日 01:46
率直に言えば私は松田さんにはいささかついていけないように思うこともあります。

疑われてもかまいませんが、私はこのブログから遠ざかるかもしれません。

松田さんは一人で何でも出来る人ですから。

松田さんのおそろしい性格が松田さんを滅ぼさないよう祈ります。
Posted by α at 2008年11月25日 07:10
α様

なにやら穏やかならぬコメントでちょっと驚きました。そんなに恐ろしく感じますか?

αさんに疑われてしまったようでとても残念です。私がαさんについて感じている率直な印象を申し上げましょう。

αさんは、私と同様に文芸社から目をつけられている方なのではないかという印象をもっています。あなたが私のブログにコメントをして柴田氏のことを追及した時、ウイルスの警告が出たとか、ウイルスに感染していたとコメントしていましたね。ということは嫌がらせを受けている方なのではないかと・・・。そうならば、文芸社を批判したことがあるとか、あるいは文芸社やその関係者などに騙されたり利用されるなどの経験がある方なのではないかと・・・。当たっているかどうかはわかりませんが、そう感じています。

「松田さんはIPアドレスをよく調べますから、私が同一人物であること、そしてそれ以上の何かも、とっくの昔に知っているはずです。」についてですが、同一人物であることはわかっています。また、私より若い男性であるとαさん自身が書いていましたから、そうなのでしょうね。しかし「それ以上の何か」についてはわかりません。

「考えられるのは、私が文芸社や悪質な自費出版・共同出版系以外の自費出版の人間で同業他社の批判だとの疑惑ではないかと思います」についてですが、そんな風にも思っていなかったのでちょっと驚きました。

仮に出版関係者だとしても、αさんの発言内容は単なる同業他社に対する批判とは異なります。著者の方や社会に対して注意喚起するものですし、柴田氏のことでは適切なコメントをしてくださいました。また、私が文芸社から提訴されないよう気遣ってくださっているのであり、そのことではとても感謝しています。

私がピーマン氏を批判したのは、あまりにもマナー違反がひどく不可解なものを感じたからです。つまり、ピーマン氏のコメントはJPS出版局の高石左京氏の関係者による意図的なものではないかと感じたのです。高石氏は新風舎の債権侵害行為や「被害をなくす会」への背信行為をしたために、私は彼を批判しました。被害者組織を利用して新風舎の著者を自社に勧誘する行為をしたのですから、彼を「被害をなくす会」の世話人とした私の責任として批判し、新風舎の著者に注意喚起したのです。高石氏の言動はあまりにも非常識でしたし、私は彼に利用されました。

ピーマン氏が一連のコメントを入れるようになったのは、私が高石氏を批判した直後からです。また、私は高石氏の関係者で、ネット上で情報操作を行なっている人がいることも知っていました。つまり高石氏擁護です。その方のHNの頭文字がPなのです。そのような背景が、ピーマン氏を疑わせ批判することにつながったのです。

ですから、私はαさんとピーマン氏を決して同一視していませんし、αさんを疑ってもいないのです。
Posted by 松田まゆみ at 2008年11月25日 09:58
α様

書き忘れたことです。

高石左京氏は文芸社や新風舎の社名も出して共同出版批判をしていました。そして文芸社に譲渡されるはずの新風舎の著者の本を、債権侵害をしたうえで勝手に出版させたのです。文芸社には目をつけられていたといえます。ですから、高石氏の関係者がネット(私のブログを含む)を利用して文芸社批判、尾崎氏批判、柴田氏批判を展開したとしたら、それはもっともなことなのです。ただし、上記のコメントに書いた理由から、私は同調はできないのです。
Posted by 松田まゆみ at 2008年11月25日 10:22
α様

αさんは、JPS出版局の高石左京氏(当時のハンドルネームは「両国の隠居」、現在は「秦野の隠居」)のことをあまりご存知ではないようですので、長くなりますが説明させていただきます。

先にも書いたように、高石氏には「被害をなくす会」の世話人になっていただいていました。共同出版を批判し、業界のことについての知識があるからです。ただし、被害者組織は特定の事業者を支持するということにはなりません。ですから自分の事業と会のことは分けてくださいという前提でした。

