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鬼蜘蛛おばさんの疑問箱 › 原子力発電 › 説明責任を放棄して恫喝する木下黄太氏

2013年07月23日

説明責任を放棄して恫喝する木下黄太氏

 昨日の「木下黄太氏への公開書簡」という記事に書いたが、木下黄太氏へ講演会の会計問題のことでメールを送信したところ、以下の返信があった。

松田様

そもそも、カルディコット講演は主催団体も違います。僕が主催していません。
関連団体では常識の話です。

基本的なことも確認せずに、中傷を続けるなら、告訴しますので、覚悟されて下さい。

木下黄太


 そこでカルディコット氏の講演会について調べてみると、「みんなのカルテ」主催であるが「放射能防御プロジェクト」や開催地域の団体などが共催となっているようだ。

【放射能問題を無視する医者とメディアにどう対抗するか/ヘレン・カルディコット医師講演会/官邸前行動で「白衣デモ」を(MDS)

 したがって、関連する過去記事に説明を加えた。ただし、カルディコット講演会の告知、宣伝は主催団体である「みんなのカルテ」だけではなく木下氏のブログでも行っており、講演会開催には木下氏が深く関与していることが示唆される。

ヘレン・カルディコット博士一般向け東京講演は、申し込み開始後18分で定員になりました。 (木下黄太のブログ)

 私が木下氏に説明を求めたのは講演会の収益の私的流用に関してであるが、これについて木下氏は一切回答をしておらず、説明を放棄した。私の記事が名誉毀損とならないためにも本人に事実確認を求めたのに、会計に係る事実については何も説明せず「基本的なことも確認せずに、中傷を続けるなら、告訴しますので、覚悟されてください」と言うのだから呆れるほかない。

 どうやら木下氏は「批判」と「中傷」の区別がつかないらしい。批判とは「物事に検討を加えて、判定・評価すること」である。また中傷とは、「根拠のないことを言いふらし、他人の名誉を傷つけること」である。

 私はインターネット上で公開されている内部告発記事を基に、具体的に理由を示して(検討を加えて)自分の意見を表明(判定・評価)しているのであり、中傷ではなく批判をしているのである。もし、私が基にした告発サイトの記事が事実と異なり名誉毀損だというのであれば、木下氏は私に対して「告訴する」という前に、このサイトの管理人に修正や削除を求めたり、民事訴訟や告訴などの法的手段に訴えるのが筋だろう。また、自分のブログに反論を掲載すべきだと思うが、そのようなことはやっていない。

 自分自身に投げかけられた問題について説明もせず、批判記事に対して「告訴しますので、覚悟されてください」というのは脅しに他ならない。いったいどの部分が名誉毀損なのだろう? このような脅しに私が怯えるとでも思っているのだろうか。馬鹿馬鹿しい限りだ。告訴したければ、どうそご勝手に。

 彼は批判されて都合が悪くなると、すぐに名誉毀損、法的手段に訴えるといって脅すようだ。

木下カルト的恫喝!「名誉毀損、法的手段に訴えます」 (「木下黄太のネットカルト」を考えます)

 木下氏が講演会の会計に関し何も答えないということは、私的流用が事実である可能性が極めて高いといえるのではなかろうか。講演会で利益が出ていないのならそう説明すればよいし、利益を会の資金としているならそう説明できるはずだ。図星を突いた指摘だったのだと思う。講演会の利益を木下氏が生活費に流用しており、それが何ら問題がないと思っているなら正々堂々とそう主張すればいいのに、それができないということはやましさを感じているからではなかろうか。

 質問に答えずに告訴するという木下氏のメールで、私は木下氏の本性を見た気がした。彼の主張する関東地方の放射能汚染や健康被害について私は大きな異論はないし、バンダジェフスキー氏やカルディコット氏の講演会開催に尽力し実現したこと自体は大きな意味があると思っている。しかし、疑惑に関して事実説明もできずに恫喝する木下氏は、信頼に足る人物だとは思えない。

 私は木下氏が本当に不特定多数の人の命のためだけに活動をしているとは思えなくなった。原発が爆発して避難した当時は、たしかに被ばくを懸念して多くの人の命のために行動していたのかもしれない。しかし、今はそれ以上に、自分が避難したことの正当性を裏付けるために活動しているように思えてならない。

 首都圏が汚染されていれば、あるいは首都圏で健康被害が生じれば、自分が西日本に避難したことの正当性を証明できる。だから福島からの避難以上に首都圏からの避難を主張するのではないか。また講演会活動で生活費が得られれば、職を失っても自分の正当性を証明する活動が続けられる。日本テレビに対しても、避難を認めてもらえず職を失った(退職しているかは確認できていないが)不当性を主張できるかもしれない。そのために新たな職を探さないのなら、彼の行動も納得がいく(ここまで想像を逞しくすると妄想と言われるかもしれないが・・・)。この私の想像が当たっているのなら、彼の活動は他者のためというより自分のためである。