ところが、新風舎が危ない状況になると、ご自分のブログに自分が「なくす会」の世話人であることや私の名前を勝手に出し、共同出版を批判するとともに会のサイトをリンクさせました。そして新風舎が倒産した途端に著者への呼びかけをはじめ、データを取り返して再出版することを勧めました。彼は川島弁護士への要望書を私に提案したのですが、それをネットを通じて自分のところに集まった被害者にばら撒いて著者集めに利用したのです。要望書に関しては、高石氏の関係者も関わっていたことを後で知りました。また高石氏は文芸社に譲渡予定だった著者の本を、債権侵害して出版してしまいました。私は高石氏に注意を促しましたが、まったく聞く耳を持ちませんでした。

これは明らかに約束違反であり、被害者組織を利用して顧客を集める行為です。しかも法に抵触するようなことまでしたのです。こんな非常識な方に世話人を続けていただくわけにはいきませんので、退任していただきました。また、「なくす会」の世話人であることで彼を信用して集まった被害者の方たちにこのことを知らせる責任がありましたので、私は事実を明らかにして高石氏を批判したのです。

高石氏はご自身の事業を共同出版のアンチテーゼだと位置づけていましたが、彼の行為は「新風舎の継承」だとして2chでスレッドを立てられて批判されました(私は中までチェックしていませんが)。

高石氏は、2chで批判されると「利益目的ではない」などと弁解していました。しかし会社を立ち上げ請負業をしているのに「利益目的ではない」などという発言はすべきではないでしょう。また、1ヶ月に4冊まで受注可能だということも書いていて、仰天しました。彼は自著でアマチュアの本は編集が大変であり時間もかかるということを書いていたのですから、私はてっきり丁寧な編集をして販売レベルまで高めているとばかり思っていたのです。しかし、新風舎の本のデータをそのまま使っての再出版を呼びかけたのですから、なるほどと思いましたけれど。

高石氏は共同出版を批判していましたから、文芸社から目を付けられていたはずです。私は2chでの高石氏批判には文芸社が関わっていたのではないかと推測しています。批判者つぶしです。高石氏の関係者にはITに詳しく、情報を収集してネットで情報操作をしている方もいました。つまり匿名サイトを利用して情報操作ともいえるようなやり取りが展開されていたといえます。

私がこのブログで高石氏を批判すると、嫌がらせのようなコメントが入るようになりました。そして、後にピーマン氏がハンドルネームやIPアドレスを使いわけていることも告白しました。そして柴田氏が書き込みに対し、ピーマン氏は柴田氏を文芸社の関係者だと指摘したのです。柴田氏にとっては図星だったのでしょう。何とかしなければならないと思った柴田氏は、私に電話をして自分は潔白であるとの立場を示したのです。

このような状況から判断するなら、ピーマン氏は高石氏の関係者である可能性があります。また、そのことを指摘してもピーマン氏は否定しないのです。つまり、ピーマン氏も柴田氏も、私のブログを利用してそれぞれ自分に都合のいいように情報操作しようとしたのではないでしょうか。もっとも、いろいろなコメントが書かれたので、どれが情報操作のコメントで、どれが悪意のないコメントなのか、また実際にどのような人が何人関わっていたのか、私自身にも区別がつかないのです。

αさんは、ピーマン氏を普通の市民だと思われたようですが、私にはそうは思えません。普通の市民であれば、ハンドルネームを次々と変えたり、意図的にIPアドレスを変えることなどしないのではないでしょうか。ですから、たとえピーマン氏の「柴田氏は文芸社の関係者」という推測が当たっていたとしても、私は同調できないのです。

私は同業者が共同出版批判をすることはもっともだと思っています。渡辺勝利さんも、決して利益目的ではなく業界のモラルの向上を目的に共同出版を批判しました。でも高石氏には、私は騙され利用されたと思っています。

私は自分の利益のために人を利用したり騙したりする人間が大嫌いなのです。ですから、はっきりと批判します。そんな私の姿勢がαさんに「松田さんは恐ろしい」と思わせたのでしょうね。

しかし、αさんにはそのようなところは微塵も感じられません。
Posted by 松田まゆみ at 2008年11月28日 10:11
IPアドレスを変えることと、ハンドルネームを変えることをピーマン頭氏は説明してますよ。松田さんは忘れたのか、小さい事なので気づいてないのでしょう。一部、抜粋します。