 温厚な日本人はとかく同じ目的で活動している同志を批判することを好まないし、内部紛争が表に出ることを嫌う。しかし、私はたとえ同じ脱原発の立場から行動している人であっても、多くの支持者を持つ者の不可解な言動に関しては黙認すべきではないと考えている。仲間とトラブルばかり起こして告発されるような独善的人物は市民団体のリーダーの資質があるとは思えないし、いつまでも信頼を保てるとは思えない(私の今までの市民活動の経験からそう言える)。しかも、講演会のチケット販売に関しては不実告知(虚偽説明)の疑いすら持たれる。このようなことを続けていたなら、脱原発運動の信頼を低下させることにもなるだろう。残念なことである。

 最後に木下氏に一言アドバイスをしておこう。木下氏が放射能防御の活動で生活費を得ているのなら、市民団体を笠に着て活動をするのではなく、自分自身で事務所でもつくって個人で活動するべきだ。自分の利益のためにボランティアの市民を巻き込む手法は、良識ある人間のやることとは思えない。

【関連記事】
マスコミが伝えない奇形の事実(追記あり)
木下黄太氏の見識を問う
木下黄太氏への公開書簡
2013年バンダジェフスキー講演会の収支も闇の中
木下黄太氏への反論
バンダジェフスキー講演会主催団体には納税義務がある(追記あり)
講演会ビジネスとY氏のメール
実感した木下黄太氏の「ネットカルト」  


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この記事へのコメント
洗濯機の修理にうつつをぬかしているうちに、またまた重要問題がフジョウしたようですね。

まさか、“反原発長者”という新手の人種が登場する気配ではないと思いますが、もしああだこうた氏が痛くもない腹を探られて気分を害したとするなら、いったんこらえて、実際のところを世間に示して胸を張ったらよかんべえに!
裁判所でなんたらかんたら身の潔白を証明・疎明するより、手近な媒体で簡潔に回答すりゃ済むと思うんですけどね。

それにしても、鬼蜘蛛ブログのアクセス数に比して、コメントが皆無というのも、ああだこうた氏の大物ぶりを見せ付けているようです、。だけんど、小物が大物の装いで闊歩しているのはいつの時代も珍しいことではありませんから、皆々様におかれましてはよーく眉に唾を塗ってくだされや。

それにしても、一致団結すべき勢力がこのようなぐちゃぐちゃ騒ぎをやっててどうすんだよ!というのが伊豆の隠居のたわごとでござる。
Posted by クンちゃん at 2013年07月24日 20:18
クンちゃんさん、ご無沙汰しています。

洗濯機、素人でも直せちゃったわけですね。二万円払うことにならなくて、めでたしめでたし、ですね。

ご指摘の通りで、ご本人が「自分は潔白だ」というのなら、きっちりとブログなりなんなりで反論すればいいことだと思います。なにやら(元?)ジャーナリストだそうですので、言論には言論で対抗してほしいですよ。裁判所のお世話になるにしても、自分の正当性を説明しなくちゃならないわけですから、そんな面倒なことをするよりブログでささっと反論を書けばいいのにね。毎日のように更新しているのですから。なぜ反論しないのか、本当に不可解。

しかも名誉毀損にならないためにも、事実を説明してほしいと頼んだのに、いきなり「告訴」ですからね。どうなっているのか?と思ってしまうわけです。

なんか今日のアクセス数多いですねえ。あちらさんの関係者がフェイスブックでグループをつくっているようですので、そちらで話題にでもなっているのではないでしょうか。
Posted by 松田まゆみ松田まゆみ at 2013年07月24日 21:48
 私は、木下氏のコメント欄や、東海アマ氏のサバイバル掲示板で投稿して
いた ひで と言います。その出身は、「ぬまゆコメント欄 の ひで」です。

 私(ひで)は、木下氏横浜公演で「ぬまゆ の ひで」と名乗り1mの位置で
質問した事があるが、彼の回答のニュアンスは、「木下氏が公表する情報は
放射能の安全派・危険派の情報の内、危険をアピールできる情報に限定して
いる」ことであった。
 即ち、「危険をアピールしても突っ込まれる内容」や「危険派の情報の内
「ここまでは安全」という内容」は欠落している。

 以下のブログ内容が私の琴線に触れましたのでコメント致しました。

 私は木下氏が本当に不特定多数の人の命のためだけに活動をしているとは
思えなくなった。
 原発が爆発して避難した当時は、たしかに被ばくを懸念して多くの人の命
のために行動していたのかもしれない。しかし、今はそれ以上に、自分が避難
したことの正当性を裏付けるために活動しているように思えてならない。

 木下氏は「自分が避難したことの正当性を裏付けるために活動している」。
彼というよりも、避難した人は自分の正当性を裏付けたいと常に思っている。

 人は、自分の行動の評価に押し潰されてしまいます。会計の件はシツコク
願いますが、避難した人の自分の正当性主張は認めて頂けませんか?
Posted by ひで at 2013年07月25日 14:40
ひでさん、コメントありがとうございました。

そうですね。不安にかられて避難した人たちは、常に自分の正当性を裏付けたいと思っているでしょうね。とくにご家族と離れ離れになったり、けんか別れしてでも避難したり、避難先で苦労されている人たちはそうだと思います。ですので、そういう気持や主張はもちろんわかります。

ただ、たとえば東京で2、3年後に、あるいは10年後に健康被害がどれほど広がっているのか、今は誰にも分かりません。東京に留まっていたら病気になり、避難したから病気にならなくて済んだということもあるでしょうし、東京に留まっていても病気にならないということもあり得るのです。でも、両方は体験できないのですから、避難が良かったのか、悪かったのかは分からないのです。避難はあくまでも予防原則に基づいてするしかありません。

今のような状況では、避難した人たちが予防原則の意味をよく理解し、自分自身で「これでよかったのだ」「最善の選択をした」と自信を持ち、あまり避難の正当性に捉われないよう過ごせるのが理想的なのかもしれません。汚染地に留まるより汚染されていないところに住むほうが安全なことは確かなのですから。仮に、将来東京でそれほど健康被害が出なかったからとしても、避難の判断が間違っていたということではないのです。

また、事実は事実としてみなければなりません。ですので、汚染の情報にしても健康被害の情報にしても偏りなく知らせなければならないと思います。ところが、正当性を裏付けたいと意識すればするほど、危険側にバイアスがかかってしまいがちです。ご指摘のように、木下氏の情報の流し方にはそのような危険性があると思います。ですので鵜呑みにしない、他の情報もチェックする、などが必要だと思います。
Posted by 松田まゆみ松田まゆみ at 2013年07月25日 16:13
松田まゆみ 様 お返事を読みました。 ひで です。

> たとえば東京で2、3年後に、あるいは10年後に健康被害がどれほど広がって
> いるのか、今は誰にも分かりません。

  私は現在も、東京都西側に住んでいます。事故から5年後にどうなっているか? は、
  今現在の「友人や取引先等の健康状態」を観察すれば、大体5年後は見当が付きます。

  ただ、健康被害は確率的なので、自分に健康被害が起こるかは誰にも分かりません。
  いや、正確では無かったですね。では、正確に書きます。

  東京23区に住んでいる殆どの人には、既に健康被害が大なり小なり起こっています。
  その健康被害が「致命的か、我慢できるか、知覚できるか、ホルミナシス効果になるか」
  は別として。
  即ち、影響は必ずありますが、人体は生体修復機能を持っています。その機能の発揮には、
  食生活が一番大切ですが、お金と労力が余計に必要ですし、諦念(あきらめ)も肝要です。



> あくまでも予防原則に基づいてするしかありません。
> 将来東京でそれほど健康被害が出なかったからとしても、避難の判断が間違っていたという
> ことではないのです。

  木下氏のコメント欄を見ると、「家族内で健康被害らしき兆候が出たから避難した」方が
  多いことに気が付きます。
  ただし、「健康被害らしき兆候」の多くは、暫く経てば、生体修復機能で乗り越えられます。
  即ち、転地療法で直ったか? 生体修復機能で直ったか? 分からないのが現状です。



> 木下氏の情報の流し方にはそのような危険性があると思います。ですので鵜呑みにしない、
> 他の情報もチェックする、などが必要だと思います。

  私は、木下氏の情報は、「全てを捨てて避難した人」の心の安定の為に必須と思います。
  実は、チェルノブイリでも、避難者が、避難を後悔する(なぜ故郷を捨ててしまったのか)
  事例が多くありましたので、避難しても心のケアが必須です。
Posted by ひで at 2013年07月25日 17:53
ひでさん

「全てを捨てて避難した人」の心のケアは必須だというご意見はその通りだと思います。ですから、そのような方たちが集まり意見交換したりする場は心の支えにもなるでしょうし意味があるでしょう。

ただ、バイアスがかかった木下氏の情報にすがることが本当に最適かどうかは、私は疑問が残ります。参考にするのは構わないと思いますが、バイアスがかかっているということを常に意識している必要があると思います。
Posted by 松田まゆみ松田まゆみ at 2013年07月25日 21:52
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