「IPアドレスを使い分けている、から、怪しい、と思っておられますが。それについて、お答えします。IPアドレスで、どこまで私の正体が、わかるのか、わからないからです。私はワンクリック詐欺のポイントを押してしまった事がありますが、かなりの情報が、わかってしまうものだという事に気づきました。だから、IPアドレスを変えているのです。
「文芸社さんが恐くて名前を出せないとのことですが、なにか文芸社さんに恨まれるようなことでもしているのですか?」の質問にお答えします。3月14日の「仕組まれてた?の疑惑」で、私は、「根っこまで腐った文芸社」の二つのコメントで、すでに、文芸社を批判しているではないですか。
ピーマン頭 at 2008年03月21日 21:50」
(2008年3月21日「情報操作の考察と検討」の彼のコメント)


「16日の「松田さんに疑惑を持つ者」を書いたのは私です。私はコメントのタイトルが見えるように、名前をコメントのタイトルにしていたのです。攪乱ではありません。18日に柴田晴廣氏は、「名無し様」と言って私の疑惑の質問「では、次に、あわせて柴田晴廣さんに質問します。私は、あなたを文芸社関係の人間だと思っています。もし、そうでないなら、『私は文芸社関係の人間ではありません』という趣旨の返答コメントを投稿してください」の質問に答えています。その時、最近のコメント欄に、「柴田晴廣様へ」が、はっきり出ています。そして、「柴田晴廣様へ」で、私は柴田氏へ、礼儀正しい言い方で質問しています。
松田さんに疑惑を持つ者 ..._〆(;ωq`) at 2008年03月19日 07:14」
(2008年3月16日「匿名サイトと情報操作」の彼のコメント)

この彼の発言を信じるかどうかは松田さんの判断ですね。
私は信じます。
また、ここのブログへの書き込みは自宅からだけでなければならないことはないでしょう。みな、忙しく、職場やネットカフェから書く場合もあるでしょう。
ネットカフェから書いた事も、彼は書いてます。

「今日は仕事なので、ネットカフェから書いていますので、IPアドレスは、違いますが、同じ者です。..._〆(;ωq`) at 2008年03月08日 14:48
2008年3月7日「事業譲渡と文芸社」の彼のコメント」

また、観光ギツネの彼のコメントにせよ、生物学者の彼のコメントにせよ、彼の冗談は罪のないユーモアだと感じます。その事もかれは書いてますよ。

「では、松田さんの私に対する疑惑にお答えします。
まず、松田さんには、大きな欠点があります。それは、松田さんが、ユーモアやジョークの感覚がない、という事です。「先生」にせよ、「オルレアンの騎士」にせよ、「観光ギツネ」の私のコメントにせよ、私はユーモアで、言っています。最も、松田さんに、ののしられても、私は松田さんを尊敬していますから、今でも、「先生」と、呼びたい気持ちは、かわりません。松田さんは、ユーモアのセンスが無いから、それらを、「おちょくり」と、とらえてしまったのですね。松田さんの今までの記事で、一言でも、ユーモアのある発言があるでしょうか。」
(2008年3月21日「情報操作の考察と検討」の彼のコメント)
Posted by α at 2008年11月29日 01:12
「私は自分の利益のために人を利用したり騙したりする人間が大嫌いなのです。ですから、はっきりと批判します。そんな私の姿勢がαさんに「松田さんは恐ろしい」と思わせたのでしょうね。」

それは全く違います。私がおそろしいと思ったのは松田さんの持ついくつかもの大きな性格的欠点です。具体的に書いてしまうと松田さんと不和になるのでそれは書きません。
Posted by α at 2008年11月29日 01:20
α様

ご指摘のピーマン氏の説明については、きちんと頭に入っていますよ。

まずIPアドレスについて。
ブログにコメントをした人の情報は、メールアドレスやURLを書き込んでいなければIPアドレスしかわかりません。そしてIPアドレスからわかる情報というのは接続形態、発信都道府県、プロバイダーなどです(これらがわからないIPアドレスもあります)。これだけでは個人の特定などできません。個人のブログに書き込みをする際に意図的にIPアドレスを変える必然性などないのです。

この説明から私が感じたのは、この方は2chやウィキペディアなどの匿名サイトに書き込みをしている方ではないかということです。これらのサイトの仕組みはよくわかりませんが、書き込みしている人をIPアドレスで識別しているようですから、特定されたくない人は意図的にIPアドレスを使い分けるでしょう。

IPアドレスは必ずしも一定ではありませんし、自宅と職場ではもちろん違いますから、同一人物であっても複数のIPアドレスになることはわかります。しかし、私を尊敬するとしている人が、ここまでして自分の情報を隠そうとすることに不信感を抱かざるをえません。

HNについての説明も不可解です。タイトルが見えるようにするためのことだけで、あえてマナー違反をおかさなければならない理由がわかりません。ピーマンさんはいくつもHNを変えていたのです。少なくとも、同じブログでは固定したHNを使うのがマナーというものです。意図的にIPアドレスを変え、HNまで変えているのなら、本人は撹乱とは思っていなくても、管理人にとっては撹乱に他ならないのです。管理人のみならずブログの読者も騙すようなことになるのです。管理人や閲覧者に信頼してもらいたいのであれば、このようなマナー違反はするべきではありません。

さらに、ピーマン氏は自分が高石氏あるいは高石氏の関係者ではないかと疑われても、「高石さん、という人に電話で聞いてみてください。絶対、「私じゃない」と、自信を持って言うはずです。」といっているだけで、自分が関係者であるか否かは答えていないのです。高石氏本人のあずかり知らぬところで関係者が情報操作することは十分考えられるのです。「匿名サイトと情報操作」のコメントで、ピーマン氏は私に疑惑を抱き、以下のように書いています。事実無根であるなら、誇りと自信をもってそう主張できるはずだと。それなら、なぜ自分は高石氏の関係者ではないと誇りと自信をもって言明しないのでしょうか?

「松田まゆみ様
私は、松田様の発言、ふるまい、から、松田様が文芸社と、何らかの点で妥協した可能性があると思っています。私は松田様に対し、疑惑を持っています。
もし、全く、妥協していないのなら、「私は文芸社と全く妥協していない」などの旨の返答をして下さい。妥協していないのなら、そう、返答できるはずです。
匿名で、失礼ですが、疑惑が全く事実無根なら、憤りと自信をもって、そう答えるはずです。匿名な点は失礼ですが、これはマナー違反のコメントとは違うと思います。もし私の判断違いであれば、誠実に謝罪いたします。
返答なく削除した場合には、松田様が何らかの点で文芸社と妥協したものと判断いたします。
Posted by 松田さんに疑惑を持つ者 at 2008年03月17日 11:54」

ピーマン氏は私が文芸社と取引をしたと疑ったようですが、それは私にとっては驚くべき質問でした。柴田氏を信じたということだけで、私を尊敬しているという人がこのような質問をすることに疑問を感じたのです。

私がこの質問で感じたのは、高石氏あるいはピーマン氏こそ文芸社と何らかの点で妥協したのではないかという疑問です。高石氏は、ネットで批判されてからピタリと共同出版批判をしなくなりました。文芸社を名指しで批判し債権侵害をした彼のところに文芸社から圧力がかかり、何らかの妥協をした可能性は十分あります。ピーマン氏も文芸社から目をつけられていた可能性があります。また、高石氏の関係者のある方のブログも更新が止まっているのです。そこで、私のところにも同じような打診があったのではないかと推測し、このような質問をしたのではないかと感じたのです。

もし、ピーマン氏が本当に私を尊敬し、私が文芸社に騙されることを心配して忠告したのであれば、なぜ不信感を抱かせるようなマナー違反をしたのでしょうか? また、本当に私のことを気遣っているのであれば、直接メールをして忠告してくれてもよかったのです。私が後で恥をかくと本当に心配しているのであれば、そうするのではないでしょうか? でも、それができない立場の方なのです。

また、ピーマン氏は、「らいよん」さんを柴田氏かその関係者ではないかと疑っていましたが、「らいよん」さんのIPアドレスからもその指摘は見当違いだと考えています。

以上の理由から、私はピーマン氏が高石の関係者ではないかという疑惑を捨て去っていません。柴田氏とピーマン氏の間には、文芸社とその批判者の確執のようなものを感じるのです。

ピーマン氏が私に柴田氏の正体を知らせようとしたことは事実ですし、私がそれを信じなかったのも事実です。その点についてピーマン氏にお礼を言うべきなのでしょう。しかし、ピーマン氏が私を撹乱させて私の信用を失ってしまったことも事実ですし、高石氏の関係者ではないかとの疑惑が残るのも事実なのです。
Posted by 松田まゆみ at 2008年11月29日 11:30
α様

追伸です。

「情報操作の検討と考察」という記事で、ピーマン氏は以下のようなことを書いています。

「今回の情報コメントを残しておいてくださるのは、非常に嬉しいです。なぜって、松田さんの判断が間違っていて、私の方が正しいからです。ぜひ、残しておいて下さいよ。いつか、松田さんが恥をかく時がくるかもしれませんから。」

もし、尊敬し信じている人が騙されていると気づいたならどうするでしょうか? 私だったら、その方に自分の名前や立場を明らかにしたうえで直接コンタクトをとって忠告します。公開の場であるコメント欄に書くことは、尊敬している人に恥をかかせることになりかねませんから。

私は江川紹子さんにもメールで忠告しました。彼女が批判されたり恥をかいたりすることがないことを願ってです。三浦ヒロシさんもそうです。他にも忠告をした方がいます。

ところが、ピーマン氏はどうでしょうか? 私があとで恥をかくだろうから忠告コメントを残してほしい、それが自分にとっては嬉しいといっているのです。私にはこの神経が理解できません。

また、すでに削除してしまっていますが、私が高石氏の批判を書いたら複数の嫌がらせコメントが書き込まれたのです。削除が必要な内容のコメントでした。これは誰によるものでしょうか? 少なくとも文芸社によるものではないでしょう。

私もさまざまな欠点のある人間だと思っています。自分で気づかない短所もあるでしょう。そんなところは指摘していただけたらと思います。また私自身、共同出版問題では何度も騙されています。文芸社、尾崎氏、高石氏、柴田氏・・・。

騙されたり判断を誤ってしまうというのは思慮が足りないともいえますし、恥ずかしいことでもあります。でも、だからといって沈黙したり自分を正当化すべきではないと思っています。騙されたことや誤ったことを認め、それをもとにどうすべきかを考え行動することこそ大切なのではないでしょうか? それがなければ、社会のおかしなことを変えることはできないと思っています。それは共同出版問題に限らず、どんなことにもいえるのです。そして、自分ではできる限りそれを心がけているつもりです。
Posted by 松田まゆみ at 2008年11月30日 06:33
松田様


「今回の情報コメントを残しておいてくださるのは、非常に嬉しいです。なぜって、松田さんの判断が間違っていて、私の方が正しいからです。ぜひ、残しておいて下さいよ。いつか、松田さんが恥をかく時がくるかもしれませんから。」

私は論戦が嫌いな人間ですが一言。

世の中の遊びは相手にいじわるする要素が含まれているものが多いです。
スポーツでは相手を困らせることが当然です。
碁でも将棋でもトランプでもそうです。

世の中の遊びには、すべてそういう要素が含まれています。

すべて仲良く、楽しく、というのもあるでしょうが。

碁で相手が困らせる手を打ったからといって、相手を意地の悪い人間だと本気で思ったら、ちょっと滑稽です。

ピーマン氏は松田さんに理由をちゃんと書いて、さんざん忠告しても、松田さんは否定してバカにする一点張りだったではないですか。ピーマン頭と名づけたのも松田さんです。

ピーマン頭氏は、もうこの人には何を言っても無駄だとあきらめたのではないでしょうか。

実際、彼は、「もう松田さんの目を覚ますのは無理だとあきらめています」と最後の発言で言っています。

彼の、
「今回の情報コメントを残しておいてくださるのは、非常に嬉しいです。なぜって、松田さんの判断が間違っていて、私の方が正しいからです。ぜひ、残しておいて下さいよ。いつか、松田さんが恥をかく時がくるかもしれませんから。」
の発言もそういう遊びの発言ではないでしょうか。

少なくとも私には、その発言に悪意を感じられません。
Posted by α at 2008年11月30日 23:04
「オレオレ詐欺で騙された弁護士さんもいるくらいですから、誰もが騙されてしまう世の中といえます。」
(上の松田さんの発言)

弁護士は、いざ裁判となれば法律には強いです。法律の専門家だから当然です。

しかし、オレオレ詐欺のような、不意打ちに対して、それを即座に見抜く判断力は特に優れているわけではないと思います。不意打ちに対しては、弁護士も一般の人も条件は同じだと思います。

また、私は騙された弁護士を知りませんが、極めてまれなケースだったからニュースになったのでしょう。

議論といっても言葉はいつも詭弁になってしまう可能性をもっています。

だから私は論戦が嫌いなんです。
Posted by α at 2008年12月01日 00:07
「私は江川紹子さんにもメールで忠告しました。彼女が批判されたり恥をかいたりすることがないことを願ってです。三浦ヒロシさんもそうです。他にも忠告をした方がいます。」

(上の松田さんの発言)

もし私が松田さんの立場だったら自分も判断ミスをすることがあるんだと素直に受け止めます。

松田さんはピーマン頭氏にメールをすることを勧めていますが、はたしてあの時、メールしたら、松田さんはどうしたでしょう。私には、メールまで送ってくるしつこいストーカーと非難したと思います。

ピーマン頭氏にも非があると私に認めさせたいなら私はいくらでも認めます。

私はまた松田さんが怖ろしくなりました。

私はしばらくここのブログは閲覧しないようにします。

コメントやメールで私のHNのαがあったら、それは偽者です。
Posted by α at 2008年12月01日 03:29
α様

しばらく閲覧しないとのことですので、このコメントはご覧いただけないかもしれませんね。αさんが見ないといった途端に、柴田氏がコメントしてきましたけど(笑)。

αさんとはピーマン氏に対する受け止め方が違うので、これ以上αさんと議論しても仕方ないのでやめます。ただ、ピーマン氏に対しての柴田氏の推測は正しいだろうと思っています。また、ピーマン氏を疑った理由は他にもあるのですが、それは公の場では書けません。

ただし、以下のことだけは言わせてください。ピーマン氏が本当に私と柴田氏のコメントのやり取りを第三者として見ていて親切心だけで注意を促したのであれば、以下のような書き方をするでしょうか? 私なら絶対にしません。尊敬していて信頼している人が恥をかく場面を見て喜ぶという失礼な書き方は考えられません。

「今回の情報コメントを残しておいてくださるのは、非常に嬉しいです。なぜって、松田さんの判断が間違っていて、私の方が正しいからです。ぜひ、残しておいて下さいよ。いつか、松田さんが恥をかく時がくるかもしれませんから。」

αさんはお気づきかになっていないかもしれませんが、私は自分の判断が誤っていたかもしれないことは認め、誤っていたのであれば謝罪しますとして「追記」として記事に追加しています。しかし、疑いが消えない以上、あのようなマナー違反をして閲覧者を裏切るようなことをした方に対し、全面撤回して謝罪する必要まではないと思っています。
Posted by 松田まゆみ at 2008年12月01日 09:20
α様

以下についてお答えしていませんでした。

「松田さんはピーマン頭氏にメールをすることを勧めていますが、はたしてあの時、メールしたら、松田さんはどうしたでしょう。私には、メールまで送ってくるしつこいストーカーと非難したと思います。」

ピーマン氏があのようなマナー違反をしておらず、直接メールを下さったのであれば、ピーマン氏を信じもう少し冷静になれたのではないかと思います。マナー違反をした後では、確かに信じなかったかもしれませんね。

HNの使い分けやIPアドレスの使い分けというマナー違反は、信頼を損ねることにしかならないのです。信頼している相手には決してやってはいけないことだと思います。

少なくともあの時点で柴田氏について見抜けた人がどれだけいるでしょうか? 単に「著作権法に詳しい人物」であり、共同出版については第三者の立場という視点で捉えていたなら、柴田氏の論調はそれほど不可解ではありませんでした。

柴田氏が文芸社の関係者であることも状況証拠による疑惑ですし、ピーマン氏のことも状況証拠による疑惑です。私にとっては、どちらも同じ疑惑なのです。
Posted by 松田まゆみ at 2008年12月01日 13:39
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